古龍著・川合章子訳『マーベラス・ツインズ3巻 双子の運命』(コーエーGAMECITY文庫、2008年4月)
今回は小魚児・花無欠兄弟の出生と、小魚児が悪人谷から旅立つまでのエピソードを収録。原典ではこの部分が冒頭にあるはずが、日本語版では今までスルーされていたのですが、無かったことにされずに済んで本当に良かったと思います(^^;) 内容的にも既刊分の中では最も面白いです。
前巻で出て来た沈軽虹と献果神君、そして燕南天との因縁もこの冒頭部分で語られていたんですなあ。
あとは、相変わらず固有名詞の振り仮名に細かい間違いが多いのが気になるところ。この第3巻で登場した名称では、沈軽虹(ちんけいこう)、丐幇(がいほう)なんて振ってましたが、それぞれ「しんけいこう」、「かいほう」と振るべきところですね。
今回は小魚児・花無欠兄弟の出生と、小魚児が悪人谷から旅立つまでのエピソードを収録。原典ではこの部分が冒頭にあるはずが、日本語版では今までスルーされていたのですが、無かったことにされずに済んで本当に良かったと思います(^^;) 内容的にも既刊分の中では最も面白いです。
前巻で出て来た沈軽虹と献果神君、そして燕南天との因縁もこの冒頭部分で語られていたんですなあ。
あとは、相変わらず固有名詞の振り仮名に細かい間違いが多いのが気になるところ。この第3巻で登場した名称では、沈軽虹(ちんけいこう)、丐幇(がいほう)なんて振ってましたが、それぞれ「しんけいこう」、「かいほう」と振るべきところですね。
フリガナはしゃあないすね。
とはいえ昨今の若者だと、へたすりゃ沈従文なんかも「ちんじゅうぶん」と読みかねないってコトすかねえ。
私は毎回書店で買ってますが、もう慣れました(^^;) でも電車の中ではブックカバー無しでは読めませんね。
振り仮名は……そこをちゃんとするのがプロというもんじゃないかと。
完訳『封神演義』の時よりレベルが下がってるような……