「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

ヤマハ発、東京五輪までに倍返し?2輪から4輪へ参入!?

2013-11-20 23:47:57 | 企業を斬る

          
今日、ヤマハ発動機は東京モーターショーで、小型自動車[MOTIV(モティフ)]の
試作車を初公開しました。2020年までに製品化する計画です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131120-00000138-jij-bus_all

ヤマハ発動機としては、1960年代にトヨタ自動車と共同開発したスポーツ車
「2000GT」以来の四輪車となります。

モティフは2人乗りで、排気量1000ccのガソリン車と電気自動車(EV)の二つの
タイプの開発を進めています。柳社長は記者団に「ヤマハらしい車作りを目指す
研究開発車両だ」と説明しています。

車は、自動車レースの最高峰F1シリーズで、1988年に全16戦15勝を記録
した「マクラーレン・ホンダ」の車体を設計した南ア出身のゴードン・マーレー氏が
経営する会社と共同で開発します。

将来のEV車へのシフトを見据えて、2輪メイン→4輪参入と、倍返し(?)の
戦略で、自動車開発のバックグラウンドがあるだけに、将来のホンダを目指す
会社の戦略としたら、侮れませんね。ヤマハ発に注目しましょうか。

さて、日経平均は、続落し50円安の15076円の大引けとなりました。
(出来高 概算21.7億株の商いでした。)

NY市場が底堅い中、マイナス引けとなり、為替の円高高止まりと合わせ、弱い
展開となりました。

日経平均の3日続落も、15050円前後で押し目買いも入り、5日線が支持線
として機能している格好で、もみ合い上放れの前兆かもしれません。

注目のNY市場、もみ合いスタートもプラス引けなるか、注目されます。

明日の日経平均、為替の支援(円安)があれば、プラス引けしてよい時期です。 



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EPA交渉 加速の合意で、EU市場へさらに浸透!?

2013-11-19 23:58:51 | ニュ-スからひと言

        
今日、安倍首相は、首相官邸で欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領、バローゾ
欧州委員長と会談しました。懸案の日・EU間の経済連携協定(EPA)交渉について、
双方の首脳は「可能な限り早期締結に向けた決意」を表明しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131119-00000116-jij-pol 

交渉加速に向け、関税を撤廃する品目リストの交換を速やかに行う事で合意しました。

日・EUは今年3月にEPA交渉の開始を決定。これ迄担当者レベルで3回の会合を
重ねてきたが、関税撤廃品目などをめぐり利害が対立し、協議は進展していない。
次回会合は来年1月下旬に予定されています。

ボトムアップで事を進めて上手く行く場合も多々あるが、内容が利害がからんで複雑
な場合、トップダウンの演繹的な方が、物事が進みます。
これを機会に、企業の生産/販売サービス活動がEU市場に浸透していけば、経済
活性化の一助になるように思います。

さて、日経平均は、小幅に続落の37円安の15126円の大引けでした。
(出来高 概算22.3億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、マチマチも底堅い中、ザラ場に為替のドル/円99円台後半と
やや円高に進み、売りが進むも、15100円台を割り込むと、押し目買いが入り、
小幅安となった格好です。

日経平均は小幅安も、ボリンジャーバンドは、拡大傾向にある+2σ水準での攻防、
5日線が支持線として、程よい調整になった感もあります。先高感は継続です。

注目のNY市場、もみ合いスタートも終了時にプラス引けとなるかポイント。

明日の日経平均、そろそろ反発していい頃ですが、はたして!?  


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売れすぎて発売中止って、本当!?

