博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

会津幇会 その1

2013年09月18日 | 旅行・オフ会・展覧会
9/14~16まで、きつりさん主催の会津幇会に行ってました。

当然台風18号に巻き込まれて最終日の移動に難儀したわけですが、それもこれも山川健次郎関係の展示を見るたびに「クネ男、クネ男!m9(^Д^) 」とネタにしたバチが当たったのかなと。


日新館の山川健次郎記念碑。

(一応ネタの説明をしておきますと、大河ドラマ『八重の桜』で後年の初代東大総長山川健次郎を演じている勝地涼という人が、朝ドラの『あまちゃん』では前髪クネ男というあだ名の、健次郎とは対極に位置するかなりアレなキャラクターを演じているのです。)

初日は日新館→阿弥陀寺の藤田五郎・時尾夫妻の墓地、二日目は飯盛山とその周辺→鶴ヶ城とその周辺→御薬園→会津武家屋敷の順で見て回り、三日目は天候の都合で観光を取りやめて移動日というスケジュールでした。

会津藩の藩校日新館は当時の建物ではなく、昭和62年に別の土地に復元されたものですが、孔子を祀る大成殿を中心とし、その周囲に新月型のお堀の泮水を配置するという中国式というか、儒教式の学校建築となっています。(そもそも日新館という名前自体が四書のひとつ『大学』の文句より取られたものですが)館内は結構広いように見えましたが、当時の実際の建築と比べるとミニチュアサイズのようですね。



当時の建築のうち、天文台の跡だけが鶴ヶ城周辺に残ってます。ここは二日目に行きました。住宅地のど真ん中に埋没していて案内の看板とかはありません(^^;) こういう状況だと、当時と同じ場所に日新館を復元するというわけにもいきませんね。



そして日新館の端に安置されている謎の文殊菩薩像。康煕二年に中国より贈られたと説明にありましたが、蓮華座ではなく獅子に文殊菩薩が乗るという形式が中国っぽいと言えばぽい?



その2に続きます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『楚漢伝奇』その9 | トップ | 会津幇会 その2(完) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行・オフ会・展覧会」カテゴリの最新記事