「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

9月景気ウオッチャー調査、円高の影響で悪化!?

2011-10-11 23:48:25 | ニュ-スからひと言

           
今日、内閣府が発表した9月景気ウォッチャー調査で、足元、先行き共に
悪化しました。生産活動は回復傾向をたどっているものの、円高の影響で
経営環境が悪化し、雇用に影響している他、消費の先行き不透明感も出て
きたことが影響しました。
 
9月の景気の現状判断DIは45.3で、前月比2.0ポイント低下し、
2カ月連続の低下となりました。横ばいを示す50の水準は2カ月連続で
下回った格好。家計動向と企業動向が低下。雇用は横ばいとなりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111011-00000676-reu-bus_all

家計動向関連では、台風や残暑の影響で季節商材の動きが鈍かったこと、
地上波デジタル対応テレビの駆け込み反動減が見られたこと、一部で、
農畜産物の買い控えがあったことが影響したと分析しています。

企業動向では、急激な円高進行の影響が広がっています。
「円高のため、海外受注は厳しい状況」(一般機械製造)、「欧州の経済
危機や中国の減速が悪影響を及ぼしている」(プラスチック製品製造)と
いった声が寄せられました。
 
雇用関連では、生産回復で求人は増加しているものの、円高を背景に採用に
慎重な姿勢も出てきた。「急激な円高により正社員の採用には慎重になって
いる一方で、製造業関係が好調なことから非正規雇用の求人が増加している」
(職業安定所)といった動きが出ています。
 
2~3カ月先を見る先行き判断DIは46.4で、前月比0.7ポイント低下。
3カ月連続の低下となり、50の水準を52カ月連続で下回りました。
 
消費者および企業が先行き不透明感を持っていることや、円高進行による企業の
経営環境悪化の懸念が強まっている事などから、企業動向部門および雇用部門で
DIが低下。「省エネ関連商品への需要は増えるが、けん引するような商材は
少ないようです。

一方で、円高や株安といったマイナス要素が大きい」(百貨店)、「冬季季節に
期待される海外客需要が、極端な円高の継続により集客困難に」(ホテル)など
の影響も出ています。
 
内閣府は、景気ウォッチャー調査の判断の表現を「円高の影響もあり、持ち直しの
テンポが緩やかになっている」とまとめた。

前月まで盛り込んでいた「東日本大震災の影響」という表現は削除され、代わりに
「円高の影響」を挙げました。

すぐ効果ある政策は、日銀の追加金融緩和。金融政策がコストパフォーマンスに
見合っているのに、白川総裁は、 いつ仕事するのでしょうか。

さて、日経平均は、大幅続伸し168円高の8773円の大引けでした。
(出来高 概算15.6億株の商いでした。)

昨晩取り上げた独仏首脳会談。今月末を目処に、ギリシャ債務問題や欧州金融
機関の資本増強など対策表明で、好感したNY株式市場は大幅上昇に。

これを受け、東京市場にも、リスク回避からリスク選好の動きとなりました。
売られ過ぎ銘柄の買戻しで、出来高は増えていません。

日経平均は大幅続伸し、25日移動平均線(約8748円)を奪回し、下方から
迫る5日移動平均線(約9630円)とのゴールデンクロスも視野に入っており、
上値追い期待が、俄かに出てきました。

注目のNY市場、昨日の大幅上昇の反動で、売りからのスタートも、企業決算
期待もあり、値を戻しています。

明日の日経平均、SQ週の中日ですが、4日続伸にチャレンジです。

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独仏、連携して欧州債務危機に対応!?

2011-10-10 23:01:10 | マ-ケット

           
3連休最後の日、体育の日は、穏やかな秋晴れとなりました。

でも、EUでは、風雲急を告げる、ギリシャ危機後、初の破綻銀行(デクシア)が
報じられています。

そんな中、ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領は9日夜、
ユーロ圏の債務危機解決に向けた新たな対策を10/Eまでに打ち出す
方針を明らかにしました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111010-00000505-reu-bus_all

ベルリンでの首脳会談後、共同で記者会見した両首脳は、ギリシャ問題に
対する持続的な答えを見付け、ユーロ圏の銀行の資本増強に合意し、11月
3~4日に仏カンヌで開かれる20カ国・地域の首脳会議(G20サミット)
までに域内の経済的連携を高める方策を示すことが目標
だと語りました。

サルコジ大統領は「われわれはユーロの安定をめぐってはフランスとドイツが
特別の責任を負っていることを十分自覚している。持続可能で包括的な対策を
行う必要がある。欧州はカンヌでのG20サミットまでに抱える問題を解決
しなくてはならず、われわれは月末までに対策を提示することを決めた」と
話しました。

