「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

衆院解散日、5連騰。選挙中のアノマリー!?

2009-07-21 23:32:43 | ニュ-スからひと言

       
やっと衆院が解散され、8/18の衆院選公示を経て8/30投開票と、政権交代の
是非を問う夏の陣
が始まります。

「反自民」の風が強いとは言え、「民主党に任せるのも少し不安だ。」と言う声も
聞かれます。 今回発表される自公、民主の各マニフェストに注目が集まります。

今朝の産経新聞に、過去10回の衆院解散後、選挙中の日経平均株価の終値を
解散日と投票翌日で比べた表
が掲載されてました。   (上記フォトの表参照方。)
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090721-00000505-san-bus_all

このデータで、過去10回総選挙を見ると、8勝2敗と80%の確率で上昇しており、
興味深い。
前回、小泉首相の「郵政解散」時は、強力なリーダーシップと御祝儀も入り、9.4%
上昇した事、記憶に新しい所です。 

マーケットが、世論の声を どれ程織り込んでいるのか わかりませんが、政権選択の
ため、民主の財源を含めた経済政策にフォーカスされます。

ただ、今回 「市場は民主党政権誕生を織り込みつつある」(市場関係者)との声も
出ており、民主党の経済政策への評価がポイント
になりそうです。

外資が「Change!」を評価すれば、株価押し上げの材料になり、予断は許さないが、
例年より暑い40日間になりそうです。

さて、日経平均、5日続伸256円の大幅高で、9652円の大引けとなりました。
(出来高 概算20.5億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、米商業金融大手CITグループの破綻回避効果で、リスク不安が
後退し、大きく続伸しました。
日経平均は その流れを受け、先物主導とは言え、大引けに 9600円台を回復。

出遅れてた日経平均は、ようやく噴火をしました。日経平均は、25日移動平均線を
上回り、パラボリックも買い転換とリバウンド基調継続です。 RSIも過熱感はなく
月末1万円のシナリオも見えてきた格好です。

注目のNY市場は、キャタピラーなど、決算の予想を上回る結果を受け、続伸期待も
でてきました。
バーナンキFRB議長の議会証言で、先行きの経済に、明るいコメントを出せれば、
底堅い展開もありそうです。

日経平均は、明日 6連騰にチャレンジですが、市場はどう応えるでしょうか。 

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7月第4週 相場展望と予定

2009-07-20 23:06:37 | 相場展望

       
3連休明けの明日、衆院解散と8/30総選挙に向けた政権選択のプロセスへ
突き進むことになります。

政治空白や自民党の混乱が喧伝されてるが、どちらが、政権与党にふさわしいか、
与・野党のマニフェストに注目です。

さて、7/13~7/17週の日経平均は、NY市場の堅調さや東南アジア株高を
背景に火曜日から持ち直し、上昇幅は先週末比108円高と控えめな4連騰でした。

米金融機関の決算やインテル、グーグルの決算が概ね良好で、今週もこの流れを
維持していくか、注目
です。

週明けNY市場が、堅調なら為替も週末に95円台へ向かい、日本市場の追い風に
なりそうです。尚、破綻観測の出ていた商業金融大手CITは、破綻回避との報道が
出ています。

国内市場では、7/21に日銀金政策決定会合議事録、7/23の6月貿易統計
あります。
また米市場は、7/20に6月景気先行指数、7/22にバーナンキFRB議長の上院
銀行委員会で証言
の予定。7/23に6月中古住宅販売件数、バーナンキFRB議長
半期定例議会証言なども注目です。

今週7/21~7/24週の日経平均は、9300円~9700円程度を想定してます。

1.国内外の主なイベントと予定(7/21~7/24)

 7/20
     日本 海の日 休場 
     米  6月米景気先行指数
     米  テキサス・インスツルメンツ決算
 7/21
     日本 衆院解散
     日本 日銀金融政策決定会合議事録
     米  アップル、コカ・コーラ、ヤフー
         キャタピラー、スターバックス各決算

