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スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

鎌倉・大仏ハイキングコース

2015-01-25 | ハイキング・山歩き


またまた鎌倉(笑)

でも、今日はしっかり歩くつもりです。
というのも・・
週明けに 年1度の健康診断の予定があるので、
もろもろの数値を ちょっとでも良くしたいという 姑息な考えで・・・




「鎌倉」駅西口(通称 裏駅)から、扇ガ谷の方へ。

東光山 英勝寺


門前の白梅が ほころび始めました





海蔵寺」へ向かう道の途中で左に入っていくと、住宅地の先に急な山坂。

化粧坂
          


ぬかるみが残る坂道を上りきると、左手に広場があります。

「源氏山公園」

春には桜、秋には紅葉のきれいな公園。

芝生広場中央に高さ2mの頼朝像が鎮座しています。



すぐ近くにある「葛原岡神社」で参拝を済ませて・・
さぁ、今回は ここからハイキングの始まりです☆




「大仏ハイキングコース」

葛原岡から、大仏坂の出口まで 約1.8km


          
途中 急な階段があったり、ロープにつかまって下る所もありますが
まずまず気軽に、スニーカーでハイキング気分を味わえるコースです。




大仏坂の階段の所から右へ更に行くと「大仏切通し」ですが、今回はここで下界に下り
観光客でごった返す長谷の通りを抜けて、あとは「鎌倉」駅までしっかり歩きました。 
さて体の脂肪、少しは燃えてくれたかな~? 

21,203歩 




三浦アルプス

2015-01-10 | ハイキング・山歩き



山道を歩きたくなったので、思い立って 今年初のハイキング☆



三浦富士ハイキングコース」入口から




何度も登って道は知っているけれど、ちゃんと独りで山道を歩くのは
今回が初めてなので・・・‘ビビり猫’は心臓がドキドキ・・



若宮の狛犬さんの間を抜けて



シダの生い茂った薄暗い道を、エッチラオッチラ登って行きます。
この辺り 最高にドキドキ
          




無事 「浅間山(通称 三浦富士)」山頂に 到着~ ホッ
( 標高183m )

「浅間神社 奥宮」に参拝して



今回は、山頂から富士山が綺麗に見えました!



ひと息いれて水分補給したら また出発!



高い山ではないけれど、上ったり下ったりを何度も繰り返しながら
歩くコースなので、結構 「登った」感があります。


分岐に着きました

左へ行けば「武山」、右へ行けば「砲台山」へ。
先ずは「砲台山」へ向かいましょう。


砲台山
( 標高 204m )

山頂に、戦時中の砲台の基礎部分が残っています。


‘猫’デス


「第三管区海上保安本部 武山中継所」


一応 此処がコースの最高峰ですけど、茂みに遮られて眺望は・・・
それでも、ちょこっとだけ富士山が顔をのぞかせてくれています。



先程の分岐点まで戻り、今度は「武山」を目指して左の道へ。
また上ったり下ったりしながら・・



最後のひとがんばり!



武山」に到着しました~
( 標高 200m )

展望台の方向表示板

茂みに遮られて、武山山頂から富士山は見えません。

(東側)
運が良ければ、スカイツリーが見えるんだけど・・・どうやら×のよう


(南側)
三浦半島の先端



武山山頂には、航海の守り神の不動尊が祀られています。

龍塚山 持経寺 武山不動院

地元少年野球チームの初詣でしょうか。 一同揃って礼!
このあと 展望台から海に向かって、一人一人順番に今年の抱負を叫んでいました。
カワイイな~

28日の「初不動」には、たくさんの参詣者で また大いに賑わうことでしょう。
          

今日は絶好の天気で、最初はかなりドキドキしたけれど そのうちハイカーやトレイル
ランナーなどいろいろな人に次々出会ったりするうち 独り歩きもいいナ・・なんて

で、今日は久しぶりに 大腿四頭筋に酸張感!

19,400歩



鎌倉・天園ハイキング

2014-12-06 | ハイキング・山歩き


ひと月ぶりの鎌倉☆
 紅葉は、どうなっているでしょう?