大統領はまた、メルケル首相と自身が欧州の銀行の資本強化について「完全に
合意」したと話しました。独仏の当局者は最近、両国の意見が大きく食い違っ
ていると明らかにしていました。

メルケル首相は、フランスとドイツが、銀行やギリシャの問題に加え、ユーロ
圏の経済的連携を高めるための施策を練っていると表明。その上で、欧州連合
(EU)の基本条約であるリスボン条約の一部改正が必要になる可能性がある
と示唆しました。

これに対してサルコジ大統領は、欧州は「今すぐに決断する」必要性があると
して、数年を要す条約改正のような長期的対策ではなく月末までの迅速な対応を
目指すと述べました。

英国のキャメロン首相は、英紙フィナンシャル・タイムズとのインタビューで
独仏首脳に対し、欧州債務危機に対しては「不十分で後手に回ってばかり」の
悪循環を断ち切って「大型バズーカ砲」級のアプローチをとる様 要請していた。

「第2のリーマンショック」回避へ正念場となっており、独仏だけでなく、
グローバルに対応、円高にある日銀も出資する道ありそうです。

今晩のNY市場、独仏首脳による信用不安解消の覚悟を見て、好感。市場の混乱を
回避した格好で、反発から開始。 終了まで、底堅い展開に期待してます。

明日の日経平均、続伸の芽もありそうです。

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10月第2週 相場展望と予定

2011-10-09 22:31:54 | 相場展望

            
10/3からの週は、週末の米国雇用統計や欧州債務問題に関心が集まり
週前半は、リスク回避ムードが漂い、後半にかけて ややリスクを取る動きも
出てきた格好でした。

注目の米雇用統計は、雇用者数が10.3万人増となり、予想を上回る着地
となり、市場ムードを明るくさせましたが、週末のNY市場の大引けにかけ
フィッチがイタリアとスペインを格下げを発表した事から、市場の雰囲気は
悪化し、終値で小幅下落となりました。

為替は、ユーロ/円で、週初に100円台と10年来安値水準となりましたが
週末に103円台へ反発しています。また、ドル/円は、76円台後半水準と
なっています。

結局、日経平均は1週間で約95円下落(↓1.09%)の8605円の大引け
でした。

連休明け、10月第2週(10/11~14)の主なイベントと予定は下記1.の
通りです。

引き続き、欧州債務問題や米国の景気後退懸念継続で、株式市場は、円高が
相場の重石になりそうです。ただ、この状況の中、ECB(欧州中央銀行)が
金融政策の転換を模索し始めるような展開になれば、過度な懸念払拭に。
日本株について、実体以上に売られすぎてるので、下値は限定的と思いたい。

10月第2週(10/11~10/14)のレンジは、8400円~8750円程度を
想定
しています。

1.10月第2週主なイベントと予定
 10/10
  日本  東京市場 休場(体育の日)
   米   NY為替市場 休場(コロンブス・デー)
  中   9月貿易収支
  独   8月貿易収支 
 10/11
  日本  8月国際収支
  日本  9月の景気ウォッチャー調査
  日本  9月の消費者態度指数
  日本  Jフロント、東宝、ダイセキ、千代田インテグレ 各決算 
  米   FOMC議事録(9/20、21分)
  米   9月財政収支
  米   国債入札 3年債(320億ドル)
  米   アルコア 決算
  ブ   ブラジル8月小売売上高
  英   8月鉱工業生産
  英   8月製造業生産高
  ギ  ギリシャ 財務相短期証券6カ月もの入札
 10/12
  日本  8月機械受注統計
  日本  9月工作機械受注
  日本  ファーストリテイリング、久光薬、三協・立山、各決算
  日本  電気自動車開発技術展2011(~10/14、パシフィコ横浜)
  米   ピアナルト・クリーブランド連銀総裁、講演
  米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米   国債入札 10年債(210億ドル)
  米  ペプシコ 決算
  英  9月失業率
  EU   8月ユーロ圏鉱工業生産
  EU   トリシェECB総裁、講演
  世   WTO 一般理事会
  世   IEA(国際エネルギー機関)月報
 10/13
  日本  ファーストリテイ、東洋電、ローソン、レナウン 各決算
  日本  日銀議事録(9/6、7分)
  米   新規失業保険申請件数(~10/7の週)
  米   8月貿易収支
  米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁、講演
  米   国債入札 30年債(130億ドル)
  米   グーグル、JPモルガン 各決算
  豪   9月雇用統計
  中   9月貿易収支
  伊   イタリア国債入札
  EU   ファンロンパイEU大統領、バローゾ欧州委員長、講演
 10/14
  日本  オプションSQ
  日本  9月国内企業物価指数
  日本  9月マネーストック
  日本  島忠、松竹、松屋、大庄、ノダ 各決算
  日本  アップル、日米など7カ国で「iPhone4S」発売予定
  米   9月小売売上高
  米   9月輸入物価指数
  米   10月ミシガン大学消費者信頼感指数
  中   9月生産者物価(CPI)
  中   9月消費者物価指数(PPI)
  ギ   ギリシャ、財務相 短期証券6カ月もの 償還
  EU   9月ユーロ圏消費者物価指数
  EU   G20財務相・中央銀行総裁会議(~10/15、パリ)
 10/15
   中   中国第17期(6中全会)開幕

