「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

EU債券の損失発生時、EFSFが一部を保証!?

2011-10-18 23:38:56 | ニュ-スからひと言

           
EU債務不安に対し、10/23のEU首脳会議で、欧州金融安定ファシリティー
(EFSF)のレバレッジに関し、ユーロ圏で新たに発行される債券について損失が
出た場合にEFSFが一部保証するという案で合意する可能性が高い
と、EU
当局者が明らかにしました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111018-00000827-reu-bus_all

この案では、スペインやイタリア、もしくは他のリスクが高いユーロ圏の国が
国債を発行した時に、EFSFが投資家にデフォルトした場合の損失の一部を
保証します。

あるユーロ圏当局者は「これが有力な案である。」と話しました。
ただ、EFSFのレバレッジについては、他の案も検討されていると、話を
しているようです。  

損失の20~30%を保証することで、EFSFには3~5倍のレバレッジを
かけることが可能になる。4400億ユーロのEFSFの内、約3000億ユーロが
依然活用できるとすると、レバレッジをきかせた場合、EFSFは1兆ユーロ超に
拡充し、スペインやイタリアの少なくとも来年迄の資金調達ニーズに応える事が
可能となります。 

ただ、特定のレバレッジ水準を設定せず、どの国の国債を保証するかや市場の
状況を踏まえてレバレッジ規模を設定する可能性が高いようです。

先送りと言われようが、現状の経済情勢の中で、EUの債務不安を放置したら
「第2のリーマンショック」再来で、同じ轍を踏まないために、グローバルに対応
することが急務です。

10/23のEU首脳会議の中身は、要注目です。

さて、日経平均は、反落し137円安の8741円の大引けでした。
(出来高 概算11.6億株の超 薄商いでした。)

今朝方のNY市場が下落し、EU債務問題対策の期待剥落で、東京市場も
外部環境の悪化で下落して始まると、安い水準で膠着となりました。

日経平均は反落し、昨日の上昇分を消した格好となりました。5日移動平均線
(約8786円)も割り込みました。ただ、ここから下値を売り込む向きは限定的
でした。ただ、外部環境による正念場であることに変わりません。

注目のNY市場、欧州株の流れを引き継ぎ、下落して始まっています。

独ZEW景況感指数が2008年以来の低水準となり、エコノミストが独
リセッション入りの可能性があると見解を示した事に加え、ムーディーズが
フランス格下げの可能性を示唆した事が投資マインドを抑えています。

ただ、10月NAHB住宅市場指数は18(予想、15)と予想を上回る着地と
なっており、欧州債務問題がある中、どこまで戻せるか。

明日も日経平均、正念場になりそうです。

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