まずは、紅葉ヶ谷の「瑞泉寺」へ。




山門辺りは紅葉していたけれど・・まだ少し早かったかな。
12月半ば辺りが見頃でしょうか。


じつは
御嶽山の噴火以来、ビビりの‘猫’は箱根への足も遠のいて
近頃は、殆ど山道を歩いていなかったですねぇ・・

ということで、例により 今日も予定外行動
慣れ親しんで安心な山道「天園」を 歩いてみようと思います☆
スニーカーで来ているので、ぬかるむ「獅子舞」コースは避けて
瑞泉寺横の入口から 出発~!




山道に入って行きます。



やぐら跡(岩窟)の横を通って




「貝吹地蔵」
          
上半身だけが見えているお地蔵さま。
1333(元弘3)年 新田義貞の軍に敗れ自害した北条高時の首級を守って
逃げていた北条方家臣の目の前に地蔵が現われ、貝を吹き鳴らして
その家臣を瑞泉寺の裏山へと導いた という言い伝えが残っています。



途中 展望が開けた場所から、紅葉の先に富士山☆






サクサク 落葉を踏みながら♪
          


と、
木の下に屈みこんで、何やらしている様子の男性を発見!
「何をされているんですか?」とお尋ねしてみると、
「これ、何か分かります?」と見せてくれた袋いっぱいに、黒いモノが・・
キクラゲでした~

男性に教えられて見ると、木の幹に
ホントだ、ついてる ついてる!

そこで‘猫’も、
思いがけず茸狩りを楽しんじゃった



やがて、
「右 建長寺道」の道標を過ぎ




「勝上献(しょうじょうけん)」の展望台へ
海抜:145.1m



ここからも富士山が☆

このあと、「富士見台」からも 綺麗な富士山が見られました。
今日は、富士山大当たりの日だな


眼下には、「建長寺」の伽藍が見えます。





建長寺の「半僧坊」へと下りて行きます。

紅葉と天狗さん達に迎えられて







鎌倉の晩秋を楽しみました



25,298歩



山梨・三国山

2014-07-22 | ハイキング・山歩き



山中湖の南側 山梨県と静岡県の県境の尾根を行く
「三国山ハイキングコース」を歩きました。



R138 「籠坂峠」バス停で 歓迎の女神(?)の
像に迎えられたあと、
車道を隔てて鋭角に曲がる舗装された坂道を暫く上って行きます。
          


山中湖村の公園墓地の傍を通って、奥へ。




そして、いよいよ ハイキングコースに入って行きます☆
10:20

いかにも富士の裾野という感じの黒いザラザラした火山性の砂礫(スコリア)が
雨水にえぐられて深い溝のようになっている道を、ザクザクと進みます。




緩やかな上り道が右の方へカーブし、ゆっくり下って行くと
やがて 開けた場所に出てきました。
ここが「アザミ平」 11:10

フジアザミは咲いてないけれど・・

「三国山」まで あと4.0km



暫く平坦な尾根道を歩いて、低木の樹林帯に入っていきます。
足元に白い花びらがいっぱい落ちています。 見上げてみると・・
ヤマボウシ



木漏れ陽の下を、アップダウンしながら歩いて歩いて
大洞(おおぼら)」の山頂に到着しました☆
11:50
          
「角取山」とも言うんですね。 標高 1383.5mは、このコースの最高峰ですが
樹林の中で、眺望はほとんどききません。 山頂という感じは全く無く・・




このあとも、大方はブナ・コナラなどの樹林の中を 歩いて行きます。
時々思いきり大きく深呼吸  体の隅々まで・・んー、気持ちいい~



所々で、バイケイソウが匂いを放っています。
          

ヤマハッカかな?


ホタルブクロ                     オニシバリ?
          


急に霧が出てきた・・・ わォ、天然のミストシャワー!




三国山」山頂に到着~☆
12:45

甲斐国・駿河国・相模国の3国にまたがるので「三国山」。

ここも展望はありませんが、ベンチがあったので
ここで おにぎりタイムと致しまセウ!


標高 1320.2m

展望が開ける「明神峠」まで
、ここから2.3km。 大人の足で50分とありますが
この分じゃ 富士山のお出ましはなさそうなので、真直ぐ「パノラマ台」へ下ります。
13:15出発




藪こきしながら下っていくと、やがて車道に出ました。
          


車道を歩いていくと、山中湖が見えてきた~♪
15分ほどで「パノラマ台」に到着。 本日のゴールです
13:30



                    

富士山は見られなかったけれど、思いのほか涼しかった林の中で
日焼けの心配もなく歩いて思いっきり森林浴。 そしてミストまで浴びて、
なんとも贅沢なハイキングでした☆          








金時山に登ろう!

