ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

ソウルの写真

2010-06-04 20:10:36 | 旅行
今日は会議が早く終わったので山の上にあるソウルのテレビ塔まで歩いてきた。写真をいくつかUpしよう
この写真は会場の新羅ホテルである。迎賓館の文字が見えるがこの迎賓館が会議場だった。後ろの高い建物が新羅ホテル


ソウルのテレビ塔。途中舗装された山道を歩いたのだが舗装道路でありながら路面が柔らかい。足に負担がこないように特別なつくりをしているのだろう。「やるな」という感じである。


テレビ塔のすぐそばまで来ると近すぎてうまく写真が撮れない。この写真は城壁で行っていた民族衣装を着た人のアトラクション。これまで歩いてきた道は市民の健康のため、という感じだったが、ここまで来ると観光地と言う感じ。


テレビ塔からロープウェイのほうに歩いて降りてきた。そこで見つけたのがこの写真のソウル・アニメーションセンター。日本のアニメの殿堂は事業仕分けで作らないことになったが韓国は作っていてアニメに力を入れている模様。韓流ドラマに続いてアニメも狙っているか


山のふもとにある南山谷庭園。歴史的建物で小学生の遠足や家族連れが弁当持参で来ている。弁当は海苔巻だった。


菅直人首相の誕生

2010-06-04 18:39:53 | 社会
予想通りであるが、あっという間に菅直人首相が誕生した。この辺の素早さはさすが小沢一郎だと思わせる。

首相の記者会見を聞いていると、やはりこの人も鳩山総理と同様、日本国民のためよりも民主党のために仕事をする人だということを感じた。その意識が言葉の端端からにじみ出ていたと思う。多分これが民主党の体質なのだろう。これから大臣などの人選がどうなるかを見ないといけないが、それほど驚きはないと予測している。

菅総理と鳩山総理は性格はずいぶん違うが政策の立て方などは似ていると私は感じている。似ている点は特に思い入れがなく、柔軟である点、色々な人の意見を聞いて良さそうなものをピックアップして肉付けをしてストーリーを作るてんである。どういう意見やストーリーが国民に受けるかをいつも気にしていてそれをうまく掬いあげる感じである。

野党のときにはそれでもっともらしい話ができてよいのだが総理大臣になると実行責任が出てくる。決断する時に実行まで深く考えていない(その訓練ができていない)のでいざ実行しようとすると矛盾が出てきたりして躓いてしまう。これが二人に共通した政策の作り方の特徴だと思っている。

菅総理は鳩山総理の失敗を見ているので慎重にするだろうが、それでも本質は出てしまうのではないかと思う。本来なら最初のひと月くらいは慎重すぎるくらいに慎重にして、遅いと言われるくらいで方針を打ち出すようにするとうまく回るようになると思うのだが、選挙も近いので、その余裕は与えられないだろう。よく考えると矛盾だらけの政策を選挙用に打ち出して、それを取り繕わなくてはならない、という鳩山総理と同じような状況に追い込まれるだろう。

今回は、過去の自民党政権のまずさを洗い出す、というやり方は使えないのでかなり苦難の道を歩くことになると思う。その時に実態をどうとらえて、公約の何を残し何を変えるかが菅総理にとっての正念場になるだろうと思っている。

私はあまり期待はしておらず冷めた目で見ていこうと思っている。