 7/22
     日本 東京製鐵、リコーリース、キヤノン電子各決算 
     英   MPC議事録
     加   5月小売売上高
     米   ウェルズ・ファーゴ、モルガン・スタンレー
          ファイザー、ペプシコ、クアルコム各決算
 7/23
     日本 KDDI、カゴメ、中外製薬(中)、キヤノンMJ(中)各決算 
     英   6月小売売上高
     米   バーナンキFRB議長半期定例議会証言
     米   6月米中古住宅販売件数

        マイクロソフト、マクドナルド、3M
          アマゾン、アメリカン・エキスプレス、フォード各決算
     EU    クレディ・スイス・グループ決算 
 7/24
     日本 花王、日本電産、日本電気硝子、野村総研、カブドットコム各決算 
     EU ユーロ圏7月PMI
     英  第2四半期GDP速報
     米  7月ミシガン大学消費者信頼感指数確報

2.NY株式市場結果(7/17)

  ダウ平均     8743.94(+32.12 +0.37%)
  S&P500    940.38 ( -0.36 -0.04%)
  ナスダック    1886.61 ( +1.58 +0.08%)

  CME日経平均  9535   (大証比:+155 +1.65%)

 17日のNY株式市場は小幅続伸。朝方は前日迄続伸した反動で利益確定売りが
 優勢となり、株式市場は軟調に推移した。きょう発表されたバンカメ、シティなど
 米大手銀決算、米住宅着工件数は相場の方向性を決定付けるに至らなかった。
 ただ、午後に入ると原油高を背景に石油株が買われ、16日取引終了後に好決算
 を発表したIBMとともに相場を下支えした。
 ダウ平均は結局32ドル高とプラス圏で取引を終えている。

 ダウ採用銘柄は、ハイテク株が高い。IBM4.1%高とダウ採用銘柄で上昇率トップ。
 第2四半期の決算で市場予想を上回る利益を確保したことが好感されている。
 同社は09年通期の利益見通しの引き上げも発表している。インテルは1.3%高、
 シスコは1.8%。
 消費関連株ではマクドナルドが1%高、ホームデポが1.1%高。ホームデポは6月の
 住宅着工件数が予想外の増加を示したことで買われた。

 ハイテク株中心のナスダックはほぼ変わらず。
 主力株ではアップルが2.8%高、クアルコムが1.4%高、ヤフーが4%高。オッペン
 ハイマーのアナリストがヤフーの目標株価を引き上げている。
 一方、グーグルは2.7%安。第2四半期の決算で売上高が伸び悩んだことが嫌気
 されている。
 リセッションに伴う広告主の支出抑制が背景。医薬品のギリアドサイエンシズは
 2%高。
 エイズ治療薬でジョンソン&ジョンソンと協力するとの報道が手掛かり。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43701
3.NY債券市場結果(7/17)

  米国債利回り
     2年債   0.987(+0.008)
     10年債   3.645(+0.076)
     30年債   4.538(+0.091)
   2-10年債  266    (+7)

 17日NY債券市場は下落、利回り上昇した。きょう発表された6月住宅着工件数が
  58.2万件と予想外の増加を示したことで逃避的な買いが巻き戻された。破綻観測
  の出ている商業金融大手CITがJPモルガン、ゴールドマンと融資交渉で協議中と
  の報道も国債相場を圧迫した。
  2年債利回りは一時1.01%台、10年債利回りは一時3.65%台まで上昇した。
   2-10年債の利回り格差は266ベーシスポイントに拡大した。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43703

4.NY原油先物8月限(WTI)、金先物8月限(COMEX)7/17結果

  NY原油先物8月限(WTI)
   1バレル=63.56(+1.54 +2.48%)

  17日NY原油先物相場は続伸。8月限は1.54ドル高の63.56ドルで取引を終えた。
  きょう発表された6月の米住宅着工件数が予想外の増加を示し、エネルギー需要
  の回復期待が高まった。8月限は一時63.99ドルまで買われている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43698

  NY金先物8月限(COMEX)
   1オンス=937.50(+2.10 +0.22%)

  17日NY金先物相場は反発。8月限は2.10ドル高の937.50ドルで取引を終えた。
  原油先物が7月7日以来の63ドル台を回復するなど商品市況に連動した。ただ、
  1日の値幅は10ドル未満にとどまるなど、値動きは限られている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43695

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財務省も困惑する会計基準の見直し!?