2013-11-18 23:58:53 | ニュ-スからひと言

        
今日、キッコーマンは、プラスチック容器入りしょうゆ「いつでも新鮮シリーズ」の
「塩分ひかえめ丸大豆生しょうゆ」(200ml)の販売を一時休止すると発表。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131118-00000041-jijp-bus_all.view-000

売れ行きが計画を上回り、容器の供給が追い付かなくなったため。というから驚き
です。

サプライチェーンの一部が欠けたため、完成品である「しょうゆ」の販売ができない
この状況は、3.11東日本大震災以降、ペットボトルのキャップ製造が東北沿岸の
会社操業停止で、ペットボトル製品(水、茶、コーヒー等)の販売不可と似ています。

「いつでも新鮮シリーズ」は容器の構造を工夫し、しょうゆを1滴ずつ注げるように
して、食卓で使いやすい点が人気を集めているらしい。

キッコーマンは2013年度、シリーズ9品合計で前年度比の約6割増の35億円の
売り上げを計画していました。4月から10月までの販売状況は、前年同期の2倍に
達している様です。

ただ、今回の「しょうゆ」は、製品の生産計画の不備によるものは、明らかで、
ニュース性を狙った販売促進策とすれば、キッコーマンは、したたかです。

さて、日経平均は、小幅下落1円安の15164円の大引けとなりました。
(出来高 概算28.4億株の商いでした。)

NY市場が週末高値更新で、東京市場の追い風も、ザラ場に円高シフトや急騰後の
利益確定も入り、小幅下げた格好でした。

日経平均は、ボリンジャーバンド+2σを上回っての推移で、過熱警戒感の売りが
入りやすい状況。それでも、底堅く推移し先高感ある状況です。

注目のNY市場、底堅い状況で、ダウは16000ドル台で引けるかポイント。

明日の日経平均、底堅いもみ合いを想定しています。


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11月第4週 相場展望と予定

2013-11-17 23:02:27 | 相場展望

           
グラチャン女子バレー、ブラジルには 少し力不足でしたが、12年ぶりの銅メダルで
さらに攻撃的なバレーに磨きをかければ、もっと上位に行けそうです。

また、昨晩のサッカー親善試合。対オランダ戦で、前半終了間際の1点取った後、
試合の流れが変わりました。日本の動きが良くなり、後半はエキサイティングな
プレーでした。昨日の選手起用で、次のベルギー戦でも結果を残せば、来年のW杯
1次リーグ突破に
期待も出てきそうです。

さて、11/11~週の日経平均は、飛龍のごとく想定外の大幅上昇になり、節目で
ある
15000円台を回復した、記念すべきアベノミクス1年となりました。

先週末8日の米雇用統計が、予想外の改善を見せただけでなく、この強い内容で
FRBの金融緩和の縮小時期を早めるかと思いきや、次期FRB議長のイエレン氏
公聴会で量的緩和の継続(今年は実施せず)示唆しハト派的発言で、金融市場の
ソフトランディングを示した格好で、ワールドワイドで株高となりました。

日経平均は、週の中盤以降も為替の円高是正を背景に、ドル/円で100円台へ
ユーロ/円で134円台となり、東京市場の追い風となりました。

結局、日経平均は、1週間で1079円上昇(↑7.7%)15165円でした。

週末のNY市場も、ダウで16000ドル台にせまる高値更新となっており、明日
からの東京市場リバウンド相場継続を示唆しています。

11月第4週(11/18~11/22)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

珍しく先物主導で、「飛龍」のごとくアクセルを踏んだ株式市場。昨日のブログで
触れた通り、5月高値とファンダメンタルズを比較しても、上値余地を残しています。

11/15時点の日経平均は、PER15.8倍程度で、11/14時点の東証1部の
EPSが942円程度で、PER17倍でも16000円程度になります。

一部エコノミストから、NT倍率の上げ幅を指摘する向きもありますが、空売り規制
解除からの上昇で、今後 買戻しに動く大口もありそうです。

国内は、11/21に 金融政策決定会合の結果で、黒田総裁が追加施策を取る
サプライズがあれば、さらに円安にシフトし、株式市場の追い風になる芽を残す
格好となっています。