2014-05-31 | ハイキング・山歩き


先月の「
大山」で気をよくし、またあの爽快感を味わいたい!と
山道を歩いてみる気になった懲りない‘猫’

今回は、何年かぶりで「金時山」に登ってみることにしました。
しばらくご無沙汰していたので、ひさびさの箱根だな~☆


箱根登山鉄道「箱根湯本」駅から、バスに約40分揺られて「乙女峠」バス停下車。
バス道を少し戻り、林道に入って右側の山道から 10:30 スタート。

最初はこんな感じでしたが・・


次第にゴロゴロと石ころだらけの九十九折の急な坂道になり、
展望のない樹林の下を ゆっくりペースでひたすら登って・・



乙女峠(1,005m)
11:
10着



「昔、仙石原の娘が父親の病気を治そうと、峠の先の地蔵堂に日参し、満願の
日に父親の病気は治りましたが、彼女は雪に埋もれて死んでしまった、と
伝えられています。彼女の霊を哀れみ、乙女峠と呼んでいます。」

富士山が見える展望台も、この季節は樹木が繁って・・・


茶店の建物の横から 結構きつい勾配の坂や丸太の階段を登って行きます。



長尾山(1,119m)
11:35着

開けた場所にベンチもあり、多少の展望もあります。
ここで水分を補給して、暫時休憩。
今日はとても蒸し暑いので、熱中症に要注意です!


長尾山を過ぎると、
暫くは平坦道でホッとします。



花を愛でる余裕もあったりして・・








やがて 樹林帯を過ぎると、また岩場の道になりました。 
鎖やロープを使って、そろそろと上ったり下ったり・・渋滞ができます。
          




山頂が見えてきました~ あとひといき!



金時山(1,212.5m)
12:15 登頂

山頂から 神山・芦ノ湖方面の眺望

山頂銀座(笑)

富士山には嫌われるし・・ゴロゴロと嫌な音もしてきたし・・
タイムのあと、12:45 早々に下山開始。

ところが、考えることは誰しも同じですね~下り道は大渋滞!
細い岩場の道をたくさんの人が下り始め、さらに 時々上ってくる
人達とも交互に道を譲りあうため、しばしば立ち往生。
ま、慌てずに行くことにしましょう!



「金時神社」への分岐を過ぎると、人はグッと少なくなりました。
あとはゴールまで、ひたすら下るのみ。 雨 降らないでね~!

仙石原まで20分。
もうひとがんばりデス!



ゴールの「金時登山口」
14:00 無事に到着☆


天気予報で 天候不安定と聞いていたので、雷鳴が続いて
心配したけれど、降られずに下山でき めでたしめでたし☆

大丈夫 まだ歩けるヮ と、ちょっとだけ嬉しくなった‘猫’でした~




大山山頂~下社

2014-04-19 | ハイキング・山歩き


山頂広場はベンチもあり、お弁当には最適な場所ですが
今日は すっかり‘大山銀座’の賑い

まだあまり空腹でもないので、「見晴台」で食べることにして
拝殿と奥の院に 下りの安全を祈願し・・

11:50 早々に出発☆


「不動尻 見晴台」方面へ下ります。




下りは‘猫’のニガテな階段
一段一段の高さと幅が 歩調に合わなくて、疲れるゥ・・・





大山の肩
          
獣除けのネットが張られています。          時々下界を見下ろしながら・・


所々に、可憐なマメザクラ




12:40 「見晴台」が見えてきました。
標高 683m
          
あら~此処も満員大盛況だなぁ!
道路改修中のため、工事資材もたくさん置かれています。

見晴らしも ま、こんなところか・・・


おにぎりタイムはやめ、下りながらバナナを頬張ることに。

ちょっとお行儀悪いけど・・・


モミの林の中、片側ガケの細い道を下ってゆきます。
          

幼木が大切に育てられています。
         



おー怖っ~

途中、「崩落死亡事故現場」と書かれた立札があったりして・・・
大山を軽く見てはいけません。道を譲りあって 慎重に・・!


