今日、セブン&アイHDは、中国での大規模なデモを警戒して臨時休業して
いた北京と成都の店舗を、19日に営業再開することを明らかにしました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120918-00000128-reut-bus_all
明日以降、セブンの中国内で反日デモにより臨時休業している店舗はなく
なる(北京で138店舗、成都で73店舗の計211店舗を18日に臨時休業)
ようで、何よりです。
中国の日本の尖閣諸島に端を発した不当な対日デモは、思わぬ潜在的な
不平・不満が中国人民に燻っているようです。連日の中国各地での暴力的
デモは、その実、中国国内の物価高騰や収入格差など内政にあり、日本の
対応(尖閣諸島の政府購入)がトリガーですが、現在の中国国内の若者の
不満のはけ口になった感さえあります。
それにしても、中国国内の反日教育は、歴史の事実以上に話をゆがめ、
共産党に向う不満の、ガス抜きに利用されていると思える程です。
さすがに、中国も政府が沈静化に動き出すようで、落ち着きを取り戻す事が
政冷経熱に効果ありです。
さて、日経平均は、反落し約36円安の9123円の大引けでした。
週明けのNY市場が小幅安でも、為替が大きく円安に振れており、上昇して
良い展開でしたが、中国の半日デモなど、口実に先物が動いたようです。
ただ、日経平均の下落も、チャート上は、5日移動平均線(9009円と
25日移動平均線(約8982円)がゴールデンクロスを形成しており、
良い感じになってます。
後は、日銀が失望の種まき(何もせず)をしなければ、上値追いもあるかも
しれません。
注目のNY市場、序盤は底堅い展開となっています。
明日の後場、日銀が重い腰を上げるか否か??の状況になりそうです。