「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

11月第2週 相場展望と予定

2013-11-04 23:30:26 | 相場展望

          
10/28~の日経平均は、わずかの上昇に留まりました。先週末、先物主導の
400円近い売り崩しの反動から買戻しも入り、週央には、14500円台回復する
場面がありましたが、先物主導の動きが気になる中、ガンホーショックも入り、投資
マインドを冷やした格好でした。

NY市場は、経済指標のマチマチの中、金融緩和縮小時期を巡り伸び悩んでますが
底堅い動きでした。

ただ、為替の変動について、注目に値するジャッジがありました。
FOMC声明で、パブリックシャット・ダウン(既解除)の財政面での圧迫がある中、
「景気は改善」とし、また、雇用についても「幾分改善」とした内容でした。
これを受け、12月金融緩和縮小の芽を残した格好です。

結局 日経平均は、1週間で113円下落(↓0.80%)14201円の大引けでした。

11月第2週(11/4~11/8)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

米国で、11/7雇用統計の発表を予定しており、弱い内容がコンセンサスとすれば
織り込み済みで、強い内容となれば先のFOMC声明の強気内容が支持され、QE3
縮小の前倒しから、ドル高/円安傾向の可能性もあります。

また、11/5から空売り規制が緩和されますが、年末にかけ買い需要が多いだけに
思わぬ踏み上げにあう可能性も秘めています。

11月第2週(11/5~11/8)日経平均レンジは、14000円~14700円程度を
想定しています。

1.11月第2週(11/4~11/8)主なイベントと予定
 11/3
  米  サンフランシスコ連銀総裁・パウエルFRB理事、アジア経済政策会合に出席
  米  夏時間から冬時間に移行
 中国 10月非製造業PMI
 11/4
 日本 休場(文化の日の振替)
 日本 ヤクルト、乳酸菌飲料14%値上げ(22年ぶり)
  米  9月製造業新規受注
  米  ボストン連銀総裁・パウエルFRB理事、講演
  米  CMEグループ、オフィス・デポ 各決算
  豪  9月小売売上高
 11/5
 日本 黒田日銀総裁、講演&記者会見
 日本 空売り規制緩和
 日本 アルフレッサ、日産、三井物産、出光、LIXIL 各決算
 日本 薬王堂(JQS→東証2部)
  米   10月ISM非製造業景況指数
  米   NY連銀総裁 講演
  米   SF連銀総裁 講演
  米   リッチモンド連銀総裁 講演
  米   ニュージャージー・バージニア両州の知事選挙
   米  CVSケアマーク、ディレクTV 各決算
  豪  中銀政策金利
  ポ  ポルトガル商業銀行 決算
 EU 9月ユーロ圏生産者物価
 EU ドラギECB総裁、講演
 EU 欧州委員会、経済見通し発表
  世  WTO一般理事会(~11/6、ジュネーブ)
 11/6
 日本 日銀議事録(10/3、4分)
 日本 トヨタ、サントリーBF、三菱マテ、ダイキン、京急 各決算
  米   9月景気先行指数
  米   クリーブランド連銀総裁、講演
   米   ホールフーズ・マーケット、フレディマック、タイムワーナー
      プルデンシャル、CBS、ラルフローレン、ヒューマナ
      NYSEユーロネクスト 各決算
  英  9月鉱工業生産
  英  9月製造業生産高
  蘭  INGグループ 決算
 EU 9月ユーロ圏小売売上高
 11/7 
 日本 9月景気動向指数
 日本 10月都心オフィス空室率
 日本 国際帝石、楽天、DeNA、三井不、ブリチス、日テレ 各決算
 日本 東電、スマートメーター入札
  米   第3四半期GDP速報
  米   新規失業保険申請件数(~11/1までの週)
  米   クアルコム、ファニーメイ 各決算
  豪   10月雇用統計
  英   BOE政策金利
  独   コメルツ銀行、ミュンヘン再保険 決算
  仏   ソシエテジェネラル、クレディアグリコル 決算
  西   スペイン国債入札
 EU  ECB政策金利
 EU  ドラギECB総裁 記者会見
 11/8
 日本 オプションSQ
 日本 NTT、ハウス、ヤクルト、クボタ、ネクソン、三越・伊勢丹 各決算 
  ア   アジア アニメフェスティバル(~11/10、シンガポール) 
  米  10月雇用統計
  米  9月個人所得/個人支出
  米  9月PCEデフレータ
  米  11月ミシガン大学消費者信頼感・速報
  米  バーナンキFRB議長 講演
  米  SF連銀総裁 講演
  米  アトランタ連銀総裁  講演
  米  ウォルト・ディズニー、エヌビディア 各決算
 11/9
 中国 中国共産党中央委員会第3回全体会議(~11/12)
 中国 10月消費者物価
 中国 10月生産者物価
 中国 10月小売売上高
 中国 10月鉱工業生産

