折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

猛暑下でもわずかにバラの咲く日々

2020年08月19日 21時30分10秒 | 立秋

◇ この夏、日本列島の至る所で最高気温35度以上の猛暑日が観測されているようですが、当地でも8月13日から昨日18日まで6日連続で猛暑日となりました。

  本日(19日)は最高気温34.9度で、猛暑日を免れたとのローカルニュースでしたが、そんなこと何の気休めにもならないくらい、がっくりと疲れの出る猛暑の毎日です。

  朝の早いうちの庭でさえも、こうもじりじりと照りつけられては、熱中症予防が最優先ですから、昨日も今日も30分くらいづつしか庭に出られませんでした。

  いつも水遣りに雑草引きにと、ほんのわずかの庭作業ですが、気がつけばツクツクボウシが鳴き始めて、もうすぐ「小さい秋を見つけた」そんな日がやって来るでしょう。

 

                                                      2020年8月19日

□ モニーク・ダーヴ

(Monique Darve S 2009 Guillot France)

この春に迎えた新苗ですので、秋になるまで咲かせるつもりはありませんでした。

うかつにも蕾に気がついてなくて、けさ思いがけなく開花していたのには驚きました。

(毎日ボーッと水遣りを続けている自分には、もっと驚いたのですが…)

もちろん夏バージョンのバラですので、直径5cmほどの小さい花です。

 

                                                          8月12日

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D.Austin England)

8月に入ってからでも、小さいながら毎日のように数輪ずつ咲き続けています。

生育旺盛な株ですから、シーズン終了後に地植え転向しようと思います。

 

□ この赤いバラの周りは、オレガノの花が広がっています。

 

                                                          8月15日

□ 猛暑でも、6月の挿し木苗は元気に根付いているようです。

なかなか鉢上げの作業ができないので、もどかしく感じています。

手前は、ウィリアム・シェイクスピア2000(ER)です。

もう何年も前のことですが、深紅の花の咲いた初夏の美しい光景を思い出しました。

 

                                                      2020年5月12日

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare2000 S 2000 D.Austin England)

昨年末に迎えた大苗(鉢植え)、この春の一番花です。

上記の挿し木苗は「保険」をかけておこうと、この株から採ったものです。

 

                                                 2014年5月23日

□ 以前楽しんだ地植えの大株でしたが、残念ながら数年前に猛暑で枯れてしまいました。

 

                            2010年5月7日

□ もう10年も前の一番花、満開のハゴロモジャスミンをバックに深紅のバラ、

とてもお気に入りの光景でした。

15年前にバラを栽培し始めるきっかけになった品種の花、思い出深いバラです。

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴らしいバラ♪ (越後美人)
2020-08-20 20:27:14
ウイリアム・シェイクスピア2000、色も姿も素晴らしいですね。
バラにとりつかれるきっかけになったバラだったんですね。
またこのように立派に育てられて良かったですね。
お気に入りのバラは、見ているだけで幸せな気分になれますからね。

モニーク・ダーヴの開花には驚かされましたね(笑)
暑さでうっかりと蕾を見逃されたんですね。
小さいながらも素敵な花姿です。
秋にはたくさん花がみられると良いですね。

折節さん宅方面も暑い毎日ですね。
熱中症に気をつけて下さいね。
コロナもね(^_-)-☆
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秋はまだかな (kokoro)
2020-08-21 00:43:29
折節さん、こんばんは~

猛暑続きですね。
走るように庭に出て、作業は短時間で済ます毎日です。
ゆっくり見て回る時間が足りません。

我が家にもあるモニーク・ダーヴがやさしい色で咲いていますね。
春よりもクリーム色が出ています。

せっかく成功した挿し木、鉢上げのタイミング考えてしまいますね。
それにしても暑すぎ!
小さい秋見つけたいです。
昨夜虫の音が聞こえてきて秋の気配かと思ったのですが、きょうは全く静かです。

ウィリアム・シェークスピア2000の深紅のバラ、採っておいて良かったですね。
やはり保険は必要なんですね。
お気に入りの光景が再び見られますように。
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今日もまた暑くなりそうです。 (折節)
2020-08-21 09:17:19
越後美人さん、こんにちは。

朝から連日眩しい光が降り注いでいます。
日の光というよりも熱線とでも言った方が当たっているような気がします。
水遣りをしていてもじりじりと照りつけられては、もうたまりません。
でも植物はそこから逃げられませんので、ある意味猛暑の大変さが違うのかもしれません。
もういい加減に、この暑さも峠を越えてほしいものです。

お盆を過ぎたあたりから、バラが思いがけずに咲いていることが多くなりました。
咲いてもたいていは花びらが傷んでいるのですが、花は花、そこがバラの花らしさかもしれません。
モニーク・ダーヴも庭で初咲きですから、もっと素直に喜ぶべきなんでしょうが、ケアレス・ミスには違いありませんし…。

