今日、東京外国為替市場は、米国経済の先行きへの期待感から円売り
ドル買いが優勢となり、円相場は一時、1ドル=119円90銭台後半まで
下落し、夜間で120円台を付ける場面もありました。
この水準は、2007年7月以来、約7年4カ月ぶりの円安水準です。
今日の東京株式市場は、円安で業績改善が見込める輸出関連銘柄を
中心に買いが広がりました。
この1ヶ月半で、ドル/円は10円近く円安となりました。どこまで円安が
進むのか、そろそろ、120円程度で安定してもらえると、輸出入の面から
心地よい水準かもしれません。この円安で、輸入にたよっている食料品で
値上げのラッシュが起きています。
「過ぎたるは、猶及ばざる如し」で、そろそろこの水準で為替の安定化が
あって良い状況のようです。
さて、日経平均は、5日続伸し166円高の17887円の大引けでした。
(出来高 概算22.3億株の商いでした。)
NY市場の年初来高値継続や、為替の円安により、日経平均の追い風と
なり、一時、17900円台をつける場面もありました。もう18000円台は
来週にも達成しそうな勢いです。
日経平均の5日続伸により、ボリンジャーバンドの上昇する+1σ上を
上っており、来週にも18000円台となりそうです。
注目のNY市場、明日の雇用統計を前に、小幅安でスタート。堅調な内容
想定されるため、マイナスで終わっても下値はかたそうです。
明日の日経平均、さすがに週末とあって調整の下落も、陽線引けとなるか
注目しています。
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