今日、経産省は、8月末時点の再生可能エネルギーの導入状況を明らか
にしました。7月にスタートした固定価格買い取り制度の対象に認定された
発電所の出力は、130万KWに上り、制度開始2カ月で原発1基分相当
確保した格好です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000120-mai-bus_all
特に、メガソーラー(大規模太陽光発電所)など、非住宅用太陽光は
72.5万KWと、年度末までの導入予測(50万KW)を上回りました。
非住宅用・住宅用を合わせた太陽光は、同制度開始前から導入済みの
分も含めると、今年3月末の480万KW→8月末の583万KWに拡大。
来年3月末には680万キロワットとなる見通しだ。非住宅太陽光以外も、
住宅用太陽光:30.6万KW
風力 :26.2万KW
バイオマス : 0.6万KW
中小水力 : 0.1万KW -- が認定を受けた様です。
経産省は、12年度末までの同制度の認定予測を250万KWとみており、
制度開始2カ月で半分以上を満たしたことになります。
同制度は、電力会社に再生エネルギー発電の全量購入を義務づける。
買い取り費用は家庭・企業の電気料金に上乗せされます。
太陽光のエネが、一歩抜き出た格好ですが、インフラの量産効果により、
風力も伸びる余地があるようです。
さて、日経平均は、大幅に反落し、184円安の8906円大引けでした。
(出来高 概算14.6億株の商いでした。)
NY市場、ダウが100ドル下げたとは言え、日経平均は、権利落ちあっても
下げ過ぎの感あり、と言った状況です。
日経平均の大幅下落により、25日移動平均線(約8984円)を下抜いて
5日移動平均線(約9053円)とのデッドクロスをさけたいところです。
注目のNY市場、小反発の寄り付きから下落も、下げ渋りを見せており、
明朝、どこまで戻せるかポイント。
明日の日経平均、下げすぎから反発してほしいと思いますが、先物がどう
動くでしょうか。