「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

原油安は、家計に恩恵も、マクロ経済は!?

2014-12-11 23:58:14 | マ-ケット

           
10日のNY商業取引所で、国際的な原油価格の指標となる「米国産WTI
原油」の先物価格が、前日比2.88ドル安い1バレル=60.94ドルと約
5年5カ月ぶりの安値をつけました。

最近の価格急落で国内では、ガソリンや灯油が安くなった。円安などによる
物価高で苦しい家計に、恩恵が広がりつつあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141211-00000040-asahi-brf

11日夕、東京都板橋区のガソリンスタンドでは、久しぶりに1ℓ140円台
レギュラーガソリン価格表示が点滅しました。

日本エネルギー経済研究所によると、ガソリンは21週連続で値下がり中。
今週(8日時点)のレギュラー1ℓあたりの全国平均価格は155.3円で、
1年5カ月ぶりの安値。灯油も1ℓ100.0円で、16週連続の値下がりが
続きます。

背景には、米国のシェールオイルの生産拡大などによる原油安があります。
中東などの産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)が11月に減産見送り
決めてから、一段と拍車がかかりました。石油天然ガス・金属鉱物資源機構
野神エコノミストは「ガソリンや石油製品などは、今後も値下がりが予想され
円安が進めば恩恵も薄れる」と話しています。

円安の進行以上に、原油安が進んで、家計に恩恵となります。一方、マクロで
原油代替エネルギーであるシェールガスの相対コストが上昇すると、シェール
ガスの産出のメリットが薄れるので、原油安も程よい着地点で落ち着く方が、
マクロ経済にとっては、良いことかもしれません。

さて、日経平均は、続落し155円安の17257円の大引けでした。
(出来高 概算22.9億株の商いでした。)

中国発の景気懸念に加え、原油安が嫌気されたNY株式市場が安くなった事
から日経平均は、大きく下落し節目17000円台まで値を下げるも、円高一服
押し目も入り、何とか、下ひげ陽線となった格好です。

注目のNY市場、11月米小売売上高は前月比+0.7%(予想+0.4%)を
上回り、原油安も個人消費にプラスに働き、少し安堵感から、上昇してスタート。
反発して終了しそうです。

明日の日経平均、為替の円高から円安方向119円台に向っており、調整一巡
反発する素地ができた格好です。

明日の日経平均、SQ通過のアク抜けで17500円台上での週末となるか、
注目しています。

                                    
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