「二重滝」が見えてきました。
自然の巨岩が二段に分かれ、上流の断崖からの湧水が二段の岩壁に流れ
出るところから二重滝と呼ばれ、 修験者の禊の場所であったといいます。
          

滝の傍に、「二重社」

阿夫利神社の摂社で、祭神は殖産・灌漑・雨乞いの神。
水をつかさどり、俗に龍神にも例えられるとか。

説明板によると;
関東大震災前まで、二重滝の滝壷の辺に樹齢1,000年を超える
老杉があり、毎夜丑の刻に参って この木に呪いの相手を模った人形を
打ちつけたという 凄愴の「呪いの杉」伝説が伝わっているそうです




赤い鳥居の小さなお社を左に見ながら



ほどなく 右手にある石段を上って、13:15 下社に到着☆

がんばったご褒美は、茶店で「とうふソフト」

¥250ナリ

あとは楽チン
下りのケーブルカー+バスで
「伊勢原」駅まで。


よくがんばりました~ 19,171歩







大山山頂をめざして

2014-04-19 | ハイキング・山歩き


今年に入ってから思い立って、時間を見つけ少しずつ歩き繋いできた
「大山街道・田村道」は、先月 漸く「阿夫利神社下社」まで辿り着きました。
こうなったらもう、上まで行くっきゃないでしょう!

というワケで、
今回は 大山山頂の「阿夫利神社本社」をめざすことに☆


前に登ったのは いつだったかなぁ? と記憶を辿ってみると
えっ、もう10年も前のことでした・・・今回は体力 ダイジョウブかぃな??

「ダメだと思ったら、途中で引き返してくればいいじゃないか」と トノ。
たしかに! では自分のペースでゆっくり行くことにしまセウ☆




今回は下社までケーブルで上り、そこから歩き始めます。
週末の晴れ間とあって、「伊勢原」駅からのバスもその先の
ケーブルも乗客の長い列。 これなら歩くのも淋しくないナ♪



登山口(10:25)

標高 696m
明治の初め頃まで、夏季以外は登ることができなかった
そうで、半分閉じられた扉は その名残りだといいます。

いきなり急な石段を上っていくと

「白山神社」

「(阿)夫利大神」の碑が建っています。
「大山修験(山伏)は山中で行う修行の中で、白山神社を
拝するのがその一過程であった」と説明板にあります。

近くに 歌碑が一基

「 豊作を たたへ 大山 仰ぎけり   伊代次 」
俳人 滝沢伊代次氏の句でしょうか。


ここから 次第に山道になります。 さぁ、ぼちぼちと参りましょうか。
路傍に「〇〇丁目」と刻まれた標柱が立ち、それが路程の目安。





8丁目の「夫婦杉」
左右同形の巨木で、推定樹齢500~600年。
          


14丁目「ぼたん岩」
足元に見られる球体の岩が、牡丹の花のように見える
ところから、その名。 海底で出来た岩だそうです。



15丁目「天狗の鼻突き岩」
岩に直径15cmほどの穴があいています。
天狗さんの仕業でしょうかね。



16丁目「追分」
「蓑毛」との分岐地点で、標高992m。
「石尊大権現」の碑は、1716年に建立されたもので、
総高3m68cm。 麓から強力さん達が担ぎ上げたとか。
江戸時代の大山信仰の深さを表す立派なものです。



20丁目「富士見台」
富士山を眺めるには絶好の場所だそうで、
広重の浮世絵「不二三十六景」にも描かれています。


が、今日は・・・




こんな立札にも励まされつつ、今度は鉄製階段を上り・・
         


あ、鳥居が見えてきた~!



最後の胸突八丁を上りきると・・2つ目の鳥居 28丁目☆

山頂、着いたどー  標高 1251.7m


「雨降りの木」                       「奥の院」
          


眺望はやっぱり・・・だけど


無事に登りきって、「江ノ島」からの大山街道をめでたく踏破できました。
やったぁ~! (11:40)


(続)






足柄古道

2013-12-07 | ハイキング・山歩き



12:40 足柄城址を出発。

帰路は、R78の途中から旧小田原道・甲州道の古道(足柄古道)に
入り、 車の道の右へ左へと縫うように 石畳の道を下って行きます。



気分は、すっかり昔の旅人☆ 楽し~♪



          


左手に見えているのは、‘もっこり山’の「矢倉岳」でしょう。
今は亡き‘相棒’がまだ元気だったとき、一緒に登ったなぁ・・




13:15 今朝スタートした地点に下りて来ました。

六縁山誓広寺 地蔵堂

足柄地蔵尊が祀られています。 お堂の周囲には石仏や石碑が
並んでいて、古くから地元の信仰の場であることがうかがえます。

朝出発する際に、今日一日の安全をお願いしたので、こうして
無事に下りて来られたお礼も ちゃんとしていかなくちゃね!