2009-07-20 20:12:25 | 金融/証券税制、法改正等

        
先週の週間ダイヤモンド09/07/18号でも取り上げていた国際会計基準の見直し。

英名(IFRS:アイファ-ス)については、その動向に注目しておく必要がありそう。 
                   (IFRS:International Financial Reporting Standards)  

IFRSの入門編として、わかりやすいのは、 「わかった気になるIFRS」がお奨め。
興味のある方は、上記の書名をクリックして下さい。
    
そもそも、日本の会計基準との違いを見ると、下記のようになるようです。

       日本基準         IFRS
   
      ○規則主義   VS  ○原則主義
      ○収益費用   VS  ○資産負債
        アプローチ           アプローチ
      ○純利益重視  VS  ○包括利益重視

個々の内容については、ダイヤモンド参照していただくとして、読売新聞7/17号に
財務省の困惑について記載があり、アップしておきます。

国際会計基準審議会(IASB)が公表した会計基準の見直し案が、巨額の国債を
発行している財務省にとって、悩みの種となっている。

同案に従えば、保有国債の時価評価額に応じて利益が大きく変動する可能性が
高く、金融機関が国債保有を避ける恐れがある
ためだ。

丹呉泰健財務次官は、16日の記者会見で、「会計基準のあり方が、金融機関の
国債保有に影響を与える可能性はある。市場と対話を通じ、勉強する必要がある
課題だ。」と述べ、今回の基準見直しの動きが国債消化に与える影響を懸念した。

現在、多くの日本企業が採用する日本の会計基準では保有国債を 「売買目的」、
「売却可能」、「満期保有」 の3つに分類し「売買目的」のみを時価評価して、損益
計算書に載せる。

一方、基準の簡素化を目指すIASB見直し案は「時価評価して損益計算書に載せる」
「時価評価しない」の2つに分類すべき
だとしている。

このため、現行基準で 「売却可能」 としていた国債の一部について時価評価額を
損益計算書に載せる必要が生じ、利益の変動リスクが増える。

ある大手監査法人の公認会計士は「銀行や保険会社は必要に応じて売買する。
時価評価するものが多くなると、国債の保有を嫌がるだろう。」と話す。

国債が順調に消化されなければ、長期金利上昇を招く恐れもある。

何れにせよ、会計基準変更については、注視していく必要がありそうです。

  -参考-

      最近10年間の主な会計基準等の新設・改訂
-----------------------------------------------------------------------
適用開始日 最近10年間の主な基準等の新設・改訂    主な内容
-----------------------------------------------------------------------
1999/4/1   連結財務諸表制度見直しに関する意見書  連結中心の開示制度へ  
        中間連結財務諸表の作成基準         中間決算の厳格化
        研究開発費に係る会計基準            発生時費用処理の適用
                                   ソフトウエア会計の明確化
        税効果会計に係る会計基準           税効果会計の全面適用
       
         連結財務諸表制度における子会社および  形式基準から実質基準へ
         関連会社の範囲の見直しに係る具体的な  変更
         取り扱い

2000/4/1  連結キャッシュフロー計算書等作成基準    キャッシュフロー計算書の
                                    新規導入
       退職給付に係る会計基準             退職給付会計の新規導入
       外貨建取引等会計処理基準の改訂       決算日レートが基本に
       金融商品に係る会計基準             金融商品の処理の整理

2005/4/1  固定資産の減損に係る会計基準        減損会計の新規導入

2005/5/1  貸借対照表の純資産の部の表示に関する  純資産の部の表示変更
        会計基準
        株主資本等変動計算書に関する会計基準  剰余金計算書が廃止され
                                   株主資本等変動計算書に
       ストックオプション等に関する会計基準     ストックオプションの処理の
                                   整理
2006/4/1  企業結合に係る会計基準             M&Aの処理の整理

2008/4/1  連結財務諸表制度における在外子会社の  子会社の会計基準の原則
               会計処理に関する当面の取り扱い               統一
      