ウィリアム・シェイクスピア2000が枯れた時には、私自身かなりこたえました。
なにしろ、きっかけのバラでしたからね。
今でも庭で楽しんだイングリッシュ・ローズの中で一つ選ぶとしたら、このバラを挙げると思います。
今年になって庭に花が戻って来て、我ながら大層喜んでいます。
また来年の花を目ざして、今度は枯らさないようにケアして行きたいところです。
挿し木苗も順調に育ってくれるはずです。

この夏はまだまだ猛暑が続きそうです。
くれぐれも体調の管理にはお気をつけください。

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お揃いのバラ (折節)
2020-08-21 10:35:41
kokoroさん、こんにちは。

こちらは少し薄い雲が広がって来ましたが、戸外は眩し過ぎる程の日差しで、暑いことに変わりはありません。
先程、近所のスーパーに特売の「お使い」に出かけたのですが、片道徒歩3、4分の道のりで汗だくになりました。
帰ってから庭に出てみて、昨日咲いたモニーク・ダーヴを見ましたら、花びらがすっかり反り返っていました。
kokoroさんもこのバラを楽しんでらっしゃったのですね。
今回の開花は夏のコンパクトな花でしたが、咲き始めの花びらの色の濃淡が素敵だと思いました。

もうとにかく無茶苦茶暑い毎日ですので、日中はできるだけ戸外に出るのを避けています。
日陰でも熱がこもっていますので、無理だけはしないようにと心がけているつもりです。
週末に暑さも一旦和らぐとの予報ですから、そのときに挿し木苗の鉢上げをやってしまおうと思っています。

ここ数年で猛暑の夏にバラをいくつか枯らしましたので、今年から挿し木を再開しました。
もっと頑張っておけばよかったと思うバラばかり、なくしたらもう戻って来ません。
イングリッシュ・ローズは、オースチン社のカタログから外れた品種がたくさんありますから、泣くに泣けない状態です。
ウィリアム・シェイクスピア2000は、大切に注意を払って育てようと思っています。

まだまだしばらくは猛暑の夏が続きそうです。
くれぐれも体調管理にはお気をつけてお過ごしください。

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真夏のバラですね (Haru)
2020-08-21 20:33:41
折節さん、こんばんは。
猛暑の日々が続いていて、ここらも強は37度だったとか、こう暑いと庭へは夕方の水やりだけです~
雑草が茂っていても目をつぶるしか・・・

 モニーク・ダーヴ、素敵なバラですね~~
色合いが私のシュシュにも似ていて、まさに私のお気に入りのバラです~♪
新苗の一番花なりましたたね!
とっても優しい雰囲気のバラで秋にはどんな色で咲くのかなと楽しみです~~
私はバラのつぼみを全部カットした筈なんですが、矢張りうっかりがあって、
今日は思わずヨハンさんとシュシュが小さい花を付けてびっくりしたのですが
でもそんな思いがけずの花はいっそううれしいですね!

ウィリアム・シェイクスピア2000、新しく株を買えて良かったですね!
折節さんにとってはバラのスタートの花ですものね。
今回は挿し木もして万全ですね。
きっとまた良く育って、庭で他の花とコラボして素敵に咲くことでしょうね~~
ウチのはもう15年近い古株ですが、ほんとに良く咲いてくれて
つぼみをカットするのが可哀想なぐらい沢山ありましたよ~~
横張リに大きく成長してこれからも楽しみなバラです~♪
折節さんのも来春は一層咲いてくれますよね。
この花色はほかのとは全く違っていて独特!
秋バラを楽しみにしている所です~♪
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今日もまた猛暑日でした。 (折節)
2020-08-21 22:04:46
Haruさん、こんばんは。

このところ日中は猛暑日、夜から翌朝にかけて熱帯夜で熟睡できてないせいか、何となくだるい毎日です。
午後からはリビングでおとなしくしてますが、孫娘の下校時刻が一番暑い頃なので、ふと心配してしまいます。
この夏は子どもたちが本当に大変です。

モニーク・ダーヴですが、そうですね、シュシュに色合いが似ているかもしれませんね。
花びらの先端部分が尖っているのが、モニーク・ダーヴの特徴みたいですね。
それにしても、新苗を何度もピンチしてきましたから、まさか蕾をつけているなんて、思いもよらなかったんです。
そうしてましたら、同じ時期に庭に迎えた、ラ・ローズ・ドゥ・モリナールも蕾が、しかも開花寸前です。
いかにいい加減に(苗の生長具合などチェックせずに)水遣りをしていたかがわかります。
まあ、どんな花が咲くか、楽しみではありますけど…。

ウィリアム・シェイクスピア2000は私には特別な花。
庭に戻って来てくれて、5月は本当にうれしかったんです。
それで一番花が終わったらすぐに挿し木にしたりして。
もともと優雅な花をいくらでも咲かせてくれる、しっかりとした品種なんでしょうね。
これから先、あの花の色ですから、来年、再来年と本当に楽しみになります。
もちろん、秋の返り咲きも楽しみですね。
今年は暦の進み方がすごく速く感じられて、返り咲きの10月11月なんて、すぐそこですね。

これからの残暑もひときわ厳しいようですね。
体調の管理にはくれぐれもお気をつけてお元気でお過ごしください。

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