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スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

横須賀・ペリー公園

2011-08-22 | 横須賀・三浦


横須賀・久里浜~房総・金谷を結ぶ東京湾フェリーの
双胴カーフェリーが、出航してゆ
きます。




その久里浜海岸に面した公園に、大きな石碑が建っています。

「北米合衆国水師提督伯理上陸記念碑」

1853(嘉永6)年 アメリカ合衆国東インド艦隊司令長官
ペリー提督が、この地に上陸したことを記念する碑です。
総高:8.68m  市指定重要有形文化財
揮毫は初代総理大臣 伊藤博文氏

碑の裏面
      

黒船来航から47年後、
1900(明治33)年に日本で開催された米友協会式典で、嘗て艦隊来航時に
ペリー提督と共にこの地に上陸したビアズリー退役海軍少将が、スピーチで
日米両国最初の接点を示す光景が無いことを惜しんだのがきっかけとなり、
明治憲法起草に関わり当時の政界に影響力があった金子堅太郎氏を代表と
する同協会が早速2万円の基金を集め、1901(明治34)年に完成させました。

ペリー提督上陸記念日に合わせて行われた除幕式には、桂首相・閣僚のほか
榎本武揚氏、ビアズリー氏など約1,000名が列席。久里浜沖では日米両国の
軍艦から祝砲が放たれるなど、大変盛大な式典だったということです。

その後 第2次大戦中には引き倒されましたが、戦後復元されました。


記念碑の傍らに、記念樹の松が2本。

左が「金子松」 右が「ビアズリー松」とか。


園内の一隅に、「じょうきせんの碑」

1990(平成2)年 建立
「泰平の ねむりをさます じょうきせん たった四はいで 夜も寝られず」

鎖国200年の泰平の夢を破るように 浦賀沖に突如現れた
4隻の黒い艦隊の威容に、見聞した人々の驚きと動揺は
いかばかりであったでしょう。この様子を端的に表現した
この落首は「久里浜村誌」によれば、老中 間部詮勝
(まなべあきかつ・号は松堂)の作といわれています。



公園右奥の記念館には、ジオラマや関係資料が展示されています。


















館員の方の説明に、静岡からという若者の
グループが熱心に耳を傾けていました。






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