        棚卸資産の評価に関する会計基準        低価法が原則に
        リース取引に関する会計基準           リースのオンバランス化

2010/3/31 金融商品に関する会計基準          金融商品の処理の整理

2010/4/1  工事契約に関する会計基準           工事進行基準が原則に
       持分法に関する会計基準            会計基準の統一
       セグメント情報等の開示に関する        マネッジメントアプローチ
       会計基準                      採用
        資産除去債務に関する会計基準         資産除去債務の新規導入
-----------------------------------------------------------------------
               出典:「SE・営業担当者のためのわかった気になるIFRS」
                                   中田清穂著、中央経済社

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歴代首相と日経平均騰落率に思う!?

2009-07-18 18:26:55 | 政治に物申す

         
全英OPゴルフの第2ラウンド。昨晩、石川 遼に期待し、18H迄見てしまいました。
残念ながら78と崩れ、通算6オーバー、146の85位で、2打足らずの予選落ち
でした。

伝統の洗礼か、天候の落とし穴にはまり、リンクスの風に10番に痛恨のダボと
プレイのリズムをすっかり崩した様でした。それでも、1打及ばず予選落ちした
タイガー・ウッズとほぼ互角のプレイで、恐るべき17歳。メジャーで優勝争いする
日も、すぐやって来るような予感
がします。次回 頑張ってもらいましょう!!

さて、土曜夕方、来週にも 衆院解散する麻生政権ですが、内閣支持率が停滞し、
「政経不可分」という言葉が示す通り、少なくとも今週の米市場の堅調さに対し、
株式市場は評価が、芳しいものではないと言えそうです。

日経平均を物差しとすると、麻生政権が誕生した08/9/24から解散時期を
表明した7/13迄の下落率は26%
。世界金融危機の余波でリーマンショックが
発生するなど在任期間が、経済不況の混乱にあったとしても、市場の評価は
低かったとも言えそうです。

そこで、過去の歴代首相の在任期間の日経平均の騰落率を見てみました。
                                       (参考:日本証券新聞090715)
80年代
 中曽根首相 :↑189% 7898円 → 22795円 
          「所得倍増」、「列島改造」の積極的経済政策の後を受け、国鉄や
          電電公社の改革断行。
 竹下首相  :↑48%
 宇野首相  :↑ 3%
90年代
 海部首相  :↓28%
 宮沢首相  :↓18%
 細川首相  :↓4%
 羽田首相  :↑5%
 村山首相  ;↓1%
 橋本首相  :↓20% 20377円 → 16201円 
           金融ビッグバンの実施。拓銀、山一の破綻。
00年代
 小渕首相  :↑26%
  森 首相  :↓32% 20462円 → 13973円 
          「ITバブルの崩壊」
 小泉首相  :↑11%  13897円 → 15557円 
                    「郵政民営化」
 安倍首相  :↑6% 
 福田首相  :↓26%
 麻生首相  :↓26% 12115円 →  9050円(7/13)

過去の歴史は、内閣支持率が高く、思い切った経済政策の実行や期待感はある
場合、株価は上昇
している。
衆院解散、総選挙で、かなり思い切った経済政策をマニフェストに織り込むことが
できれば、株価上昇のエンジンになるかもしれません。

それでは、また 
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週末4日続伸、株価上昇のレシピ!?

2009-07-17 17:45:25 | 企業を斬る

        
もう3連休前の週末です。本日、レシピ共有、投稿サービスの「クックパッド」運営の
クックパッド株式会社が、東証マザーズに上場しました。

上のフォトは、サイトの一部ですが、色々なレシピが紹介されています。

何しろ、 『600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス』と言う
新書まで、出ているから驚きです。

料理のコンシェルジュ気分になり、女性から支持されるのかもしれません。

クックパッドは、公開価格が9500円に対して、初日は、値付かずの19100円の
買い気配で終了と人気化したようです。

さて、日経平均は4日続伸し51円高の9395円の大引けで終了しました。
(出来高 概算16.4億株とかなり様子見の薄商いでした。)

今朝方のNY市場のダウ、ナスダックの底堅い上昇やアジア市場の堅調さを背景に、
3連休前でも、SQ値を上回っての大引けなので、良しとしましょうか。

週末のNY市場は、住宅関連の経済指標の発表や、バンカメ、シテイG、GEなどの
決算があり、底堅い展開になるかどうか注目です。

日本市場は、来週月曜が休場のため、NY市場、週末調整の一服でもOKでしょう。

米市場が、雇用関係指標の不透明さはあるものの、決算が思った程悪くない内容で、
材料出尽くしというより、再評価の流れに
なってるので、来週につながります。

来週、株価上昇のレシピが整い、月末にかけ1万円を目指すシナリオになれば・・・  

ブロガーの皆さん、良い週末を!!