2.NY市場、為替/債券 各結果(11/1)

 今日のNY市場は、この日発表になった10月ISM製造業景気指数が予想を上回った
 事でドル買いが強まっている。10月は政府機関が一部閉鎖していたが、製造業の
 景況感が落ちていなかったことでひとまず安心感が出た模様。

 今週のFOMC声明が思ったほどハト派な内容ではなかったことで、市場は12月QE
 縮小開始にまだ可能性を残しているが、今日のISM指数は、その期待をつなぐ内容
 となった。

 また、前日のユーロ圏のインフレ指標を低さを材料に、市場では来週のECB理事会
 での追加緩和策への期待が一部で高まっており、引き続きユーロが急速な売りを
 浴びせられていることもドル買いをサポートしている。

 ドル円は98.50付近に100日線が来ていたが、その水準を突破し98円台後半まで
  上昇。10月17日に上値を拒まれた99.00の水準には慎重だったが、底堅い動きを
  見せていた。

 一方、ユーロドルは売りが止まらず、一気に心理的節目の1.35を割り込み、1.34台
 後半まで値を落としている。ファンド勢などの見切売りが強まっていたようだ。

 きょうはサポートされていたが、1.3470/80の水準をブレイクするようであれば、
 一気に100日線が控える1.33台前半の水準も視野に入る。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=200986
 米国債利回り
   2年債          0.309(+0.004)
   10年債        2.619(+0.065)
   30年債        3.694(+0.055)
   期待インフレ率   2.142(-0.023)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは上昇。この日発表になった10月の米ISM指数が堅調
 内容だったこともあり、底堅い動きとなった。10月は政府機関が閉鎖してたが、企業の
 景況感が落ちていなかったことでひとまず安心感が出た模様。12月のQE縮小開始に
 まだ可能性を残す内容となっている。

 10年債は一時2.62%台まで上昇、30年債は3.70%台まで上昇している。
 2-10年債の利回り格差は231(前日+224)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=200984

3.NY株式市場 結果(11/1)

NY株式1日
   ダウ平均        15615.55(+69.80 +0.45%)
   S&P500        1761.64(  +5.10 +0.29%)
   ナスダック       3922.04 (   +2.34 +0.06%)
   CME日経平均  14335     (大証比:+145 +1.01%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は反発。この日発表になった10月の米ISM指数が堅調な
 内容だった事もあり、底堅い動きとなった。10月は政府機関が閉鎖していたが、企業の
 景況感が落ちていなかったことでひとまず安心感が出た模様。また、企業決算が好調
 だったこともサポートしている。

 ダウ平均は一時105ドル高まで上昇する場面も見られた。

 ダウ採用銘柄ではボーイングやJPモルガン、ファイザーが上昇。一方、シェブロンや
 ホームデポが軟調だった。

 ナスダックも小幅に反発。アップルやフェイスブックは軟調だったものの、他の銘柄が
 サポートした。

 太陽光パネルのファーストソーラーが大幅高。好調な決算が好感されている。カナダや
 カルフォルニアでの太陽光プラントからの需要の増大が寄与した。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=200985

4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(11/1)

NY原油先物12月限(WTI)
   1バレル=94.61(-1.77 -1.84%)

今日のNY原油先物相場は4日続落。在庫への懸念が根強く、また、この日は為替
市場でドル買いが強まったことから、原油は売りに押されている。

12月限は94.40近辺まで下落し、約4ヵ月半ぶりに95ドルを割り込んでいる。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=200977
NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1313.20(-10.50 -0.79%)

 今日のNY金先物相場は続落。為替市場でドル高が優勢となったことで、金は
 利益確定売りに押されている。

 12月限は一時1306ドルまで下落し、25日線の水準を割り込んだ。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=200976



各1クリック
応援の
協力を お願いします。☆
 



にほんブログ村

株式投資ランキング