注目点で海外は、11/19FRBバーナンキ議長の講演、11/20にFOMC議事録
11/21~22に EU/中国首脳会議が予定されています。

その他、米経済指標の発表もあり、着実な改善を示す結果発表となれば、アベノミクス
第2幕の開演となり、年末相場へのはずみとなりましょう。

日経平均、11月第4週(11/18~22)レンジは、14900円~15600円程度を
想定しています。

1.11月第4週(11/18~11/22)主なイベントと予定
 11/18
 日本 10月首都圏新規マンション販売
 日本 日中経済協会、北京や地方都市を巡る訪中団派遣(~11/24)
  米  11月NAHB住宅指数
  米    NY連銀総裁 講演
  米   フィラデルフィア連銀総裁 講演
  米   ミネアポリス連銀総裁 講演
 11/19
 日本 NKSJ HD、MS&AD、東京海上 各決算
 日本 TPP主席交渉官会合(~11/24、ソルトレークシテイ) 
  米   バーナンキFRB議長 講演
  米   9月北米半導体製造装置BBレシオ
  米   シカゴ連銀総裁 講演
  米   ホーム・デポ、メドトロニック、ベストバイ 各決算
  独   11月ZEW景況感指数
 日E  日・EU定期首脳協議
 11/20
 日本 日銀金融政策決定会合(~11/21)
 日本 10月貿易収支
 日本 10月日本製半導体製造装置BBレシオ
 日本 10月コンビ二エンスストア売上高
 日本 10月訪日外国人数
 日本 有識者会議、GPIF運用見直しの最終報告
  米   FOMC議事録
  米   10月消費者物価
  米   10月小売売上高
  米   10月中古住宅販売件数
  米   NY連銀総裁 講演
  米   セントルイス連銀総裁 講演
  米   ロウズ・カンパニーズ、JCペニー 各決算
  英   中銀議事録
 11/21
 日本 日銀金融政策決定会合
 日本 黒田日銀総裁、記者会見
 日本 全国スーパーマーケット売上高
 日本 IRジャパン、1対5株式分割権利付最終日
 日本 ボジョレーヌーボー解禁
  米   10月生産者物価
  米   新規失業保険申請件数(~11/15までの週)
  米   11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数
  米   セントルイス連銀総裁 講演
  米   リッチモンド連銀総裁 講演
  米   国債入札 10年物物価連動債(TIPS)130億ドル
  米   ターゲット、シアーズ 各決算
 中国 11月HSBC製造業PMI
 中E  中・EU首脳会議
  西   スペイン国債入札
 EU  ドラギECB総裁、講演
 11/22
 日本 日銀月報
 日本 じげん新規上場
 日本 コムチュア東証2部→1部へ
 日本 第43回東京モーターショー(~12/1、東京ビックサイト)
  日本  品川駅大規模改修で、JR駅運休(~11/24早朝)  
  米   カンザスシティー連銀総裁 講演
  米   ギャップ 決算
  米   マイクロソフト、北米など13カ国で「Xbox One発売」
  独   11月Ifo景況感指数
 11/23
 日本 勤労感謝の日

2.NY市場、為替/債券 各結果(11/15)
 今日のNY市場はドル売りが優勢となった。この日発表になったNY連銀指数や
 鉱工業生産が予想外に弱い内容となったことで、ドル売りが優勢となっている。

 前日の公聴会で次期FRB議長に指名されてるイエレンFRB副議長は景気への
  配慮を滲ませ、緩和姿勢の継続を強調していたが、きょうの指標はその姿勢を
  裏づける内容となった。

 ユーロドルは買戻しが強まり、一時1.35台に乗せる場面も見られた。ただし、
 維持できずに伸び悩んでいる。
 1.3500は心理的節目であることはもちろんだが、10/25~11/7の下降波の
  フィボナッチ38.2%戻しの水準である。今週に入ってユーロドルはリバウンドの
  動きが出ているが、リバウンドの第1関門である38.2%戻しの水準を突破できるか
  注目。 ただ、いまのところは抵抗も強いようだ。

 一方、円安の動きは続いており、ドル円、クロス円は堅調な動きを継続している。
 弱い米指標からドル円は伸び悩んだものの、100円台はしっかり維持。実需売りや
 短期筋の利益確定売りも出そうな水準であるが、海外のファンド勢中心に買いが
 断続的に入っているようだ。目先は9月高値の100.60付近が上値メドとして意識
 されるが、この水準を完全に突破し101円台を固められる様であれば、年初来高値
 103.50水準の回復も視野に入りそうだ。

