10月の月末、最終土曜日。超円高で日本経済に黄色信号がともる中、
TPP参加論議が活発になっています。
そんな中、ペルーの首都リマで開かれていた米豪など9か国による
環太平洋経済連携協定(TPP)の第9回交渉会合が、終了しました。
http://search.geragera.co.jp/?Keywords=msn&x=58&y=9
米国のバーバラ・ワイゼル首席交渉官は終了後、一部記者団に対し
「参加の決断は前もってなされるべきだ。真剣な意志を持たない国には
来てもらいたくない」と話しました。
これは交渉参加を検討中の日本政府・与党内にある、国益に合わなければ
交渉途中で撤退すればいいとの「離脱論」をけん制し、政府の意思統一を
図った上で参加を表明するよう促した発言です。
一方、ペルーのエドガー・バスケス首席交渉官は閉幕後の記者会見で、
「すべての分野で進展があったが、交渉終了に至らなかった」と述べ、
11月にハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳
会議での大枠合意に向け、詰めの協議が必要との認識を示した。
バスケス氏は、知的財産権などの分野で交渉が遅れ気味だと説明した。
円高で疲弊している自動車/電機など、産業の中核分野の競争力が増し、
経済力がアップし国益にかないます。
一部、農業分野などに反対が見られますが、食の安全、安心や、おいしさの
付加価値があるので、十分対抗できると思います。
セイフティ・ネットも考慮した上で、TPP参加に前向きに考える時期と
思います。
それでは、また。
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