今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

日進は紫外線注意

2008年04月23日 | お仕事
昨年12月から、愛知県日進市のキャンパスでも常時気象観測を開始した→「日進気象台」
その結果、数キロ離れた名古屋市千種区の星が丘キャンパスでのさまざまな気象観測値と比較できるようになった。
10分ごとの観測値を見比べていて、一番気になったのは、有害紫外線指標であるUVindexが、日進の方が1ランク高い傾向にあること。

そして、今日の日進のUVindexの最大値は午前11時23分に9.3にもなった。
一方星が丘では12時9分に7.4止まり。
WHOによれば、UVindexが8を越えれば、UVケアどうのこうのより、外出そのものを控えるレベルとなる。
つまり今日の日進は紫外線の危険値だったのだ。

なぜ、日進は星が丘より有害紫外線量が多いのか。
まず疑うのは計器間の誤差(器差)であるが、両方とも同一機種でしかも同一時期に購入した物なので、器差は考えられる最小だ。
実際、日射量の方は差がない。

とすると、上空の大気の差と思える。
星が丘は、名古屋都心部の空気が卓越風で東進して滞留しやすい場所だという。
日射量とUVindexとの対応関係は、星が丘は東京のひぐらし気象台とほぼ同じ。
つまり、星が丘は東京と同じ都市部の大気を示している。
それに対し、日進は日射量は星が丘と差がないものの、日中のUVindexは1ランク高くなる。これは郊外の大気になっていて、波長の短い紫外線がより通りやすくなっているのだろう。
空気が澄んでいる分、有害紫外線量も多いというのは、皮肉だが、
日進市民は、名古屋市民よりもなおいっそう、UVindexケアをした方がよいということになる。

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