 ポンド円が3日大幅に続伸しており161円台まで上昇している。一時161.65付近迄
 上昇し2009年8月以来の高値水準を更新。円安の動きは勿論のこと、ポンド自体の
 強い動きもあり、ポンド円には二重の追い風が吹いている状況。
 足元は過熱感も否めない状況ではあるが、上値へのモメンタムは高まっている。

 今日はウィール英中銀委員の発言がNY時間に伝わってたが、英成長のスピードは
 英中銀の予想以上に早い可能性を指摘していた。英中銀も今週発表したインフレ
 報告で利上げ開始のメドとしている失業率7%の達成時期を、これまでの2016年
 第4四半期から2014年第4四半期に2年間前倒ししている。もともと見通し自体が
 ハト派過ぎとの意見も多いが、実際に英中銀が前倒ししたことはポンドにとって
 大きな追い風となっているようだ。

 市場は2015年第1四半期に利上げ開始との見方で推移しているようだが、あくまで
 状況次第であり、インフレ等の経済指標によっては、メドとしている失業率7%を
 6.5%に修正して低金利姿勢を維持する可能性のほうが有力との見方も出ている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=202244
 米国債利回り
   2年債          0.290(+0.000)
   10年債        2.704(+0.014)
   30年債        3.794(+0.007)
   期待インフレ率   2.195(+0.005)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは小幅に上昇。この日発表の米指標は弱い内容が、
 相次いだものの、景気の先行き期待も根強く、株価も高値を更新する中、利回りは
 プラス圏を維持している。

 2-10年債の利回り格差は241(前日+240)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=202248
3.NY株式市場 結果(11/15)

 NY株式15日
   ダウ平均           15961.70 (+85.48 +0.54%)
   S&P500            1798.18 ( +7.56 +0.42%)
   ナスダック            3985.97  (+13.23 +0.33%)
   CME日経平均先物  15330      (大証比:+160 +1.05%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は続伸。前日のイエレン証言を受けて海外市場で
 株価が上昇しており、米株も連れ高で始まった。この日発表になったNY連銀指数や
 鉱工業生産は弱い内容となったものの、前日のイエレン証言でのハト派姿勢を裏
 づける内容ともいえ、緩和長期化期待が株価を押し上げている。

 ダウ平均はじり高の展開となり、きょうも高値を更新している。

 ダウ採用銘柄ではエクソンモービルやホームデポ、アメックスガ上昇。エクソン
 モービルはバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが持ち株を増やしている
 ことが明らかとなった。時価評価で37億ドル超、株数は4010万株に及ぶ。
 バークシャーとしては2011年のIBM以来の保有の大きさとなっている。反面、
 マクドナルド、マイクロソフトが軟調。

 電子計測機器のアジレントが商いを伴って大幅高。決算が予想を上回った他、9月に
 示した会社分割の計画を来年までに実施すると発表したことが好感されている。

 インターネット・ラジオのパンドラメディアが大幅高。アナリストによ目標株価の
 大幅上方修正が好感されている。

 ナスダックも上昇。アップルやグーグルは軟調だったものの、その他の主力株が
 指数を支えた。

 建設用タイル販売のタイルショップが急反発。前日は不正会計疑惑が高まり急落
 していたが、きょうはその懸念が一服している。アナリストから押し目買いの推奨
 も出ていた。             http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=202245

 4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(11/15)
 NY原油先物12月限(WTI)
   1バレル=93.84(+0.08 +0.09%)

 今日のNY原油先物相場は小反発。前日のイエレン証言やリビアへの懸念で買い
 優勢で始まったものの、イラン核協議への進展期待もあり上値は抑えられている。

 12月限は一時94.50付近まで上昇したものの、93ドル台に伸び悩んでいる。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=202240
 NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1287.40(+1.10 +0.09%)

 今日のNY金先物相場は小幅に続伸。前日のイエレン証言から緩和継続観測が強
 まっており、金は下げが一服する動きが続いている。

 12月限は1290ドルまで上昇。ただ、1300ドルを試す雰囲気は出ていない。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=202242



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日本企業 稼ぐ力急回復!5月高値と比較!?