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/7)

 7日のNY市場、この日発表になった米雇用統計が予想を上回った事で
 序盤はリスク選好の雰囲気が強まった。ユーロも買いが強まり、円相場も
 円安の動きが強まっている。
 しかし、中盤になってフィッチレーティングスがイタリアとスペインを
 格下げを発表したことから、市場の雰囲気は一気に悪化し、急速に押し
 戻された。結局、ユーロも資源国通貨も米雇用統計分の上げを失っている。

 ユーロドルは1.3520付近まで上昇後、1.33台後半まで急速に下落した。
 ユーロ円、豪ドル円も同様の動きとなった。
 ドル円も上下動があったものの、基本的なレベル感に変化はない。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=125539

   米国債利回り(NY時間16:38)
     2年債         0.288(+0.025)
     10年債        2.076(+0.088)
     30年債        3.017(+0.068)
     期待インフレ率   1.945(+0.055)
                    *期待インフレ率は10年債で算出

 7日のNY債券市場、長期ゾーン利回りは上昇。この日発表になった米雇用
 統計が予想を上回ったことで、利回りは上昇が続いている。
 コロンブスデーの3連休を前にポジションの整理が進んだようだ。

 10年債利回りは2%台を回復、30年債も3%の大台を回復する動きとなった。
 2-10年債の利回り格差は+178(前日+172)となり、利回り曲線はスティープ
  化進む。           http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=125537

3.NY株式市場 結果(10/7)

 NY株式7日
   ダウ平均     11103.12(-20.21 -0.18%)
   S&P500      1155.46(  -9.51 -0.82%)
   ナスダック      2479.35(-27.47 -1.10%)

   CME日経平均   8615   (大証比:+25 +0.29%)

 出来高(億株)
   NYSE       11.37
   ナスダック    20.90

 7日のNY株式市場、ダウ平均は4日ぶりに反落。この日発表になった米雇用
 統計が予想を上回ったことで買い優勢で始まった。しかし、きのうまで3日
 続伸していただけに戻り売りも出る中、フィッチレーティングスがイタリアと
 スペインを格下げしたことから、金融株中心に急速に売りが強まった。

 来週から始まる決算発表に向けて、ショートポジションを整理する動きもあり、
 終盤にかけて買い戻される場面も見られたが、結局、反落して終えている。

 ダウ採用銘柄ではアルコアやエクソンモービル、シェブロンなど資源関連が
 上昇。シスコやHPも上昇した。反面、バンカメ、JPモルガンが下落し、メルク、
 ファイザーといった薬品株も軟調に推移した。

 個別に通信キャリア第3位のスプリント・ネクステルが20%下落。ネット
 ワーク強化のために、増資の可能性を示唆したことが嫌気されている。

 ナスダックも反落。ハイテク株は売りが強まった。アップルが下落した他、
 シスコ、マイクロソフトも下落して終えている。

 個別にバイオ関連のイルミナが32%急落。売上高落ち込みによる業績の下方
 修正を嫌気。関連でライフ・テクノロジーも商いを伴って下落。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=125533

4.NY市場、原油先物11月限、金先物12月限 各結果(10/7)

 NY原油先物11月限(WTI)
   1バレル=82.98(+0.39 +0.47%)

 7日のNY原油先物相場は3日続伸。この日発表になった米雇用統計が予想を
 上回ったことで、買いが優勢となった。ただ、フィッチレーティングスが
 イタリアとスペインを格下げしたことから、下げに転じる場面が見られた
 ものの、動きが一巡すると買い戻しされている。

 11月限は一時84ドル付近まで上昇する場面も見られている。前日の上げで
 5日線の上は完全に復活したもものの、25日線には拒まれた格好。来週の
 動きに期待といったところだが、ローソク足は宵の明星が示現しており
 警戒感は残る。       http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=125526

 NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1635.80(-17.40 -1.05%)

 7日のNY金先物相場は3日ぶりに反落。この日発表になった米雇用統計が
 予想を上回ったことで、底堅い展開も見られたが、フィッチレーティングスが
 イタリアとスペインを格下げしたことから、市場の雰囲気が悪化し売りが
 強まった。

 投資家の間では金への期待感は根強いが、依然として以前ほどの資金流入は
 なく、一旦、様子見姿勢が優勢となっている模様。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=125527


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カキが不足し高騰!今後、東北地方の生産回復に期待!?