地蔵堂の前を、今度は左の方へ進んで行きます。






道筋にある店先に並んでいた土人形 

此処は、金太郎さんのふるさとですね。


金太郎生家跡


此処は、四万(しまん)長者の屋敷跡といわれます。

説明板によると;
長者の娘 八重桐は、訳あって嫁ぎ先から戻り長者屋敷で男児を出産。
この子が金太郎、のちの坂田金時(公時)といわれています。

付近に、「金太郎の遊び石」という大石もありました。





さらに歩いて行くと、水音が聞こえてきました☆

13:40 「夕日の滝」 

金時山を水源とする酒匂川支流の内川上流にある滝で、高さ約23m 幅約5m。
一説に、毎年1月15日に 太陽が滝口中央に沈むことから、この名がついたとか。

金太郎さん
が産湯に使ったとも、のちに源頼光と此処で主従の契りを結んだとも。
地元の英雄 金太郎さんにまつわるエピソードは、たくさんあるようです。


22,794歩




南足柄・万葉ハイキングコース

2013-12-07 | ハイキング・山歩き



「南足柄」づいてますね~(笑)
今回は、「万葉ハイキングコース」を辿ってみようと思います。

小田急「新松田」駅から「地蔵堂」までバスで行き、
お堂の脇から下ってR78を跨ぎ、「相の川」を渡ります。

「地蔵堂の大モミジ」が真っ赤に色づいていました☆


まもなく山道。 10:30 ハイキングの始まりです


結構急な坂道が続き・・               
根が露出した杉林や・・
          

茶畑が広がっていたり・・

スタートから急坂が続いて息が切れたけど、気分は


11:50 「足柄万葉公園」に到着。

「足柄の吾(わ)を可鶏山(かけやま)の穀(かづ)の木の 吾をかずさねも穀割(さ)かねとも」(巻14)
(それほど思ってくださるなら、私を早く誘ってください。可鶏山にあるヌルデを割いたりせずに。)

足柄道は古くから官道として防人や旅人の往来が盛んで、多くの歌が
詠まれてきました。 園内には 『万葉集』の中のそうした足柄ゆかりの
和歌・長歌の説明板や、根府川石に刻まれた歌碑が点在しています。
1982(昭和57)年 開園。

          
「わが背子を 大和へ遣(や)りて まつしたす 足柄山の杉の木の間か 」(巻14)
(大和へ赴く夫を気遣い、私は足柄山の杉の木の間に立って帰りを待っています。)


園内のあずまやでひと休みしたら、尾根道を歩きます。
「万葉公園入口」バス停に下りて、ここから暫くはR78の広い道を。



神奈川県南足柄市と、静岡県小山町の県境なんですね。




左手に、赤白の鳥居が見えました。


足柄明神社

『古事記』に登場する古い歴史の明神様です。
説明板によると;
足柄明神は、東国平定の帰途の日本武尊を白鹿に姿を変えて襲い
殺された坂の神で、坂東人の誇りを守った古代の英雄とされるとか。

940(天慶3
)年創建と伝わり、その後矢倉明神となり「矢倉神社(現・足柄神社)」に
遷座されましたが、1873年に祭神から除かれたため、村人達の手で此処に石祠が
再建されたということです。 神様の世界にも勢力争いがあるようですね・・