2013-11-16 22:05:37 | 役立つ投資情報

         
アベノミクス相場がスタートして11/15で、まる1年が経過しました。

5/23に急落し7月以降、日経平均の13000円~14000円台後半で
膠着してた相場は、今週末に節目の15000円台を突破し、新局面突入。

証券会社や株式情報紙など、「景気/企業収益の拡大」「好需給」「もちあい
放れの好チャート」という株式版の“3本の矢”がそろい、はやしています。

そこで土曜の夜は、5月高値の頃と現状を比較する概要分析を日経電子版から
拾ってみます。
 
-------------------------------------
国際的にみた日本企業の収益力が急回復している。2013年7~9月期決算を海外
ライバル企業と比較すると、鉄鋼では新日鉄住金が韓国ポスコを利益で逆転。

11/15に日経平均株価が約半年ぶりに15000円台を回復。復活する日本企業に
対して市場の評価が高まり、株高を支えています。

製造業の復活を象徴するのは新日鉄住金だ。昨年10月の経営統合、規模の面で
韓国ポスコと並んだだけではない。それ以上に利益率を高め、営業利益は前年同期
2.7倍(合併前の旧2社の単純合計比)、832億円に急増しました。ポスコの1.5倍
近くで、製鉄業界では世界トップとなっています。

国内需要の回復と懸命の合理化努力が、収益力の復活を支えます。自動車向けは
値上げも実現しました。合併で合理化余地が生まれ、造船向けの厚板は韓国向けを
旧住友金属工業の鹿島に、西日本向けを旧新日本製鉄の大分の製鉄所に集約。

一方でポスコは苦戦。需要不振と同国内の販売競争で営業利益は4割減った。日本
勢の優位を時価総額も映している。


トヨタはより強くなり、独フォルクスワーゲン(VW)との差を広げています。

快走を続けるのが自動車だ。トヨタは7~9月期の営業利益が74%増の5920億円
と断トツの利益を上げ、米欧のライバル勢を寄せ付けていません。

部品の共通化をはじめ、お家芸の原価改善が増益要因です。そこに円安の追い風が
吹いて一気に利益が出ています。売上高はVWと同規模だが、利益率で大きく勝る。

世界に広く展開。商品力が高く、北米では「値上げも検討できる状況」(同社幹部)
といい、大幅な値引きに頼る必要がないのも強さです。


通信では、米スプリントを買収したソフトバンクが、米AT&Tの5割規模となり、挑戦
する舞台に上る。「今後2年間で1兆6000億円を投資してAT&Tに追いつく」と、孫
社長の鼻息も荒い。


粘り腰を見せたのが建機のコマツだ。営業利益が半減した米キャタピラーに対し、
2%増の565億円を確保した。在庫を絞った身軽な経営を重視、鉱山機械の需要
急減の影響を抑えた格好です。


全産業でも3月決算会社の総計で、今期の純利益は6割増を見込んでいます。
「固定費を下げ、売上高が伸びれば利益が大きく出る体質になっている」(みずほ投信
投資顧問の柏原執行役員)とのコメントも。

利益が上振れして、日経平均が高値を付けた5月時点に比べ、投資指標で割高感は
みられません。

もちろん、海外勢との差が大きい業界もある。日立製作所は営業利益がGEの1/3。
コスト構造改革を進めているが、道半ばだと言った状況です。
                                     日本経済新聞13/11/16号
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGD14073_V11C13A1EA2000/
-------------------------------------

フォトでもアップしましたが、改めて5月高値と現状を比較すると下記の通り。

     13/5/22  VS  13/11/15との日経平均比較

  主な指標     5/22         11/15

  日経平均     15627円       15165円
    東証一部
  時価総額     446兆円       438兆円
  PER          17.3倍        15.8倍
  配当利回り     1.66%        1.76%
  ドル/円    102.78円      100.16円
  ユーロ/円  132.94円      134.71円
  
この1週間の上昇ピッチは、スピード違反でも、15000円台の値固め後、
もう一段の水準訂正もあります。

日経平均225種採用銘柄の予想平均EPSは11/14日現在、942円。
(前期末実績は620円)

これをPER17倍で試算すると、16014円となり、年末の目標株価になり
そうです。

それでは、また。


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外食市場は、「プチぜいたく」志向って本当!?