2011-10-08 23:39:53 | ニュ-スからひと言

           
今月、かきの取引が、東京・築地市場でスタートしました。今年は東日本
大震災の津波被害で三陸産の入荷がほとんどなく、昨年に比べてて高値と
なっている。と報じています。

読売新聞ニュースによれば、東日本大震災の津波被害で、全国2位、4位の
生産量を誇る宮城県と岩手県の養殖カキの今季の収穫が、例年のそれぞれ
1割程度、1割以下にとどまる見通しの様です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111008-00000455-yom-bus_all

復旧・復興に向け、宮城県と岩手県でのカキの生産増に期待します。
小生は、カキフライが好きなので、両県産のものなら、進んで購入します。

と言うことで、久々にBGMをバック(福山雅治の家族になろうよ)にカキの
話題を書き込みます。

シンガー:福山雅治
タイトル :家族になろうよ
 

両県では、ワカメの生産量も全国の80%を占めており、激減する見込みの
様で、東京、横浜辺りは、カキ、ワカメとも値上がりしており、これから
需要が高まるカキは、高値が続くと予想されています。

三陸沿岸は、海近くまで山が迫るリアス式海岸となっており、海の栄養が
豊富で、良質のカキやワカメなどの生産地として知られています。大震災の
津波で養殖いかだの大部分が流されるなど、壊滅的な被害を受けました。

宮城県漁協が、設備の復旧状況や漁業者の意向などを調べ、今季の収穫見
込みを推計した結果、養殖カキ(むき身)は例年の1割程の400トン、ワカメは
例年の3割程度の7000トンとなるようです。

カキは収穫まで2~3年かかる上、養殖いかだの復旧費用も高額で、収穫が
見込めるのは、津波被害が軽い一部の養殖業者に限られています。ワカメは
秋に種付けすれば、春先には収入が得られるため、漁船漁業や他の養殖品種
からの参入が相次いでおり、出荷量はもち直しそうだとしています。

一方、岩手県漁連では、同県の今季のカキやホタテの収穫について、「津波
被害を受けなかった、ごく一部の施設だけしか収穫は見込めず、例年の1割
にも満たないだろう。」と予想しています。

自然災害が、豊かな漁場環境を破壊しましたが、自然の治癒力に期待し、早く
元の収穫量になればと思います。

欧州信用不安と米経済の停滞で、急激な円高進行の中、東日本大震災から
7ヶ月がたち、復興に向けて、政府の迅速な対応が求められます。

東北地方で、自動車産業や電機産業を支える協力工場、部品工場の再開の中、
政府は、1次産業(漁業や農業等)にも目配りして、手を差し伸べなければ
なりません。

政府は、復興財源の税収増となる円高是正に向け、日銀に働きかけ、追加金融
緩和を実施してもらい、成長戦略を示すべきです。

それでは、また。
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3連休前の上昇も、金融政策ヤル気ありや否や!?

2011-10-07 23:58:59 | マ-ケット

            
3連休前の週末、日銀は金融政策決定会合で、政策金利は現行の0~0.1%
程度の実質ゼロ金利に据え置き、資産買い入れなどを行う基金も現状の規模
(50兆円)を維持することを決めました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111007-00000116-mai-bus_all

東日本大震災からの復旧が進み、日銀は「日本経済は持ち直しの動きが続いて
いる」と判断して、追加の金融緩和を見送りました。

だが、会合後の会見で白川方明総裁は、欧州債務危機などに伴う景気下振れ
に強い懸念を表明。「今後も、経済・物価動向を点検し適切に対応する。」と警戒
モードを維持する姿勢を示しました。

予想していたとは言え、日銀は、今回も追加緩和策を示さず、仕事をしません
でした。白川総裁は、現状の経済状況を読み間違えているとしか思えません。

欧州債務問題に加え、米国の経済停滞で、円高進行が進んで、企業の業績が
下ブレするのに、手をこまねいて、カードを切りませんでした。

今月末からの中間決算では、企業業績の通期見通しを引き下げることも予想
され、夏場以降、日銀は、何もしない評論家姿勢を貫いています。
何もしない総裁なら、金融政策の遂行能力ある人に代わってもらいたい。

さて、日経平均は、上昇し83円高の8605円の大引けでした。
(出来高 概算16.1億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ECBによる危機対応措置を講じる姿勢表明や米国の
経済指標が思った程、悪くないことを受け、買戻しの上昇と週末東京市場の
追い風となりました。

日経平均は続伸し、節目8600円台を回復。25日移動平均線(8656円)
を目指す動きとなったことは、連休明けの期待も出てきます。

注目のNY市場、雇用統計が強かったことを好感してプラス圏で始まるも、
米国も3連休(10/10コロンバスデーで、為替市場は休場)を控え、上値
追いは、慎重な様子でも、底堅い終了に期待。

取り合えず、連休明けの暴落は、無さそうです。

ブロガー、読者の皆さん、良い週末を!