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期待はずれの3日続伸で明日は!?

2009-07-16 23:31:54 | ニュ-スからひと言

        
全英OPゴルフの初日、若武者 石川 遼は、タイガーウッズと同組で回り、堂々の
プレーをしました。タイガー1オーバーに対し、遼は2アンダー暫定10位の初日。

                                     (最終順位は未明)  

決勝ラウンドでプレーすることも、現実味を帯びてきました。兎に角、ガンバレ!

話は変わり、夏本番を向かえ、海外パッケージツアーの明るいニュース。
日本旅行業協会(JATA)がまとめた、海外パッケージツアーの4~6月実績と
7~9月の予約人数(7月上旬時点)は、上振れた内容となったようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090715-00000022-fsi-bus_all

4~6月の実績は、燃油サーチャージの大幅値下げや円高傾向が、追い風となり、
4月は好調に推移。全体では、24.4%増と好調だったが、新型インフルエンザ
感染拡大の影響によって、6月は20.9%減と低迷した。インフルエンザ騒動が
一段落したことで7月は4.4%増と回復傾向を示した
ようです。

JATAによると、9月の予約は、19~23日の 「5連休効果」 もあり、中国が前年
同月比で約3.6倍となった他、ハワイやグアム・サイパン等のリゾート地の人気も
復活。                  (上記フォトは、ツアー客で賑わうエアターミナル)

今夏の旅行商品は、景気悪化で節約志向となっている点を考慮し、ファミリー向け
プランを中心に割安価格を設定したことが特徴で、家族旅行を計画している世帯は
リーズナブルな価格で海外旅行するチャンスかも
しれません。

さて、日経平均は3日続伸の74円高の9344円の大引けでした。
(出来高 概算22.7億株の商いでした。)

NY市場、インテル好決算を受けての大幅上昇や為替の94円台なり、また中国の
4~6月GOPは、年率7.9%と延びました。何れも、日本市場に追い風で、一時
9400円後半迄上昇しましたが CITグループ経営破綻懸念が出て、後場に先回り
の下げに転じ、期待したSQ値(9386円)を超えて終了する事が出来ませんでした。

素直な動きが出来ず、日経平均の噴火は、お預けです。

注目のNY市場は、JPモルガン第2四半期決算は、EPSが0.28ドルと市場予想の
0.05ドルを大幅上方修正
しました。

また、米新規失業保険申請件数は、52.2万件(予想55.3万件)と予想外の
好結果
でした。
ただ、5月米対米証券投資は、-198億ドル(予想、165億ドル)と下振れの結果。

NY市場は利益確定の売りからのスタートですが、この後、7月フィラデルフィア連銀
景況指数が、-7.5(予想、-4.5)と若干悪化した結果
でも、決算や雇用関係の
結果から、底堅い展開も期待でき、明日につながります。
   
日本市場は3連休前の週末になりますが、今日、先回りの上昇幅縮小の動きから
4日続伸があっても おかしくなく、もし下押しがあるなら蛮勇で拾うのも、一考かも
しれません。  

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上がるインテル、NY市場!日経平均も噴火!?

