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今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

11歳姪の大手術

2019年02月04日 | 身内

東京の実家で1つ屋根の下に居る11歳の姪(元気な4歳の姪の姉)は、生まれついての重度の身心障害である。
これから成長期に入るので、ひどくなっている脊椎の側湾を矯正する手術が必要とされていた(片肺が圧迫されて変形している)。

脊椎そのもの(胸椎から腰椎)に矯正用の金属を埋め込むのである。
脊椎だから大事な脊髄を傷つけたらたいへんなので、慎重にも慎重を要す。
しかも手術部位が広い。
というわけで、8時間もの大手術になる。

親族としては、居ても立ってもいられないが、何もできないので、神仏に祈って、待機しているしかない。
病院での待機は姪の両親(弟夫婦)にまかせ、血液型が姪と同じ私は実家宅で待機する(その間、後期試験の採点にいそしむ)。

夜になって、両親が病院から帰ってきた。
手術は無事に終って、脊髄も傷つくことなく、また長時間の全身麻酔後も自発呼吸できているという。
そして120°も曲がっていた側腕が、30°に縮小できたとのこと。
術中はうつむき姿勢のままだったので、顔面は鬱血して腫れているという。
ひとまず安心した。
採点もほとんど終った。 

今後は、縫合した傷口の回復を待つわけだが、まずは術後の痛みが襲ってくるという。
そのため、鎮痛効果のある麻酔薬を投与し続ける必要がある。
ただし連続では使えないので、間歇的に使わざるをえない。
そうなると鎮痛薬が切れた時が辛そうだ。
11歳の、しかも言葉が使えない子にはかわいそうだが、これに耐えてもらうしかない。