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自民党、円高対応策を政府へ申し入れ。日銀仕事しよう!?

2011-10-06 23:59:37 | 政治に物申す

            
今日 午後、自民党は、歴史的な円高持続による産業空洞化への対応策を
とりまとめ、安住淳財務相など政府に申し入れました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111006-00000175-reu-bus_all

短中期的な円高対策として、大胆な為替介入や介入手法の多様化を求めた
ほか、日銀には大胆な金融緩和策の継続を期待。具体的には、日銀の資産
買い入れ基金の10兆円増額やリスク資産買い入れの柔軟対応、買い入れ
対象の長期国債の残存期間長期化を提言しました。 

産業界も、この円高を自助努力で凌いでいるが、限界に来ており、自民党
さすがに、民主党の政策対応の遅れへの危機感から緊急にとり纏め、申し
入れした格好です。 

提言で「短期、中長期に対応策を分け、あらゆる政策を総動員した万全な
円高と産業空洞化への対抗策を早急に策定、実施に移す必要がある」とし
早期の実現を求めています。  

このうち、短中期的円高対策では、為替介入の効果を高める措置として、

1)大胆な為替介入を含む断固たる措置の敢行
2)覆面性の向上も含めた手法の多様化
3)アナウンスメント効果を狙う大規模介入から小規模かつ断続的さみだれ
  式介入まで多様化を図る ── ことなどの提言
です。

円高阻止では、政府・日銀の緊密な協力体制の再構築が不可欠とし、日銀に
対して「大胆かつ柔軟で持続的な金融緩和策の実施」を求め、早期のデフレ
脱却に向け「下限がゼロを超える物価目標(たとえば1.5%±1.0%)」
の設定を提言しました。さらに、円高阻止などで導入された日銀の資産買い
入れ基金の規模や対象の拡充を求めました。 

空洞化抑制策では、2011年度3次補正予算の速やかな成立と執行、円高に
強い国内立地の環境整備など提言。政府が8月に発表した「円高対応緊急
ファシリティ」の倍増も求めています。

民主党は、政策遂行能力にかけており、早急な実施が必要です。また、金融
政策が重要で、日銀が明日にも大胆な金融緩和策を打ち出せば、円高抑制に
効果があるのですが、「現状政策の維持を決定し、市場を注意深く見守る。」
では困ります。

さて、日経平均は、5日ぶりに反発し139円高の8522円の大引けでした。
(出来高 概算16.2億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、欧州信用不安が燻るものの、経済指標(ADP雇用統計、
ISM非製造業景況指数)が思った程悪くないことから、買戻しの反発となり
東京市場の追い風になりました。

日経平均は反発し、節目の8500円台を回復しました。また、水準としては
5日移動平均線(約8521円)にタッチし、買戻しに拍車がかかるか正念場。

注目のNY市場、昨日水準から切り返していますが、終了時まで継続するか、
ポイントです。

明日の日経平均、3連休前の続伸となるか、注目しています。


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ベンチャー企業、1回の充電で約590キロ走行するEV開発!?

2011-10-05 23:58:37 | 企業を斬る

            
冴えない株式市場を尻目に、ネットニュースを眺めていたら、画期的な
ニュースが飛び込んできました。

バッテリーなど自動車部品の製造・販売を手掛けるベンチャー企業TGMY
(大阪市)が、自社開発した電気自動車(EV)「Himiko」が1回の充電で
587.3キロを走破したと発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111005-00000044-jijp-bus_all.view-000

1回の充電で、日産のリーフXで約200キロ。三菱自のアイ・ミーブGで
約180キロの走行ですから、1回充電走行距離は、約3倍あるEVとなり、
VBが出かける電気自動車として画期的なものです。

また、EVネームの「Himiko」って、どこか聞いたことある名前と思ったら
光岡自動車が、同様の名前の車をインデントで販売してます。

ネーミングは、EVにロマンを込めたのでしょうが、上記 ベンチャー企業
どの位の価格で販売できるのか、興味あるところです。

アメリカのテスラのように、頑張ってほしいと思います。

さて、日経平均は4日続落し、73円安の8382円の大引けでした。
(出来高 概算20.6億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、大引け前にEUが銀行の資本増強を検討しているとの
報道を受け、切り返し反発して終了しました。これを受け、東京市場の
追い風になるも、ユーロが弱含む中、寄付き天井の様相となりました。

日経平均は続落し、戻り売りにあい、昨日の安値を下回り8400円を割り
込みました。5日移動平均線(約8557円)からの乖離となっています。
ボリンジャーバンド下限に接近しており、いつ反発しても良い状況ですが・・。

