30日の午前9時から、わが自宅のある東京都文京区でワクチン接種の予約受付が始まった。
その数日前に、区から自宅に案内が届いていた。
ただし当日は、名古屋宅にいる。
予約方法は電話とメールの2種類だが、電話はまず通じないだろうから、ネットのサイトを,サイトが推奨しているブラウザChromeで事前に開いておき、
8時59分に、ネット画面の「申込」スイッチを押した。
すると案の定接続に時間がかかり(なので1分前に入力した)、9時00分を過ぎても接続が進まない(すでに回線が輻輳しているわけだ)。
やがてエラー表示が出た(混雑からはじき出された)。
かまわず接続しなおし、これをしばらく繰り返す(はじき出された混雑に突進を繰り返す)。
ためしに電話をかけてみるが、当然通じず、「しばらくしてからおかけなおしください。」のメッセージ。
ネットのアクセス動員を増やすため、Safariも開いてそちらかもサイトにアクセス(マカーなもんで)。
結局15分以上ねばって、やっと繋がった(申込に入れた)のは、推奨されていない方のSafari(その後もChromeはダメ)。
画面で、入力指定される券番号(案内に記載)を、あらかじめパソコン画面に入れておいてコピペで入力し、パスワードを2回作らされ(これも事前に作っておいてコピペ)、やっと予約画面に達する。
しかし、案内から想定していた画面と異なり、予約日時と接種場所(病院)をこちらでは指定できず(指定欄があるのに)、20以上ある選択画面から選択しなくてはならず、しかも日時も場所も範囲が限定されている。
こちらが希望した日時も場所も選択肢外だったので、20以上ある画面から(1画面につき選択肢が20くらい)選びなおし、やっと予約ができた(すなわち希望する日ではなく、場所も遠い)。
以上、このような画面について文句を言いたいが、繋がってからは数分で予約ができたから、結果オーライとしよう。
私が予約で戸惑っている最中に母から電話が来て、自宅で在宅勤務している弟のパソコンで予約できたという。
300km離れた名古屋からより、同じ区内の方がスムーズに接続できたようだ。
今回は”高齢者”が対象だが、高齢者の大半は電話しか手段がないはずで、「しばらくしてからおかけなおしください」というメッセージを幾度も聞きながら、いつ繋がるかわからない発信を繰り返したことだろう。
高齢者が対象なのに、大半の高齢者には予約できない、こんな予約システムでいいのだろうか。
実際、名古屋では電話がつながらない高齢者たちが、区役所に押しかけたという(混雑=三密を引き起こした)。
まずは地域や日時を機械的に振り分け、それがダメな人だけ調整するわけにはいかないのか。
マイナンバーによる情報管理が機能していない日本では無理か。