博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『大敦煌』第8話

2008年01月20日 | 中国歴史ドラマ
旺栄との政略結婚を迫られながら、密かに方天佑との結婚を望む梅朶公主。しかし肝心の方天佑は敦煌と西夏との友好を重んじ、「自分には都に妻がいる」と嘘をついて(ドラマの中で方天佑の婚姻に関する描写は出て来ていませんが、おそらくはそうなんでしょう。)梅朶との結婚を拒みます。

ショックを受けた梅朶は愛犬の散歩がてら(砂漠の中をリードで犬を引き連れて歩く光景がかなりシュールでした……)西夏の陣営に赴き、旺栄に「方天佑に本当に妻がいるのか、開封に行って確かめてほしい。そうしたら結婚してあげる。」とけしかけます。たまたま主君の李元昊からも使者の役目を仰せつかったので、喜び勇んで開封に向かう旺栄。ロケ地は雄大なのに話の筋は至ってチマチマとしているという、このアンバランスさが何とも言えません(^^;)

梅朶は邪魔者の旺栄は追い払ったとばかりに、莫高窟の壁画模写に出掛ける方天佑のお供をしようとしますが…… このあたりの梅朶の態度を見てると、彼女との結婚に必死な旺栄に思わず同情してしまいます……

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