今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

サイキック・パワー講座5:ペンデュラムを使った潜在意識との対話

2021年04月29日 | パワー・スピリチュアル

前回の講座4で扱った気とかプラーナとか呼ばれる生命エネルギーは、”サイキック”には収まらない心身一如的現象である。
そこでこれからは、純粋にサイキックと言える現象に注目してみる。
自分の意識とは別の、自分でも気づかないという意味での潜在意識のパワーだ。


まず紹介するのは、ペンデュラム(振り子)を使うもの。
原理は、振り子なので、糸で五円玉をぶら下げてもいいのだが、振り子部分が石や金属の既製品をネットで購入できるので(「ペンデュラム」で検索)、それを使うと気分が出る(私はAmazonで金色のを購入)。
形態として、五円玉より振り子の先が尖った方が、先々便利。
ちなみに石(パワーストーン)だと浄化の手間がかかるから金属の方がいい、という意見もあるが、浄化自体、水流にひたせばいいので手間はかからない。

さて、ペンデュラム(この場でやってみたいなら五円玉と糸※でもよい)を利き手の三指(親指・人差指・中指)で3方向から押さえて吊り下げ、真下に静止している状態で始める。
※:吊り下げる長さは、既成品のペンデュラムでは15-20cmほど。

①まず最初は、意識の念でペンデュラムを自在に動かす訓練。
ただし、吊り下げている指を意識的に動かしてはならない(これをやったら意味がない)。
振り子部分を見つめて(持っている指は視野の焦点外におく)、左右に動けと念じる。
左右に動いている情景を、目の動きで(目を左右に動かして)シミュレーションするといい。
すると、ペンデュラムが徐々に左右に揺れだし、その振幅も大きくなる。
もちろん、吊り下げている指は固定されている。
そして動きを停めるように念じる。
動きが止ったら次に、前後に動くことを上の方法で念じる。
さらに、斜め(前後と左右の中間)、そして円運動(時計回り、反時計回り)もやってみる。
以上、すべて出来たら、練習終り。
余裕があれば、見つめることをせず、閉眼してやってみる。

②本番に向うための準備に入る。
まず自分にとって正解であることが明確で「はい/いいえ」の2択で答えられる問い、たとえば自分の性別「私は男/女ですか?」という問い(この問い、人によっては必ずしも明確に2択な問いではないが)を立て、その問いを念じながら、ペンデュラムを見つめる。
すると、特定の動き(前後か左右か、時計回りか反時計回りの円運動)が始まる。
その動きが、自分にとっての「はい」の答え。
つぎに自分にとって不正解であることが明確で「はい/いいえ」の2択で答えられる問い、たとえば自分の性別でない方の問いを立て、その問いを念じながら、ペンデュラムを見つめる。
すると、たいてい先ほどの「はい」とは異なる特定の動き(前後に対して左右、時計回りに対して反時計回り)が始まる。
その動きが、自分にとっての「いいえ」の答え。
ちなみに、「はいの動きはこれこれ」(たとえば時計回り)と指定する本もあるが、理論的にも個人差があると思うので、それを盲信せず、自分の”はい/いいえ”を必ず確認すること。
この、はい/いいえの動きが定まらないと先に進めない。


③ではいよいよ本番。
何か答えがわからない二択の問いを発する。
たとえば探し物のありかを問う。
その場合は、「〜は、この部屋にありますか?」という形で問う。
その問いを念じつつ、ペンデュラムを見つめる。
するとペンデュラムは、「はい」か「いいえ」のどちらかの動きをするだろう(そうでない場合もありうる)。
探し物以外に、判断に窮した時の意思決定に使える。
ということは、占いに使える。
逆に、判断が面倒だからと最初からこれに頼ると、真摯に回答してくれなくなるかも※。
※:占いとしての易は「人事を尽くし(可能な限り努力をし)て天命を待つ」ためのもので、人事を尽くさずに易占に頼ることを排している(ペンデュラムは易占と原理が異なるが)。

さて、この現象はどういうメカニズムなのか。
強く意識で念じると、それが指に伝わって、意識ではなく潜在意識が指を微(かす)かに動かすためと言われている(実際、姿勢チェックで、身体部位を意識するだけで、その部位の姿勢筋が反応する)。
実はペンデュラムを動かす動きは”ほんの微か”でOKで、その微かな動きが物理的に共振されれば、あれとあれよと振幅が増強されていく(振幅の増強そのものは物理現象として不思議ではない)。
練習①②では、(顕在)意識にとって答えが判っている問いに対して潜在意識が反応しているのだが、
本番③のように、顕在意識が回答不能な問いも、潜在意識は回答可能なのだ。
それを可視化するのが、このペンデュラム。

これが可能ということは、潜在意識は顕在意識以上の情報をもっているということ(顕在意識は潜在意識の情報ストックを参照する)。
ペンデュラムは自分の顕在意識が自分の潜在意識に直接問いかける行為というわけだ。
ということでこの現象は超能力ではないため
、自分の潜在意識の正解率が100%という保証はないし、潜在意識でも回答できない場合もありうる。

ただ潜在意識を活性化させること自体に、自分のサイキック・パワー(心の能力)を高める効果がある。

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