根っからの反自民ではなく、現実的には自民党政権が一番ましだとは思っているが、
自民圧勝という選挙結果には失望感を覚えてしまう。
ああ、これでしばらく何も変わらないんだと。
しかもカネにまつわる問題で大臣を辞任した候補者が見事に当選するのを見ると、本当に”体質”が変わっていないんだなとがっかりする。
経済政策も外交・防衛も基本はそのままでいいが、この古い体質こそ変わってほしいのに。
自民に政策で対立するとなると、昔ながらの左翼政党になってしまう。
だから対立項そのものを相対化するため、より右の政党もほしかった。
一方、民主党には、政策よりも体質として新しくなってほしかった。
これらの希望もすべて元の木阿弥。
自・共対立なんてのは20世紀半ばの構図じゃないか。