今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

女子?の空調

2014年12月26日 | 生活

勤務先が女子大なので、女性に対する偏見はもたないつもりだが、
女子学生、女性職員、女性教員、それに自分の母親までが同じ行動パターンをとり、
男性にはみられない点で、これは女性固有の現象なのかと思ってしまう。

彼女たちの”空調設定”がおかしいのだ。
彼女たちは、空調を「温度設定」のみに頼ろうとする。
これがおかしい。

温度設定は温度センサーによるサーモスタットのオンオフ設定を意味することは、
おそらく男性なら文系でも知っていると思う。
ところが彼女たちは、寒い時は温度設定を25℃以上に上げてスイッチを入れる。
冬の室内至適温度は20℃だから、その教室に入ると暑くてしょうがない。

温度設定を高くすると、”それだけ早く暖くなる”、と勘違いしているようだ。
温度設定は、単位時間内で到達する温度の設定ではない。
すなわち冷暖房の”強度”ではない。
サーモスタットが反応するまでの空調の持続時間なのだ。

強度はむしろ「風量」で調整する。
たから、早く設定温度にもっていきたければ、風量を「強」にすればいいだけ。
そしてさらに効率良く空調したいなら、「風向」が大事だ。
冬の暖房なら当然「下向き」にする。

ところが彼女たち、温度設定は不必要にいじくる一方、風量と風向には手を触れない(初期設定のまま)。
なので期待した温度にならないと、さらに温度設定を上げる暴挙に出る(教室を30℃に設定!)。
空調には、最低限の工学的知識と理学的知識が必要で、
その知識にもとづいて温度設定と風量と風向を組み合わせるべきなのだが、
彼女たちにはその知識が乏しいとしか思えない(理系女子なら正しい空調ができると信じたい)。

私は室内に複数の温度計を設置して、客観的な視点で空調を制御している。
それによると、風量と風向を効率良く設定すれば、エアコンの温度設定は18℃でも、室内の居住域は20℃に達する。
それだけ電気エネルギーを効率良く使っていることになる。
逆に彼女たちの行動は、貴重なエネルギーの浪費でしかない。
まずはエアコンの説明書を読んでほしい。