2013-11-15 23:43:21 | 企業を斬る

          
株価上昇をもたらしたアベノミクス相場が始まって1年が経過し、外食市場にも
大きな変動のうねりが押し寄せている、報じています。

「280円」の価格に代表される牛丼で、「低価格」に対する消費者の感応度が
下がってきているのに対し、2000円前後のステーキや相対的に価格の高い
焼肉などに人気が集まる傾向が鮮明になっている様です。

来年4月の消費増税を前に、外食各社は商品構成や価格設定をより柔軟に
変更し、消費者の「プチぜいたく」志向に対応しようとしています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131115-00000067-reut-bus_all

「松屋フーズ」では、牛丼280円という価格は大変なことだし、儲からない、と
話をしており、「吉野家」や「すき家」も状況は同じ様です。

デフレ下で成長、価格競争を繰り広げた牛丼各社。円安や原材料高騰、電気代
上昇などのコスト高に見舞われるものの、「ウリ」にしていた低価格を止める
決断にはなかなか踏み切れていません。まさに消耗戦です。 

アベノミクス効果で8000円台だった日経平均は、1.7倍の水準に上昇して、
「プチ資産効果」を享受した個人株主も多く「株式売却益が出て、牛丼を食べに
行こうということにはならない」と分析しています。

2010年3月期に過去最高の売上高・利益を記録した「王将フード」も苦戦
しています。既存店売上高は、今年6月に5カ月ぶりに前年同水準まで戻した
ものの、再び4カ月連続のマイナス推移となっており、今年に入って前年比増は
2カ月だけという状況です。

ステーキ・ハンバーグ店を展開する「ブロンコビリー」は213年12月期は2ケタ
増収増益を計画しています。「価値を重視し、高額でも許容する消費傾向が
みられ、特にハレの日には、お金を使う傾向がみられる」という。

消費者の目線が本当に切り上がったのか――。確信は持てないながら、高価格
帯メニューの投入で、品揃えに幅を持たせ、利益率も向上させようという流れは
強まっているようです。

日本フードサービス協会によると、2012年の外食産業の市場規模は、前年比
1.6%増で、大震災の影響を抜け出し、2年ぶりに増加に転じています。

冬のボーナスは2年ぶりに増加が見込まれ、環境は悪くありませんが、今回の
「食品偽装」問題が、消費者の行動にどの程度影響するか、高価格メニューに
期待を寄せる企業の懸念材料となっているようです。

ただ、間違いなく、株価の上昇は、個人の消費マインドに働きかけ、1ランク上
の食材を選ぶようになれば、客単価が増え、戦術を持ち合わせた外食産業の
営業利益増になるように思え、外食産業の知恵の出しどころかもしれません。

そんな中、一度行って、サービスやコストパフォーマンスに満足できる会社を
見つけたら、株主優待(飲食サービス券)をうけながら、投資してみるのも、
おもしろいかもしれません。

さて、日経平均は、大幅に続伸289円高の15165円の大引けとなりました。
(出来高 概算32億株の大商いでした。)

NY市場、イエレン次期FRB議長の公聴会発言(金融緩和を維持)が好感され
世界株高の連鎖反応となり、東京市場の背中を押した格好です。

日経平均の大幅続伸で、上値抵抗線を上放れ、5/24以来の15000円台を
回復。年末にかけ年初来高値更新し、16000円台が視野に入ってきました。

注目のNY市場、経済指標の10月鉱工業生産は、-0.1%(予想0.2%)
10月設備稼働率は78.1%(予想78.3%)と、弱めな着地ですが、
イエレン効果が冷めやらぬ中、もみ合いスタートです。底堅い終了となるか注目。

今週の強い動きは、来週以降の東京株式市場に期待を抱かせます。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!


