今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

エアコンの暖房を更に効率化

2017年11月17日 | 生活

天井近くに設置してあるエアコンは必然的に暖房効率が悪い(暖気は無条件に上昇するから)。

①そこで、まずはエアコンの吹出口をできるだけ下に向け、風速を最大にする。
つまり強制的に暖気を床面に向って吹き降ろさせる。
設定温度はたったの18℃だが、吹出口からは30℃以上の温風が吹き出る
(世間には設定温度=温風温度だと勘違いしている人がいるようだ)。

面白いことに、わがエアコン(三菱霧ケ峰)は風速を「自動」にするより「最大」にした方が消費電力が100Wも低くなる(この差はでかい)。

これは「自動」にするとファンの回転よりも発熱を優先するモードになり、「最大」にすると発熱よりファンによる暖気の送風を優先モードになるためで、消費電力は発熱>ファンの回転数による。

②ただ、エアコンの強風は直接床の冷気を吹き飛ばすほどには届かないので、床においたサーキュレーターをエアコンのセンサーに向けて最弱(20W)で稼働する。
こうすることで床の冷気が強制上昇され、エアコンからの暖気の強制下降と相まって、結果的に循環が成立して、床の温度がやがて天井並みの温度(設定温度+2℃)になるという寸法。

ただ、下降流の強制度が弱いこともあって、こうなるまでに結構時間がかかる(その間は床は冷えたまま)。

③そこで、秋葉で買ってきたUSBファンを床とエアコンの中間の高さになんらかの手段で固定して(本棚とカラーボックスの隙間に挟んでいる)、ファンを下向きにすることで、エアコンの暖気を加速させて床にまで届かせる。
90度もの下向きのファンって品物が存在しないので、小型のUSBファンに頼るしかない(USBコードをつないで長くする)。
これを使うと、床の方がエアコン口や天井より高温にすらなる(→そうなればエアコン設定温度をさらに下げられる)。

ただこうなるまでにまだ一定時間が必要で、最初に冷えた状態で床が暖まるまで、どうしても寒さを体験する。

④そこで、床に座面用の60cm四方の電気ミニマット(ホット座布団)を買い、最初にこのスイッチを入れる(最大で50Wなのでたいしたことない)。
実家の床暖房の快適さがわかったため、これを購入したのだ。
頭から暖まるより、足下から暖まる方が気持ちいい(頭寒足熱)。

もちろん、エアコンの暖気循環が成立して室温が高くなったら、電気ミニマットの電源を切り、ついでUSBファンも電源を切る(サーキュレーターだけはつけっぱなし)。

かくして、①〜④の措置によりすばやく床から暖まり、室温も効率的に高くなる(サーキュレーター、USBファン、ミニマット合わせても100w未満)。
最終的には設定温度を17℃まで下げても、①〜③で床上温度は23℃になる。
その間エアコンの消費電力は440Wをキープし、時たま0Wになる。 

→エアコンの設定温度を更に下げて、サーキュレーターを不要にする方法を発見→その記事へ


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