今日、JALは、株式売り出し価格が1株当たり3790円になることが
決定したと発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120910-00000026-rps-bus_all
売り出す株式数は、普通株式1億7500万株(国内:1億3125万株、海外:
4375万株。)となっており、企業再生支援機構が保有株式を全て売却する
予定です。
売り出し価格の仮条件は、3500円~3790円で、国内外の機関投資家に
打診したところ、国内外とも需要が強く、仮条件の上限価格で決まったとの事。
上場時の時価総額は約6900億円で、ライバルのANAの約6300億円を
上回るのは確実な情勢です。
ANAはJALの再上場を批判しており、時価総額を上回ることで更に反発を
強めると報道されています。
また、同社は9/19に、東証の第一部に上場することも決まった様です。
2年7カ月ぶりの早い再上場で、米GMを彷彿とさせますが、投資家の思いは
複雑と言ったところでしょうか。小生の知人に、かつて株主優待(フライト搭乗
券や割引券)目的で、JAL株を保有してましたが、上場廃止時の落胆の大きさ
を昨日のことの様に思い出します。
会計上のP/L、B/Sが大きく改善してるように見えても、知人の会計士の
話に寄れば、会計上の優遇措置が大きく、業績判断はこれからとのこと・・・。
1株3790円で、今すぐ飛びつくのは、いかがなものでしょうか?
さて、日経平均は、小幅下落の2円安の8869円の大引けでした。
(出来高 概算14.5億株の商いでした。)
週末NY市場、雇用統計を受けて反応は、雇用者数が予想に届かないものの
QE3期待浮上で、底堅い動きとなりましたが、為替は、ドル安/円高にシフト。
これを嫌う先物市場の売り仕掛けも限定的で、何とか日経平均踏ん張りました。
日経平均は、小幅反落も、5日移動平均線(約8775円)や75日移動平均線
(約8777円)をキープし、リバウンドの余地を残しました。
注目のNY市場、もみ合いのスタートとなっています。FOMC前で、終了時に
底堅い展開も期待できそうです。
明日の日経平均、もみ合いを想定しています。
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