「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

自民党、円高対応策を政府へ申し入れ。日銀仕事しよう!?

2011-10-06 23:59:37 | 政治に物申す

            
今日 午後、自民党は、歴史的な円高持続による産業空洞化への対応策を
とりまとめ、安住淳財務相など政府に申し入れました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111006-00000175-reu-bus_all

短中期的な円高対策として、大胆な為替介入や介入手法の多様化を求めた
ほか、日銀には大胆な金融緩和策の継続を期待。具体的には、日銀の資産
買い入れ基金の10兆円増額やリスク資産買い入れの柔軟対応、買い入れ
対象の長期国債の残存期間長期化を提言しました。 

産業界も、この円高を自助努力で凌いでいるが、限界に来ており、自民党
さすがに、民主党の政策対応の遅れへの危機感から緊急にとり纏め、申し
入れした格好です。 

提言で「短期、中長期に対応策を分け、あらゆる政策を総動員した万全な
円高と産業空洞化への対抗策を早急に策定、実施に移す必要がある」とし
早期の実現を求めています。  

このうち、短中期的円高対策では、為替介入の効果を高める措置として、

1)大胆な為替介入を含む断固たる措置の敢行
2)覆面性の向上も含めた手法の多様化
3)アナウンスメント効果を狙う大規模介入から小規模かつ断続的さみだれ
  式介入まで多様化を図る ── ことなどの提言
です。

円高阻止では、政府・日銀の緊密な協力体制の再構築が不可欠とし、日銀に
対して「大胆かつ柔軟で持続的な金融緩和策の実施」を求め、早期のデフレ
脱却に向け「下限がゼロを超える物価目標(たとえば1.5%±1.0%)」
の設定を提言しました。さらに、円高阻止などで導入された日銀の資産買い
入れ基金の規模や対象の拡充を求めました。 

空洞化抑制策では、2011年度3次補正予算の速やかな成立と執行、円高に
強い国内立地の環境整備など提言。政府が8月に発表した「円高対応緊急
ファシリティ」の倍増も求めています。

民主党は、政策遂行能力にかけており、早急な実施が必要です。また、金融
政策が重要で、日銀が明日にも大胆な金融緩和策を打ち出せば、円高抑制に
効果があるのですが、「現状政策の維持を決定し、市場を注意深く見守る。」
では困ります。

さて、日経平均は、5日ぶりに反発し139円高の8522円の大引けでした。
(出来高 概算16.2億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、欧州信用不安が燻るものの、経済指標(ADP雇用統計、
ISM非製造業景況指数)が思った程悪くないことから、買戻しの反発となり
東京市場の追い風になりました。

日経平均は反発し、節目の8500円台を回復しました。また、水準としては
5日移動平均線(約8521円)にタッチし、買戻しに拍車がかかるか正念場。

注目のNY市場、昨日水準から切り返していますが、終了時まで継続するか、
ポイントです。

明日の日経平均、3連休前の続伸となるか、注目しています。


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