今日、全日本空輸(ANA)は、中国での反日デモの影響を受け、団体旅行の
キャンセルが相次いでいるとし、日中間の3路線で一時的に飛行機を小型化
すると発表しました。また、JALも、日中間3路線で一時的な減便を実施する
様です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120921-00000105-reut-bus_all
ANAは、座席数の少ない小型機の使用を、路線で異なるが10/17~31。
同社によると、9月から11月までの3カ月間で団体旅行のキャンセルが合計
3万7000席発生しているらしい。
また、JALは、減便を10/10~21日。こちらは9月からの3カ月間で団体
旅行のキャンセルが合計1万2000席発生している様です。
JALの株価は、この影響か、公開価格を下回る動きになりました。公開株を
購入しなかった方は、賢明な判断だったように思います。
さて、日経平均は、反発し23円高の9110円の大引けでした。
(出来高 概算16億株の商いでした。)
日経平均の小反発で、節目9100円台の週末となりましたが、5日移動平均線
(約9142円)に届かず、ローソク足は、昨日の値幅内に収まる「はらみ足」と
なっています。
日銀の追加緩和による効果の持続性は、疑問符。まだ足りないと、市場が判断
すれば、円高一服の効果は限定的になりかねません。
白川総裁、リーマンショック以降の、欧米と比較したマネーサプライ量の変化率を
捉えなければなりません。明らかに少ないのです。
さて、週末のNY市場、小幅高で推移しており、底堅い印象。
来週の東証は、どんな展開が待っているでしょうか?
ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!