2009-07-15 23:29:44 | ニュ-スからひと言

         
今朝、NY市場の終了後に発表されたインテルの決算は、市場予想を上回る好決算
となり、時間外で上昇しています。

7/14、半導体大手インテル第2四半期決算は、利益や売上高が共に市場予想を
上回るもので、第2四半期のEPSは、0.18ドル(予想、0.08ドル)でした。

特別項目計上後の純損益は、3.98億ドルの赤字ですが、EU委員会が、5月に、
EU競争法に違反に対する制裁金14.5億ドルを費用計上しているので、実質は
大幅黒字でした。

スミスCFOは、個人向けPC市場や中国に 「比較的強い部分」 が見られるものの、
法人向け市場は、引き続き弱いと、ロイターに語った様です。

尚、第3四半期の見通しは、売上高が81億~89億ドルを想定しています。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090715-00000494-reu-bus_all

さて、日経平均は、小幅続伸し7円高の9269円の大引けとなりました。
(出来高 概算22.0億株の商いでした。)

NY市場の続伸やインテル好決算。また、為替も円高一服で、アジア市場の全面高と
外部環境が、揃っておりました。7円高は、ちっと不満の上昇
です。

それでも、噴火直前のマグマを溜め込んだ状況ならOKです。

注目のNY市場、上昇してスタート。6月消費者物価指数は0.7%(予想、0.6%)と
想定内
NY連銀製造業景気指数が、-0.55(予想、-5.0)と予想を上回る改善
となり、6月鉱工業生産指数は、-0.4%(予想、-0.6%)の上方修正
6月設備稼働率は、68.0%(予想、67.9%)とほぼ予想通りの着地でした。
インテルも好感しての上昇で、終了まで継続する素地が出来ています。

明日の日経平均、3日続伸のSQ値超えにチャレンジです。 

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関東地方、日経平均も梅雨明け!?

2009-07-14 23:47:25 | ニュ-スからひと言

          
今日、関東地方に、梅雨明け宣言が出されました。暑~い夏の到来です。

気象庁によると、沖縄や九州南部に続く梅雨明けで、平年より6日、昨年より5日
早いらしい。

今年の梅雨入りは6/10頃でしたから、梅雨の期間は35日間でした。

夏本来の暑さが継続すれば、エアコンや清涼飲料、アイス等の売り上げに寄与。
外出機会も増えれば、消費を刺激しそうです。

この早い梅雨明けは、停滞する消費を刺激する清涼剤になり、天候が経済を後押し
する材料になるかも
しれません。

余談ですが、気象情報会社ウェザーニュースは、3週間前に梅雨明けを16日頃と
しており、ほぼ予想通りの予報をしてました。この会社おもしろいです。

さて、日経平均は、10日ぶりに反発の211円高の9261円の大引けでした。
(出来高 概算22.3億株の商いでした。)

今朝のNY市場が、GS決算期待から金融株等上昇し、日経平均を支援した格好。
それにしても、7月に入り約9%下落しましたから、自律反発をしても良い水準で、
何とか、9000円割れを拒否し、反発の狼煙
となりました。

日経平均は、100日移動平均線(8854円)が 200日移動平均線(8842円)を
上回り、06/12/14日以来、2年7ヶ月ぶりの 「ゴールデンクロス」 を形成。

このGCは、中・長期の強気シグナルとも言われてるようです。

注目のNY市場、6月小売売上高は、前月比0.6%(予想、0.4%)となり、6月
生産者物価指数は、前月比1.8%(予想、0.9%)で、ほぼ、想定内の着地と
なりました。
GSは上方修正をリリース。インテル決算が、まずまずならNY市場、終値で底堅い
結果になれば良いと思います。

今日程度の為替水準になれば、日経平均の続伸もありそうです。

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経営統合!?首を長くして待ったキリンサン!

2009-07-13 22:53:43 | ニュ-スからひと言

         
朝方、国内食品1位と2位の経営統合交渉のニュースには、おっ、驚きました!