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アベノミクスから1年。イエレン/麻生効果で半年ぶり高値!?

2013-11-14 23:39:59 | マ-ケット

        
今日の東京株式市場、日経平均は大幅反発しました。終値は前日比309円高の
14876円で、5/22以来の高値水準となりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131114-00000073-reut-bus_all

FRBのイエレン副議長の議会証言原稿が明らかになり、米金融緩和が長期化する
との見方から投資家がリスクオンに傾いた格好です。

7~9月期GDPの予想上振れも支援材料とみられています。後場は麻生財務相の
「為替介入という政策手段を有しておくことは大事」との発言をきっかけに円安が
進み、先物主導で上げ幅を拡大させました。

イエレン氏は、14日の上院銀行委員会の指名承認公聴会向けの証言原稿で、引き
続き、潜在的水準を下回る状況となっている経済と労働市場を下支えするため、
FRBには、まだなすべきことがあるとの見解を示しています。
市場では、想定以上にハト派の内容であり、潤沢なグローバル流動性が維持される
と受け止め、素直に買いで反応した格好です。

寄り前に、内閣府が発表した7~9月期GDPは、年率+1.9%と4四半期連続プラス
成長となり、市場予想(年率+1.7%)を上回ったことも好感されました。

「GDPデフレーターの前年比マイナス幅縮小が、株式市場にはポジティブ材料。
黒田バズーカの効果が表れている」(野村証券ストラテジスト伊藤高志氏)との声が
出ていました。

昼休み時間中の麻生財務相の発言をきっかけに円安が進み、日経平均の上げ幅は
後場一時400円に迫ったが、短期的な過熱感から売り買いが交錯。
大引けにかけては高値もみ合いとなりました。

ちょうど1年前、安倍自民党党首(当時)が、民主党の野田首相(当時)に解散を迫り、
政権交代が確実視され、アベノミクス効果の最初の1歩が実現した日。

この1年で大きく景色も変わり、1年前から日経平均は71%上昇しています。
そこへ符合するような、イエレン/麻生効果で、ドル/円で100円になり、記念
する日になった感じです。

と言うことで、日経平均は、大幅反発309円高の14876円の大引けでした。
(出来高 概算30.1億株と、商い増加しています。)

状況は、冒頭に書いたとおりで、先物主導の買戻しに、現物株が追従した格好です。

日経平均は、上値抵抗として意識された14800円所を突破し、一目均衡表では、
明確に雲を上放れる格好で、戻り高値突破により、上方シグナルの継続が意識され
年末に向け、”Go”状態。

注目のNY市場、上院でのイエレン氏の公聴会予定ですが、事前にコメント草稿が
流れており、もみ合いの相場展開になりそうです。ただ、金融緩和縮小時期 12月は
なくても1月辺りが現実味を帯びてきます。

明日の日経平均、為替がドル/円で100円台維持なら、週末でも水準訂正の大台
15000円が視野に入りそうですが、いかに!!


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新年の福袋が登場!豪華すぎるか!?

2013-11-13 23:59:36 | ニュ-スからひと言

        
今年も余す所1カ月半となる中、百貨店各社が新年の福袋を相次ぎ発表しました。
株高による景気回復ムードを背景に、バブル期さながら豪華な福袋が並びました。

三越日本橋本店では、世界遺産に登録された富士山の純金製置物を223万円で
売り出す様です。

この他、色々な百貨店で、高額な商品も準備されており、ニュースになりそうです。
株式投資などで、含み益たっぷりの富裕層など、上記の置物を購入しそうですね。

年末にかけ、日経平均がどこまで伸びるか、注目しています。

さて、日経平均は、小幅下落の21円安の14567円の大引けでした。
(出来高 概算26.7億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が、様子見モードの中、日経平均はもみ合いの中、底堅い印象。
日経平均の小幅下落も、陽線引けで、底堅い印象です。

注目のNY市場、金融緩和縮小時期の前倒しの思惑から、下落からのスタート。
終了まで、どこまで戻すか、注目。

明日の日経平均、為替がドル/円で99円台中盤なら、底堅い展開を想定してます。



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100円台 目指すドル/円、為替の円高是正は、株価支援材料!?