足柄峠

標高 759m
鎌倉時代に箱根道が拓かれるまで、東西を結ぶ官道・公道として
賑わい、『万葉集』『古事記』にも登場する東海道最大の難所でした。


足柄之関跡

899(昌泰2)年 足柄坂に出没する強盗団を取り締まるため設置されました。
「おじぎ石」は、旅人が手をついてお辞儀をし手形を差し出した石とか。

「首供養塚」

盗賊や関所破りで処刑された者の首を晒した場所だそう・・・


道の右側に、「足柄山 聖天堂

小田原 早川に祀られていた歓喜天の石像を、弘法大師が
此処に遷座したと伝わります。 非公開の秘仏だそうです。
左手のご神木は、推定樹齢400余年のケヤキの老木。



やがて左側に、「新羅三郎義光吹笙之石

源義家の弟 義光は、笙の秘曲を 時の名人豊原時元に授けられましたが
兄を援けるため後三年の役に向かう途中、ここ足柄峠に宿陣した際、
「我死なば師の志失われん」と、師の息 豊原時秋にその曲を伝えたとか。
この大石に腰を下ろして、笙を吹いたのでしょうか。


12:15 「足柄城址」に到着。

創築者、年代とも不明ですが、平安末期頃から戦略上の要地として何度か
軍事的施設が設けられた形跡があるといいます。 城郭としては後北条氏の
属城で、数か所の曲輪・土塁・井戸跡・蔵屋敷跡・砦(矢倉)跡などがあります。
1590(天正18)年 豊臣秀吉の小田原攻めの後 廃城となりました。

本丸跡


空堀跡


天候に恵まれれば、此処は絶好の富士見スポットなんだけど・・

嗚呼・・・


でも、広々して気持ちのいい芝生広場で

午後もがんばって歩きましょう!



(続)




 


静岡・湯河原梅林まで

2013-03-10 | ハイキング・山歩き


「湯河原梅林」の梅も、ようやく見頃とか
「歩く会」の例会に参加して、ハイキングを楽しみました。

今日のコースは、以前 太極拳の仲間と歩いたことがあるのです。
もう7年も前のことですが。 あの頃は皆、元気溌溂だったなぁ・・


 JR[湯河原」駅前より出発。


「土肥実平公並夫人像」

土肥郷(現 湯河原・真鶴辺り)を本拠とした武士団「中村党」を率いて
源頼朝に従い、石橋山で敗れた後も大庭景親の軍勢から頼朝を守って
共に房総へ逃れ、その後の平家追討にも貢献して頼朝の信頼を得ました。


駅の裏手の、もと実平の居館があったといわれる場所にお寺があります。

萬年山 城願寺

古くからの密教寺院を実平が再興したという土肥氏の菩提寺。
後年、曹洞宗になりました。 
墓地の最奥に、土肥一族の墓所があります。

「七騎堂」

1974(昭和4)年に寄進されたもの。
敗走する頼朝に従った七士の木像が安置されています。

ビャクシンの古木

実平の手植えと伝えられ、今なお樹勢盛んな大木です。
樹齢 約800年  樹高 約20m 目通り 約8m
国指定天然記念物  「かながわの名木100選」


さて、ここからがいよいよハイキングのスタートです☆
時折吹く風が強く 少し埃っぽいけれど、楽しく歩きましょう!




お寺の横から、舗装された林道をひたすら上って行きます。
途中 美しい竹林があったり、スミレやナノハナやオオイヌノフグリなどに
たくさん出会ったりしながら、上へ 上へと・・


見晴らしの良い「ピクニックグラウンド」からの眺めも、今日は・・・
眼下に真鶴半島は霞み、吹き上げてくるスゴい風!

黄砂でしょうか?


1時間半ほどで、「城山」山頂に到着しました。
標高 563m

土肥城址



石碑の裏手から30分ほど下って行くと、開けた場所に出ました。

「椿台」


目の前の自動車道路は「椿ライン」。 
何組かのハイカーやライダー達が休憩していました。


トイレのある建物の前を過ぎ、「城山トンネル」を抜けて右へ。

つづら折の細い急な下り坂になります。 道の両側には
枯葉に埋もれるように、石灯籠や石仏がずらりと並んでいて・・



案内板に従って、左の大岩を巡るように石段を上ると

しとどの窟(いわや)」

高さ5m 幅13m 奥行き11mの石窟に、おびただしい数の石塔や石仏が
安置され、岩の上から湧水が流れ落ちてひんやりとした独特の雰囲気・・

石橋山の合戦から逃れた頼朝主従が、しばし身をひそめて
再起を期した岩屋だといわれています。


先程の道に戻り、幕山方面に向かって細い山道を下って行きます。
さて、ここからが大冒険!?