国内食品1位のキリンHDと2位のサントリーHDが、経営統合に向け、交渉に
入ったと
伝えました。統合が実現すれば、酒類と清涼飲料で、国内トップになる
ばかりでなく、売上高3.8兆円、世界でも最大級の酒類・飲料メーカーの誕生
になります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090713-00000530-san-bus_all

食品業界に取っては、首を長くして待った業界再編のトリガーになりそうですが、
関係者にとって、年内統合(仮社名:キリンサン?)に向け紆余曲折がありそう。

ビール事業やウイスキー事業、コーヒー事業など競合/重複事業も多く、統合に
よりスケールメリットを生かし、収益力を高め、世界市場の開拓を加速させるため、
選択・集中も必要になり、首キリの大規模なリストラが必要かもしれません。

両社ともM&Aで、海外事業の買収に積極的ですが、まさか「一番搾りプレミアム」
ビールや「Fire Boss」のコーヒー缶を販売?
することはできないでしょう。
交渉が妥結して、製品は、ブランド価値や利益率等で取捨する事になるでしょうか。

まあ、両社M&Aチームが、上場会社と非上場会社を、どんな統合比率・組織で、
着地させるのか、注目しています。

さて、日経平均は、大幅続落の9連敗で、236円安の9050円の大引けでした。
(出来高 概算23.5億株の商いでした。) 

週末のNY市場が小幅の下落の割りに、都議選自民敗北・政局不安化ネタを材料に
外資の先物主導の売り仕掛けに、やられた格好
です。
加えて、新興市場の暴落を見ると個人の損切り、投売りがあったかもしれません。

日経平均、よもやの9000円割れも現実味を帯びてきましたが、明日も下げると
思うと、えてして、踏ん張るもの。ボリンジャーバンドの-2σを大きく下放れており、
ややオーバーシュート気味。

先程、始まったNY市場、底堅い展開から大引け反発なるか、注目しており、為替の
円高是正がほしい
ところ。

明日、多くの個人が 「売ったら、上がった。」 と言うコメント多ければ、今日の押し目
勇気を出して拾った方、成功でしょう。

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7月第3週 相場展望と予定

2009-07-12 21:10:23 | 相場展望

         
衆院解散、総選挙の前哨戦、東京都議選の開票が、先程始まりました。

プレスによれば、定数127に対し、現有議席は自民48、公明22で与党70。
野党が民主34、共産13などだが、メディアの出口分析によると、民主党が、
大幅増で、第1党の座をうかがう勢いとの事。

都議選の結果は、麻生政権の今後を占う意味で、大きな影響になるでしょう。
そのまんま麻生で、総選挙に望めない情勢になるかもしれません。

さて、7/6~7/10週は、日米の2点の経済指標の結果を引きずる様に、日経
平均は、調整の下落となってしまいました。1点目は米雇用統計であり、2点目は
国内機械受注の予想を下回る結果
でした。

結局、日経平均は、1週間で528円下落し、7/10終値が9287円となりました。

今週は、週初の弱含みの展開からリバウンドできるか、試されます。

経済指標では、国内が7/13に6月消費動向調査、7/15に日銀金融政策決定
会合の結果などがあり、小売決算が続きます。
海外は、7/14に 6月米小売売上高、7/15に 6月米消費者物価指数、7月NY
連銀製造業景気指数、6月米鉱工業生産
、6月米設備稼働率、7/16に 中国の
第2四半期GDP
、米5月対米証券投資、米週間新規失業保険申請件数、米7月
フィラデルフィア連銀景気指数、7/17に 米6月住宅着工件数
、米6月米建設許可
件数
などがあります。 

明日以降の米決算が本格化し、金融機関の決算が、まずまずの着地なら、為替の
円高是正が進み、リバウンド期待に拍車がかかりますが、いかが。

為替が95円への戻りとなるか、90円へと進むかによって大きく動きそうですが、
下押ししても、まず明日は、選挙通過のアク抜けに期待したいところである。

よって、7/13から7/17週の日経平均は、9150円~9550円程度を想定して
います。

1.国内外の主なイベントと予定(7/12~7/17)

 7/12
     東京都議選 投開票
 7/13
     日本 東京都都議選  早朝に大勢確定
     日本 6月消費動向調査
     日本 5月鉱工業生産・確報
     日本 5月設備稼働率・確報
      米  6月月次財政収支    (予想、-515億ドル)
      米  チャールズシュワブ決算 
 7/14
     日本 日銀金融政策決定会合(7/14~7/15)
      米   6月生産者物価指数   (予想、前月比+1.0%、コア+0.1%)
      米  6月小売売上高     (予想、前月比+0.4%)

