![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_wel.gif)
衆院解散、総選挙の前哨戦、東京都議選の開票が、先程始まりました。
プレスによれば、定数127に対し、現有議席は自民48、公明22で与党70。
野党が民主34、共産13などだが、メディアの出口分析によると、民主党が、
大幅増で、第1党の座をうかがう勢いとの事。
都議選の結果は、麻生政権の今後を占う意味で、大きな影響になるでしょう。
そのまんま麻生で、総選挙に望めない情勢になるかもしれません。
さて、7/6~7/10週は、日米の2点の経済指標の結果を引きずる様に、日経
平均は、調整の下落となってしまいました。1点目は米雇用統計であり、2点目は
国内機械受注の予想を下回る結果でした。
結局、日経平均は、1週間で528円下落し、7/10終値が9287円となりました。
今週は、週初の弱含みの展開からリバウンドできるか、試されます。
経済指標では、国内が7/13に6月消費動向調査、7/15に日銀金融政策決定
会合の結果などがあり、小売決算が続きます。
海外は、7/14に 6月米小売売上高、7/15に 6月米消費者物価指数、7月NY
連銀製造業景気指数、6月米鉱工業生産、6月米設備稼働率、7/16に 中国の
第2四半期GDP、米5月対米証券投資、米週間新規失業保険申請件数、米7月
フィラデルフィア連銀景気指数、7/17に 米6月住宅着工件数、米6月米建設許可
件数などがあります。
明日以降の米決算が本格化し、金融機関の決算が、まずまずの着地なら、為替の
円高是正が進み、リバウンド期待に拍車がかかりますが、いかが。
為替が95円への戻りとなるか、90円へと進むかによって大きく動きそうですが、
下押ししても、まず明日は、選挙通過のアク抜けに期待したいところである。
よって、7/13から7/17週の日経平均は、9150円~9550円程度を想定して
います。
1.国内外の主なイベントと予定(7/12~7/17)
7/12
東京都議選 投開票
7/13
日本 東京都都議選 早朝に大勢確定
日本 6月消費動向調査
日本 5月鉱工業生産・確報
日本 5月設備稼働率・確報
米 6月月次財政収支 (予想、-515億ドル)
米 チャールズシュワブ決算
7/14
日本 日銀金融政策決定会合(7/14~7/15)
米 6月生産者物価指数 (予想、前月比+1.0%、コア+0.1%)
米 6月小売売上高 (予想、前月比+0.4%)
EU 5月ユーロ圏鉱工業生産
米 ゴールドマン・サックス、インテル
ジョンソン・エンド・ジョンソン 各決算
7/15
日本 日銀金融政策決定会合の結果発表
米 6月消費者物価指数 (予想、前年比-1.6%、コア+1.7%)
米 7月NY連銀製造業景気指数(予想、-6.0%)
米 6月鉱工業生産 (予想、-0.6%)
米 6月設備稼働率 (予想、67.9%)
米 FOMC議事録(6/23~6/24開催分)
EU 6月ユーロ圏消費者物価指数
7/16
日本 金融経済月報(日銀)
日本 5月第3次産業活動指数
中国 第2四半期GDP
米 5月対米証券投資
米 週間新規失業保険申請件数
米 7月フィラデルフィア連銀景気指数(予想、-5.0)
米 JPモルガン、グーグル 各決算
7/17
日本 クックパッド、マザーズに上場
米 6月住宅着工件数 (予想、54万戸)
米 6月米建設許可件数 (予想、53万戸)
米 バンカメ、GE、モルガン・スタンレー
シティG 各決算
2.NY株式市場結果(7/10)
NY株式
ダウ平均 8146.52(-36.65 -0.45%)
S&P500 879.13 ( -3.55 -0.40%)
ナスダック 1756.03 ( +3.48 +0.20%)
CME日経平均 9285 (大証比:+35 +0.38%)
出来高(億株)
NYSE 9.22
ナスダック 16.87
10日のNY株式市場は小反落。シェブロンが弱気な見通しを示した事や、ミシガン
大消費者信頼感指数が予想を下回ったことなどもあり、売りが先行した。
ダウ平均への寄与度が大きいIBMがアナリストの格下げで軟調に推移したことも、
ダウ平均を圧迫した。
ただ、8100ドルに近づくと値ごろ感からの買い戻しも入り下げ渋っている。
来週の金融やハイテクの重要な決算発表を控え、全体的には様子見姿勢も。
ダウ採用銘柄はJPモルガン、シェブロン、IBMが下落。一方、アメックス、アルコア
3Mが上昇。個別にAIGが急反発。特に材料はなかったが、この8日間で29ドルから
9ドルまで急落しており、売られ過ぎとの見方から買い戻しが強まったようだ。
ナスダックは小幅続伸。ハイテク株は底堅く推移。下期は企業のIT投資が増えると
の見方もサポートした。アップルやシスコ、インテルなど主力ハイテク株は、総じて
しっかり。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43067
3.NY債券市場結果(7/10)
米国債利回り
2年債 0.892(-0.033)
10年債 3.297(-0.106)
30年債 4.194(-0.106)
10日のNY債券市場、リスク回避の動きが強く、また来週は入札も無いことから、
安全資産の位置づけとしての買いが優勢となり、利回りは長期ゾーン中心に大幅
に低下している。ミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回ったことも利回りの
下げに拍車をかけた。
2-10年債の利回り格差は+241(前日+248)に戻している。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43069
4.NY原油先物8月限(WTI)、金先物8月限(COMEX) 各結果(7/10)
NY原油先物8月限(WTI)
1バレル=59.89(-0.52 -0.86%)
10日のNY原油先物相場は8月限は終値でも60ドルを割り込んだ。リスク回避の
動きが根強く、当局による原油取引への規制の動きもある中、リスクマネーの
流出が続いている。一時58.72まで下落、後半は買い戻されたものの、60ドルに
近づくと売り圧力も強まった。
60ドルの水準はサポートからレジスタンスに変化した模様。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43064
NY金先物8月限(COMEX)
1オンス=912.50(-3.70 -0.40%)
10日 NY金先物相場は小反落。リスク回避の動きは根強く、売り圧力も強い物の
NY時間に入って為替市場でユーロドルが上昇していたこともあり、下げ幅を縮小。
原油と比較すると底堅い動きも出始めている。安全資産との位置づけや、規制
導入も見込まれる原油からの資金シフトの思惑も。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43065
☆ 各1クリック、
応援の協力を お願いします。☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_thank.gif)
人気ブログランキングへ
株・投資ランキング