注目のNY市場、経済指標ですが、先程 発表された9月ADP雇用統計は、
9.1万人増(予想、7.5万人増)と予想を上回る着地となりました。
また、9月ISM非製造業景気指数は、53.0(予想、52.8)と ほぼ予想通りの
着地となりました。

下落からのスタートでも、思った程 悪くない着地。値頃感から買い戻しを 
誘っての底堅い展開に期待したい所。イタリアのソブリン3段階格下げ等、
欧州の信用不安が燻っており、どこまで、跳ね返せるか。

明日の日経平均、取り合えず反発して良い水準ですが、マーケットは、どう
評価するでしょうか。


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「おせち」商戦が家族の絆でヒットなら、株式は、金融政策の絆で!?

2011-10-04 23:36:12 | ニュ-スからひと言

            
何と気が早い対応があるもので、2012年正月用の「おせち」商戦に向け、
百貨店やスーパーが品ぞろえを強化している。
と伝えています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111004-00001018-yom-bus_all

東日本大震災の影響で「家族の絆」を重視する傾向が強まり、各社とも、
家族が一緒に食べられる、おせちの売り上げが増えると見込んでいる
様です。

今日、イオンは、初のプライベートブランド(PB)のおせち料理「トップバリュ
和風三段重」を明日から発売すると発表しました。

12/26まで、店頭やインターネットで予約を受付け、年末に配達します。
数の子やアワビ、黒豆など伝統的な50品目を入れ、価格は10500円。
今冬のおせちの売り上げ目標を、前年比26%増の20億円に設定です。

百貨店では、高級食材を使った3~5万円台が中心のようです。三越が、
仙台藩主の伊達家のおせちを再現するなど、被災地支援のため、東北に
ちなんだ品も目立っています。

確かに、正月の「おせち」は、震災後の価値観変化で、家族の絆を大事に
する潤滑剤になり、売上げ増の予感がします。

株式は、ギリシアのデフォルト懸念や米景気停滞状況で、本来価値から
下へのバイアスが働いてます。
ここは、日銀の金融政策と政府の成長戦略で反転の目でヒットできるの
ですが、日銀の評論家姿勢の対応が問題です。

為替の円高対応は、思い切った国内へのマネーサプライが必要です。

さて、日経平均は、89円安の8456円の大引けとなりました。
(出来高 概算20.6億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が大幅安と欧州債務問題懸念継続で、日経平均は下落
から、一時8400円台を割り込む場面も見られました。ただ、売られすぎから
何とか、8400円台はキープした格好です。

日経平均は続落したものの、今日のところは、下抜け回避で、買い戻しや
打診買いで持ち直す動きとなりました。ローソク足は、下ヒゲ陽線と外部
環境の落ち着き次第で、いつ反発しても良い状況です。

注目のNY市場、8月製造業新規受注は、-0.2%(予想、0.0%)と
やや弱い着地となりました。また、バーナンキFRB議長が、上下合同経済
委員会で証言しており、「金融危機後の回復は、望んだよりはるかに力強さ
に欠けている。」とのコメントを出しています。

ダウが200ドル程度下落と、終了まで値頃感からどこまで買い戻されるか
注目です。

明日の日経平均も、厳しい状況ですが、下ひげをつけて下値限定となるか、
正念場です。

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ルパン三世のデジタル腕時計発売。プレミア付く!?

2011-10-03 23:59:29 | ニュ-スからひと言

            
今日、セイコーウオッチは、TVアニメ「ルパン三世」とコラボしたデジタル
腕時計を発売すると発表しました。画面に電子ペーパーを使ったことで、
ルパン三世の登場キャラクターを高精細なモノクロイラストで表示します。

「6」の文字から逃げようとするルパン、斬鉄剣で「5」を切り裂く石川
五ェ門、「7」に寄りかかる峰不二子…。
主要キャラクター5人の描きおろしイラスト13枚を内蔵、1時間ごとに
数字をあしらったイラストが切り替わります。時刻のみの表示も4パターン
用意したほか、世界時計やアラーム機能も備えています。

画面の電子ペーパーは、セイコーエプソンが開発した「アクティブマトリクス
EPD」方式のもの。1ドットに複数の電子インクカプセルを使うことで
4段階の階調表現ができ、通常のデジタル腕時計と比べ約3倍高精細らしい。

ソーラー充電の電波時計で、ルパンのジャケットをイメージした赤色の合皮
バンドモデルは5万2500円で限定1000本、黒色メタルバンドモデルは
5万7750円で限定1500本で、11/24日発売予定です。

時計会社とヒットアニメのコラボに加え、新技術搭載(電子ペーパー使用の
ソーラー充電の電波時計)の盛沢山となっており、話題性満載です。

限定販売なので、プレミアがつくかもしれません。今の株式市場は、ファンダ
メンタルを無視した株価となっており、逆プレミア状態。
正常な状態に戻すバイアス、金融政策が求められます。