2013-11-12 23:56:40 | マ-ケット

         
ドル/円が再び大台を試す展開になっています。予想外に強い10月米雇用統計が、
行き過ぎたドル売りの巻き戻しをサポート。リスク選好の改善を受けた円売りも相場を
押し上げています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131112-00000103-reut-bus_all

ただ、テーパリング(緩和縮小)が開始されても、フォワード・ガイダンスが強化されれば
米金利が急上昇することはなく、100円定着に尚 時間が必要との見方が多い様です。

日経平均の上昇に呼応する形で、海外短期筋のドル買い/円売りが流入。
99.50円付近にあったオプション関連のドル売り/円買いオーダーを飲み込み
損失確定のドル買い戻し(ストップ)を巻き込んだ事で、上昇に弾みが付きました。

欧州勢参入でその流れが加速、ドル/円は午後5時半までに99.80円まで上昇、
大台にあと20銭まで迫った格好です。

今日の東京株式市場の応援材料となった格好です。99円台を値堅めし、少しずつ
円高是正をしていけば、好循環の株式市場の相場環境になりそうです。

と言うことで、日経平均は、318円高の14588円の大引けとなりました。
(出来高 概算25.7億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が底堅い中、東京市場ももみ合い小幅上昇を想定していましたが
ドル/円で99円台後半に乗せ、先物主導の買戻しを誘った格好です。
<タマには、先物主導の買戻しがあって良いかと・・・。>

日経平均の大幅上昇により、保ち合いレンジを上放れ、25日線を上回るばかりか
+1σレンジに伸びてます。これで、14700円所を超えれば15000円台も視野に
入ってきます。

注目のNY市場、もみあいのスタートで、終了まで底堅い展開になりそうです。

明日の日経平均、さすがにもみ合いを想定しています。


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経常収支、13年度上期は、過去最小を回避!?

2013-11-11 23:32:19 | 政治に物申す

          
今日、財務省が発表した国際収支状況は、2013年度上半期(4月から9月)の
経常収支が3兆0548億円の黒字となりました。過去最少の黒字幅だった前年の
2兆7588億円を上回り、最少記録の更新は回避した格好です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131111-00000011-reut-bus_all.view-000

9月分の経常収支は前年比14.3%増の5873億円の黒字となり、ロイターが
調査機関を対象に実施の事前調査(4000億円位、予測中央値)を上回りました。

9月は貿易・サービス収支が9763億円の赤字でした。サービス収支は赤字幅が
縮小したが、貿易収支が赤字幅を広げたためです。
ただ、所得収支が前年比24.6%増え、1兆6279億円の黒字となったため経常
収支は黒字幅を広げた。季節調整済みでは輸入が多かった影響で1252億円の
赤字となり、過去最大の赤字幅でした。

これにより、4月から9月の上半期の経常収支は3兆円余りと、前年の黒字幅を上
回り、過去最少の更新は回避しました。

3.11の東日本大震災以降、民主党の経済音痴政策で、衰弱しきった日本経済も
自民党政権の復権で、経常収支ワースト記録更新とならず、先行きに少し、希望が
出てきた格好です。さらに、民間企業の設備投資や業績向上、個人の消費を活発に
させる
成長路線の種を蒔く、政策に期待したいと思います。

さて、日経平均は、反発し183円高の14269円の大引けとなりました。
(出来高 概算21.9億株の商いでした。)

NY市場、米雇用統計の結果を受けた上昇や為替の円高是正により、東京市場も
追い風を受け、ギャップアップで始まるも、上値追いは限定的でした。

日経平均の反発により、5日、25日線レベルでの水準にあり、ショートの買い戻し
入れば、踏み上げもあり、先物がそろそろ買い戻すか注目されます。

注目のNY市場、ベテランズデーのため、為替/債券市場が休場の中、もみ合う
展開になりそうです。

明日の日経平均、ザラ場に為替の追い風(円安傾向)があれば、続伸可能です。 


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