博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

集安闘病記 その3

2009年10月11日 | 旅行・オフ会・展覧会
集安から通化行きのバスに乗り込み、2時間ほどで難なく通化に到着。長春行きバスの切符も20分後発車のものが買えてしまいました。ここまで特に体調に変化はなし。「風邪がぶり返すかと思ったけど、長春まで無事に戻れそうだな。」この時はそう思ってました。しかし本当の地獄はここからなのでありました……

異変に気付いたのは長春行きバスに乗ってしばらくしてから。何か車内の暖房が異様に熱いのですが…… そう感じるのは私だけかと思ったら、前の席のおばさんも「很熱啊!」とか言ってます。特に私が座っていた一番後ろの席が一番熱いようで、隣に座ってる女の子もあからさまに熱そうにしています。しかし誰も暖房を止めろと運転手にツッコむわけでもなく、そのまま4時間ほど我慢するハメに…… 途中のトイレ休憩で外に出た時は頭がしばらくキーンとなってました(-_-;)

そんなこんなでようやく長春の街中に入ったと思ったら、中途半端な所で運転手とバスガイドが「ここで下りろ!」とか言い出します。どうやら連休で道路が混んでいる中、終点の長春市客運中心站まで行くのが面倒臭いらしい。

文句を言いながらも素直に下りる乗客たち。私も仕方がないので下りることに。「ここは一体どこだろう?」と思いながら周囲を見渡すと、何か見覚えがある風景なんですが…… そこは宿舎から車で5分ほどの所にある長春大学の真ん前でした。(ちなみに長春大学というのは満洲建国大学の跡地にできた大学だそうです。建国大学というのは『虹色のトロツキー』の序盤で出て来た学校ですね。)運転手が横着なおかげでむしろ助かったぜ!と、早速タクシーを拾って宿舎へと帰還。

すんません、長くなったのでここでまた次回に続きます。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (Archer)
2009-10-12 02:56:10
>異様に熱い
インドは逆でした。
冷房が常時最低設定温度なんで、寒いと言えば毛布が配られるという仕様です(笑)

>『虹色のトロツキー』
これで僕の辻正信に対するイメージが固まりました^^;
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Unknown (さとうしん)
2009-10-12 19:40:28
>Archerさま
中国でも夏は冷房がガンガン効いているようです(^^;) 暖房ガンガン効かされるより、むしろ毛布で対処できる冷房の方がいいような……
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