さて、日経平均は、続落し154円安の8545円の大引けでした。
(出来高 概算19.2億株の商いでした。)

週末のNY市場の下落やユーロ安の影響を受けた格好です。
日経平均の急落により、下値を支えていた5日移動平均線(約8634円)を
割り込み、結果論として先週末の25日移動平均線(約8720円)が上値
抵抗となった格好です。

注目のNY市場、経済指標が良好な内容だった事から買戻しが入るも、下げに
転じており、終了まで、どこまで戻せるか、ポイント。

明日の日経平均、またまた正念場になりそうです。

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10月第1週 相場展望と予定

2011-10-02 23:31:45 | 相場展望

           
9/26週は、日経平均が週初めに急落となりましたが、ギリシャ債務
問題の進展期待から週末にかけ、買い戻しが入りました。ドイツでの
欧州金融安定化機能拡充に対する採決期待もありました。

日経平均は、週末にかけ、25日移動平均線まで一歩手前の位置まで
戻しました。

結局、日経平均は、1週間で140円上昇(↑1.64%)し、約8700円の
大引けでした。

NY株式市場は、戻りを試したものの、週末に急反落してます。一端ドイツ
によるEFSF機能拡充案の可決を好感したものの、欧州債務懸念が残って
おり、また、イーストマン・コダックの破産申請を検討などの情報が流れ、
NY市場に動揺が広がった格好です。

10月第1週(10/3~10/7)の主なイベントと予定は、下記1.の
通りです。

10/3~の週も、引き続き欧州債務問題に目が離せない状況です。
NY市場は、経済指標が目白押しで、週中にADP雇用統計、週末に雇用
統計を控え、一喜一憂する場面がありそうです。

また、中国については、国慶節で1週間休場となります。

週明けの東京市場は、週末NY市場の下落を受け、下落スタートとなるも
為替の円高一服継続や売られ過ぎ指標から、下値は限定的な幅である事を
想定しています。

日経平均、10月第1週(10/3~10/7)のレンジは、8450円~
8900円程度を想定しています。

1.10月第1週(10/3~10/7)主なイベントと予定
 10/3
  日本  日銀短観(第3四半期)
  日本  9月自動車販売台数
  日本  ユニー、サークルKS、フジなど決算
  米   9月ISM製造業景況指数
  米   8月建設支出
  米   9月自動車販売台数
  中国  国慶節で休場(~10/7)
  ギ  ギリシャ2012年予算案提出
  EU   ユーロ圏財務相会合(~10/4)
 10/4
  日本  ケーヨー、東武ストア、カッパクリエイト 各決算
  日本  8月毎月勤労統計
  日本  投資の日
  日本  CEATEC JAPAN2001(~10/8、幕張メッセ) 
  米   8月製造業新規受注
  米   バーナンキFRB議長、米上下合同経済委員会で証言
  米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁、講演
  豪   8月貿易収支
  豪   中銀政策金利発表
  独   メルケル独首相、講演
  EU   財務相理事会
 10/5
  日本  イオン、パルコ、ABCマート 各決算
  米   9月ADP雇用者数
  米   9月ISM非製造業景況指数
  米   コストコホールセール、モンサント 決算
  豪   8月小売売上高
  英   第2四半期GDP確報値
  独   メルケル独首相とバローゾ欧州委員長、会談
  EU   8月ユーロ圏小売売上高
 10/6
  日本  日銀金融政策決定会合(~10/7)
  日本  9月の首都圏オフィス空室率
  日本  セブン&アイ、米久、Fマート 各決算
  米   新規失業保険申請件数(~9/30までの週)
  印   インド市場休場
  英   中銀政策金利発表
  ギ  ギリシャ公務員組合、75万人の大規模ゼネスト計画
  EU   ECB政策金利発表
  EU   トリシェECB総裁定例会見
 10/7
  日本  日銀政策金利発表
  日本  白川日銀総裁会見
  日本  サカタのタネ、オンワード、吉野家、高島屋、ダイエー各決算
  米   9月雇用統計
  米   ロックハート・アトランタ連銀総裁、講演
  加   9月雇用統計
  独   8月鉱工業生産
  英   9月生産者物価指数

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/30)

 30日のNY市場は終盤にリスク回避の動きが強まった。前日にEFSF拡充案が
 ドイツ議会を通過したものの、懸念は依然として払拭できず、ユーロは軟調な
 動きが続いた。

 しかし、ユーロ以外のポンドや資源国通貨は比較的しっかりと推移していたが、
 後半になって失速している。NY株式市場でダウ平均が200ドル超の下げを見せる
 など、リスク回避の雰囲気が強まった事が要因。米イーストマン・コダックが
 破産申請を含む選択肢を検討と伝わった事も市場の雰囲気を悪化させたようだ。