あまり信用できない感じの心もとない鎖場や


沢沿いの石の上を渡ったりしながら・・




崖を転げ落ちることもなく、何とか無事に広い「菜畑林道」に出られました☆
今回も、頑張ったゼ~ぃ   あとは、梅林をめざして・・


幕山の麓に広がる「湯河原梅林」は、‘梅の宴’期間の真っ最中☆
たくさんの観光客に混ざって、私たちも梅を見ながら流れ解散。




天候がよければ、この後また南郷山の方へ・・と話していたのだけれど
空がどんどん暗くなってきたので、今回は
断念。  少し心を残しながら駅へ。


それでも 20,408歩  
よく歩きました~!

 


大仏切通

2013-02-05 | ハイキング・山歩き


「佐助稲荷」の裏山を上って、山道に入ります。

大仏ハイキングコース
源氏山の方から長谷へと続く緩やかなアップダウンのある尾根道を、森林浴を
楽しみながら歩けるコースで
す。 一部に急な箇所もありますが、全体的に
よく整備されていて道標もあるし、ぬかるんでいなければスニーカーで大丈夫



さぁ、ハイキングを楽しみましょう!



所々で 階段を上ったり下りたり



チラリと海が見えたりもして☆




張り出した木の根に気をつけながら・・
          


   
ここで左へ。 あともう少しデス!    





分岐に出ました。
左へ行くと、長谷の「大仏隧道」、右へ行くと「大仏切通」。
ここまで来たのだから、切通まで行きましょう!・・と右へ。

長めの階段を上ると、「大仏切通」の道標。 だんだん道が細くなっていきます。
          



大仏切通

両側の岩肌を削って、細い道が続いています。
道の真ん中には、大きな石が・・



鎌倉の内と外を結ぶ要衝 「鎌倉七口」の1つに数えられています。
記録はありませんが、1241(仁治2)~1250(建長5)年頃に
開削されたものではないかと考えられているそうです。


注意しないと転げ落ちそうな 急斜面を下りると、杉林の中の平場に出ます。
正面には、垂直にそそり立つ切岸の岩壁。 やぐら(岩窟)跡が見えます。



前に来たときは、もっと鬱蒼としていて薄暗く少し緊張したけど
今回はきれいに整備されてあったお蔭か、そんな感じはありませんでした。


あとは、バス通りに出て「鎌倉」駅まで もうひと歩き☆
最初は こんなに歩くつもりじゃなかったんだけども・・・(笑)

18,268歩





仙石原のススキ

2012-11-10 | ハイキング・山歩き


山道から、仙石原高原に下りて来ました。


ススキの穂が陽を受けて光っています☆



一面銀白色の波の中の一本道を、たくさんの人が上って来ます。
好天に恵まれた週末の人出は、半端じゃありません~  



昔、この広大な原野を開墾すれば千石もの収穫が見込めるだろうと
「千石原」と名付けられたものの、土壌が田畑に不適で夢は叶わず
村人達が屋根葺き用のカヤを育てて生計の糧としていた、その名残だとか。


離れて見ると、銀白色というよりも 黄金色☆
これが全て稲穂だったらなぁ・・と昔の村人は思ったかも。


たくさんの人が、秋景色を楽しんでいました。




箱根の秋

2012-11-10 | ハイキング・山歩き


シゴトもどうやら一段落。 それでは・・と、がんばって早起き。
「箱根町歩く会」のハイキングに参加して、
リフレッシュするゾ~!



「レイクアリーナ箱根」前で準備運動をして、さぁ 出発!


今日はカラリとよく晴れて、最高のハイキング日和☆
箱根もだいぶ紅葉してきましたね。



「大涌谷ー湖尻自然探勝路」を歩いて行きます。
よく整備されて、歩きやすい遊歩道です。


頭上を行くロープウェイのゴンドラに、手なんか振っちゃったりしながら  
次第に山道に入って行きます。 落葉のふかふか絨緞に足裏が喜んでるナ☆




やがて右手に「梵字仏像」の標柱
          

そして、その奥には「弘法の硯(すずり)石」

この水は涸れることがないとか?
説明板らしきものも無いので、謂れなどは分からず・・

この辺りは、紅葉がなかなか綺麗です☆



そのあとも多少のアップダウンはあるものの、まぁ ラク勝だーい
暫くぶりの山道だけど、比較的歩きやすいコースで助かったヮ~♪



気がつけば、
足元のあちらこちらに 可憐な「フデリンドウ」



背丈のあるこれは、何リンドウ?





