週末のNY市場に注目していたら、欧州債務問題の中、何と大幅高。
日本市場と何と乖離ある反応でしょうか。
週末の欧州首脳会議を前に楽観的な見方が広がる中、優良企業の好決算が
相場を支援した。と伝えています。
10/23に加え、10/26に2回目の首脳会議が開催されることが
決定し、投資家の間に、欧州各国は債務危機解決策で近いうちに合意する
との期待感が強まった格好です。
週間ベースで、ダウが1.3%、S&Pが1.1%がそれぞれ上昇です。
一方、ドル/円は、一時75.78円と戦後最高値を更新しました。
また、終わりの見えない円高は、企業収益に大きな打撃を与えそうです。
輸出企業の中には、円高対策として海外進出や海外での部品調達の動きも
強まっており、空洞化に拍車をかけそうです。
震災後の復旧・復興需要で経済下支えしてる中、経済がシュリンクして
しまいます。
こんな中、円高対策に対応の遅い政府に、自動車業界や電機業界から強い
不満が噴出していますが、加えて言うなら、日銀の追加金融政策を打ち出さ
ない姿勢に問題ありです。
数十兆円規模を市場にマネーサプライするのも1つの方法だし、EU債務
不安に対し、資金を提供し、ユーロを支えるのも別法です。
白川総裁、経済状況の事後分析でなく、生の経済活動を支える金融政策の
実行、とにかく早く仕事してほしい。と思うのは小生だけでしょうか。
それでは、また。
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