 ユーロドルは終始軟調な展開で1.33台まで下落。9月26日につけた直近安値が
 視野に入っている。

 一方、ドル円は77円台に乗せ堅調に推移。期末を迎え売りも一服。ドル買いの
 動きがサポートしている。77.50にかけては輸出企業などの売りオーダーも厚く
 観測され難攻も予想される。しかし、直近の揉み合いから反転の予兆だけは、
 まだ残しているようだ。  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=124747

   米国債利回り(NY時間17:18)
     2年債         0.243(-0.015)
     10年債        1.915(-0.081)
     30年債        2.913(-0.140)
     期待インフレ率   1.758(-0.084)
                    *期待インフレ率は10年債で算出

 30日のNY債券市場、利回りは大きく低下。欧州や中国経済への懸念が強く、
 きょうの市場はリスク回避的な雰囲気が強く、米国債の逃避買いが強まった。
 NY連銀が10月のオペレーションツイストの予定を発表していたが、特に反応は
 限定的。

 10年債利回りは1.9%を一時割り込み、30年債も再び3%を割り込んだ。
 2-10年債の利回り格差は+167(前日+174)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=124745

3.NY株式市場 結果(9/30)

 NY株式30日
     ダウ平均     10913.38(-240.60 -2.16%)
     S&P500      1131.42(  -28.98 -2.50%)
     ナスダック      2415.40(  -65.36 -2.63%)

 CME日経平均       8575  (大証比:-125 -1.45%)

 出来高(億株)
     NYSE       13.23
     ナスダック    20.98

 30日のNY株式市場、ダウ平均は急反落。欧州債務懸念も依然として懸念が
 根強く、また、中国の製造業PMIが3ヵ月連続で、判断基準の50を下回るなど
 中国経済への不安感も高まりつつある中、売りが先行して始まった。
 
 モルガン・スタンレーが仏銀へのエクスポージャーを理由に大幅安となっていた
 ことも相場全体を圧迫した。

 下げ渋る場面も見られたものの、午後にイーストマン・コダックが破産申請を
 含む選択肢を検討していると報じられたことから、市場に動揺が広がり、再び
 下げ幅を拡大させた。ダウ平均はほぼ安値引けで取引を終えている。

 ダウ採用銘柄はメルクを除く29銘柄が下落。HPやアルコア、JPモルガンバン
 カメが下落。JPモルガンとバンカメは不動産担保証券販売に絡む新たな訴訟を
 投資家から受けている。

 その他、モルガンスタンレーは10%下落し、08年12月以来の安値をつけている。
 著名な金融ブログで、仏銀へのエクスポージャーを理由に同社が深刻なリスクに
 直面しているとの見方が示されたことが理由。CDS市場でも、ここ数日、同社の
 5年物は大きくスプレッドが拡大している。

 その他、肥料大手のモザイクが連日の大幅下落。今日はアナリストの格下げが
 伝わっていた。米政府は収穫前のとうもろこし在庫が予想ほど減少していないと
 発表したことも圧迫。商品市場で、とうもろこしが小麦と共に大きく下落して
 おり、他の農芸関連株も軟調に推移。

 イーストマン・コダックは53%急落。破産申請を含む選択肢を検討していると
 いう報が伝わった。保有する特許資産売却が難攻していることが理由。

 ナスダックも大幅下落。アップル、マイクロソフト、インテルといった主力
 ハイテク株は揃って大きく下落している。ウィン・リゾーツなどカジノ株も
 マカオでの売上げへの懸念から大きく続落している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=124743

4.NY市場、原油先物11月限、金先物12月限 各結果(9/30)

 NY原油先物11月限(WTI)
     1バレル=79.20(-2.94 -3.58%)

 30日のNY原油先物相場は大幅反落。欧州債務懸念も依然として懸念が根強く
 また、中国の製造業PMIが3ヵ月連続で判断基準の50を下回るなど中国経済への
 不安感も高まりつつある中、原油は売りが強まっている。11月限は心理的節目
 の80ドルを再び下回り、一時78ドル台まで急落する場面も見られた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=124735

 NY金先物12月限(COMEX)
     1オンス=1622.30(+5.00 +0.31%)

 30日のNY金先物相場は上昇。期末を迎えて換金売りも緩んでいたようだ。
 米経済指標が良好な内容だったにもかかわらず、株価は軟調に推移していたこと
 から売りが強まる場面も見られたが、きょうは総じて換金売りは収まっていた
 ようだ。

 商品先物取引委員会(CFTC)が発表した先物とオプションのネットポジションは
 9月27日までの週で、買い越し枚数が30820枚減少し129502枚となっていた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=124736



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