大涌谷の噴煙を横目に見ながら・・


歩いて 歩いて・・仙石原へ


仙石原では、紅葉が更に進んでいました


この季節 仙石原といえば・・・そう、アレですよね!
まだ綺麗に見られるかな?


(続)




葉山・三ヶ岡山緑地

2012-06-14 | ハイキング・山歩き


貴重な梅雨の晴れ間デス!


しばらくぶりに葉山へ行ってみました。


「真名瀬」の海岸


沖合約700mの「名島」に、赤い鳥居と高さ13mの「葉山灯台」。
石原裕次郎氏3回忌の1989年に、兄の石原慎太郎氏が会長を務めていた
日本外洋帆走協会などが資金を集めて建てたもので、別名「裕次郎灯台」。




本当は富士山を見に来たのだけど、またも嫌われてしまったので・・(笑)
さぁて、これからどこへ行こうかな~

で、
海岸から山に向かって歩いていくと

熊野神社
        

行き止まりかと思ったら、お社の右手から上へ行ける階段が・・
今日はスニーカーだけど・・・ま、上って行ってみましょ☆




なんと、延々続く階段 また階段
しまった! 何段あるのか数えながら上ればよかったナ~
        


広場に到着~  ここが山頂?


行き会ったハイカーさんに尋ねると、ここは「西疎林広場」で
山頂は「まだまだ下ったり上ったりの、その先ですよ」とのこと。
行ってみようじゃありませんか!



お願いだから、出ないでよね~~




「西2峰展望台」に来ました。
「関東の富士見100景」という国交省関東整備局のプレートがあります。





教えてもらったように更に上ったり下ったりするうちに、さっきより広い広場に到着。
さっぱり眺望はききませんが、どうやら今度こそここが山頂のようです☆

三ヶ岡山」 山頂 

標高 143m
3つの侵食谷をもつ複雑な地形で、針葉樹も多く野鳥の住みかと
なっています。ハイキングの道が整備されている県立公園。
修験道の道場であったと考えられ、「大峰山」とも呼ばれます。


山頂で休憩中の人が、「この先に見晴らしのいい所がありますよ」と
教えてくださったので、そこまで足を伸ばしてみました。




「東2峰広場」の眺望



さて、さっきの山頂広場に戻って、そこから
「あじさい公園」の方へ下りて行ってみましょう。

アジサイは咲いているかな?



(続)




倉見山②

2012-05-26 | ハイキング・山歩き


12:30 みはらし台をスタート。
午後からは、上ったり下ったりの山道になりました。
        


若緑に所々ヤマツツジの朱色が映えて、とても綺麗☆



「相定ヶ峰」

テーブルとベンチが置かれていて、ハイカーさんがお食事中。
その前を失礼して、お先に・・



どうやら、基本 下り道になりました。
膝に負担がかからないように、ゆっくりめに歩いていると
道の左右に、小さな花々☆

ジュウニヒトエ



チゴユリ
        


ホタルカズラ                    フデリンドウ
        
あ~ぁ、ブレてしまった・・・薄暗い所なので(なんて、言い訳)


マムシソウ



ウマノアシガタ
        


ヒメオドリコソウ
        


カキドオシ                     クサノオウ
        




13:35 「堂尾山公園」に到着

公園?

壊れかけたあずまやと、2基の石碑があるだけで
だれもいなくて、ちょっと心細い・・・

でも、こんな見晴らしが☆





14:30 「クマガイソウ群生地」に着きました~
本日最後の目的地です。



クマガイソウは?

終わってました~~
係の方にお聞きすると、今月の15~20日頃が見頃だったようです。
絶滅の危機にあったのがここまで殖えたのは、本当にご苦労の賜ですね!
これからもぜひ頑張って、大切に殖やして頂きたいものです。 


でも一輪だけ、がんばって残っていてくれましたよ☆
        

あと、エビネランはたくさん咲いていました。



あとは「町民グラウンド」の脇から再び「桂川」に沿って駅まで。
14:50 駅前にゴール

ちょうど入って来た特急電車
ボディには、楽しい富士山のイラストがいっぱい!






山頂からの眺望もクマガイソウも、またこの次のお楽しみということで
新緑を充分に堪能した一日でした☆

25,863歩