博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『陳情令』その4

2020年03月21日 | 武侠ドラマ
『陳情令』第16~20話まで見ました。

蘭陵金氏と対岐山温氏での連携を確認して戻ってきた江楓眠は、妻を救うべく蓮花塢へと急行しますが、駆けつけ一番で背後から刺殺。 いやあなた、あっさりやられすぎでしょう…… 

虞紫鳶の実家の眉山へと向かう魏無羨たちですが、父母を思う江澄が密かに蓮花塢へと舞い戻り、無羨が彼を救出するためにその後を追うことに。無羨は関係が良好だった温寧の協力により江澄を救出しますが、彼は温逐流の「化丹手」により、体内の金丹を失ってしまっていた(すなわち剣客としては廃人になっていた)のでした。

無羨らは取り敢えず温情のいる夷陵へと逃亡。医術に長けた温情でも江澄の治療はかなわず、彼はやけっぱちになりますが、ここで唐突に薛洋退治のところで出てきた流しの道士宋嵐が再登場。無羨は彼の情報から、母の師にあたる抱山散人が付近にいるらしいことを察知。江澄を彼自身に仕立て、母との縁で江澄を治療させようとします。

江澄は何とか抱山散人と巡り会い、金丹を取り戻すことに成功しますが、夷陵近辺に潜伏して彼の帰りを待っていた無羨は温晁に発見され、捕らえられてしまいます。


箒のかわりに剣に乗って空中を移動する温晁たち。この「御剣」は『花千骨』にも出てきました。本作はもう少し現実世界寄りかと思いましたが、こういう世界観なんですね……

無羨は空中から死霊が集うという「乱葬崗」へと投げ捨てられます。これで無羨は死んだという扱いとなり、三ヶ月後。四大世家が勢力を取り戻し、岐山温氏に奪われた各氏の本拠地が次々と奪還されておりました。かつて「聴訓」の場となった岐山不夜天の教化司も陥落し、温晁らは夷陵へと逃亡。その後を追う江澄・藍忘機。


温晁らが潜伏する宿で二人が見たものは、行方不明であった無羨が謎の巫術で温晁・温逐流を追い詰めるところなのでした。無邪気に無羨と再会を喜ぶ江澄でしたが、忘機の方は無羨が使っているのは傍門左道の邪術ではないかと警戒を隠せません。


こちらは16年後の江澄。この後の展開で無羨とは絶許の関係になってしまうはずですが……?

ということで、いつの間にやら「乱葬崗」から舞い戻った無羨が死霊の幻影を相手に見せる技を習得したことで、またホラーテイストが戻ってきました。

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