     EU  5月ユーロ圏鉱工業生産
      米  ゴールドマン・サックス、インテル
         ジョンソン・エンド・ジョンソン 各決算 
 7/15
     日本 日銀金融政策決定会合の結果発表
      米   6月消費者物価指数   (予想、前年比-1.6%、コア+1.7%)
      米   7月NY連銀製造業景気指数(予想、-6.0%)
      米   6月鉱工業生産      (予想、-0.6%)
      米   6月設備稼働率      (予想、67.9%)
      米   FOMC議事録(6/23~6/24開催分)
 
     EU  6月ユーロ圏消費者物価指数
 7/16
     日本 金融経済月報(日銀)
     日本 5月第3次産業活動指数
     中国 第2四半期GDP
      米   5月対米証券投資
      米   週間新規失業保険申請件数
            米   7月フィラデルフィア連銀景気指数(予想、-5.0)
      米   JPモルガン、グーグル 各決算
 7/17
     日本 クックパッド、マザーズに上場
      米   6月住宅着工件数    (予想、54万戸)
      米   6月米建設許可件数   (予想、53万戸)

      米   バンカメ、GE、モルガン・スタンレー
         シティG 各決算
 

2.NY株式市場結果(7/10)

  NY株式
   ダウ平均    8146.52(-36.65 -0.45%)
   S&P500    879.13 ( -3.55 -0.40%)
   ナスダック   1756.03 ( +3.48 +0.20%)

   CME日経平均 9285 (大証比:+35 +0.38%)

   出来高(億株)
   NYSE     9.22
   ナスダック   16.87

 10日のNY株式市場は小反落。シェブロンが弱気な見通しを示した事や、ミシガン
 大消費者信頼感指数が予想を下回ったことなどもあり、売りが先行した。
 ダウ平均への寄与度が大きいIBMがアナリストの格下げで軟調に推移したことも、
 ダウ平均を圧迫した。
 ただ、8100ドルに近づくと値ごろ感からの買い戻しも入り下げ渋っている。
 来週の金融やハイテクの重要な決算発表を控え、全体的には様子見姿勢も。

 ダウ採用銘柄はJPモルガン、シェブロン、IBMが下落。一方、アメックス、アルコア
 3Mが上昇。個別にAIGが急反発。特に材料はなかったが、この8日間で29ドルから
 9ドルまで急落しており、売られ過ぎとの見方から買い戻しが強まったようだ。

 ナスダックは小幅続伸。ハイテク株は底堅く推移。下期は企業のIT投資が増えると
 の見方もサポートした。アップルやシスコ、インテルなど主力ハイテク株は、総じて
 しっかり。             http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43067

3.NY債券市場結果(7/10)

  米国債利回り
   2年債   0.892(-0.033)
   10年債  3.297(-0.106)
   30年債  4.194(-0.106)

 10日のNY債券市場、リスク回避の動きが強く、また来週は入札も無いことから、
 安全資産の位置づけとしての買いが優勢となり、利回りは長期ゾーン中心に大幅
 に低下している。ミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回ったことも利回りの
 下げに拍車をかけた。

 2-10年債の利回り格差は+241(前日+248)に戻している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43069

4.NY原油先物8月限(WTI)、金先物8月限(COMEX) 各結果(7/10)

  NY原油先物8月限(WTI)
   1バレル=59.89(-0.52 -0.86%)

 10日のNY原油先物相場は8月限は終値でも60ドルを割り込んだ。リスク回避の
 動きが根強く、当局による原油取引への規制の動きもある中、リスクマネーの
 流出が続いている。一時58.72まで下落、後半は買い戻されたものの、60ドルに
 近づくと売り圧力も強まった。
 60ドルの水準はサポートからレジスタンスに変化した模様。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43064

  NY金先物8月限(COMEX)
   1オンス=912.50(-3.70 -0.40%)

 10日 NY金先物相場は小反落。リスク回避の動きは根強く、売り圧力も強い物の
 NY時間に入って為替市場でユーロドルが上昇していたこともあり、下げ幅を縮小。
 原油と比較すると底堅い動きも出始めている。安全資産との位置づけや、規制
 導入も見込まれる原油からの資金シフトの思惑も。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=43065

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