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元慰安婦ら「韓国はベトナムに謝罪しろ」

2014年03月09日 01時11分51秒 | 韓国

http://www.asahi.com/articles/ASG374Q7LG37UHBI028.html
 韓国人の元日本軍慰安婦と支援団体代表らが7日、ソウルで記者会見し、ベトナム戦争に参戦した韓国軍による「ベトナム人女性に対する性暴力や民間人虐殺」について、「韓国政府が真相を究明し、公式謝罪と法的責任をとるように」と訴えた。
 会見した元慰安婦らは毎週水曜、ソウルの日本大使館前で「日本政府の公式謝罪と賠償」を訴え続けている。支援団体関係者が2月にベトナムを訪れ、ベトナム戦争時に韓国軍から性暴力を受けた女性や、その子供らと面会。女性たちは「社会で蔑視され、苦しい生活を余儀なくされている」と訴えたという。
 元慰安婦の金福童(キムボクトン)さんは「同胞が犯したことは韓国政府が解決すべきだし、知らないふりはできない」。支援団体の尹美香(ユンミヒャン)代表は「私たちが望むのは慰安婦の悲劇が繰り返されないことだ。日本政府に求めるだけでなく、我々自ら平和をつくりたい」と話した。
 韓国軍のベトナム戦争参戦時の行為に関しては、故・金大中(キムデジュン)大統領が2001年のベトナム訪問時の首脳会談で「ベトナムの人々に苦痛を与えたことを申し訳なく思う」と述べた。(ソウル=中野晃)

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 真意は測りかねるが、面白い動きではある。日本で河野談話の作成過程を検証することになったのを受けて、自分達が詐欺師集団であることがばれる可能性を危惧したのだろうか。ライダイハン問題を持ち出すことによって「慰安婦問題だけでなく、あくまでも女性の人権を守っていきたいと考える団体ですよ」と言えるだけの言い訳作りを始めた、のかもしれない。
 さて、韓国政府はこれにどう対応するだろうか。慰安婦問題が「普遍的な女性の人権問題」として扱うのであれば、日本と関係のないこのライダイハン問題も、重大な「女性の人権問題」のはずである。しかし、最も可能性が高い韓国の対応方法は「無視」であると思われる。
 なぜならば、この韓国とベトナムの問題については、中央日報で2009年の面白い記事を見つけたからだ。下記のリンク先にある記事をぜひ読んでほしい。
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http://japanese.joins.com/article/819/121819.html
<略>
◇保守派の反発招いたDJの謝罪=故金大中(キム・デジュン、DJ)元大統領は、在任中の98年にベトナムを訪問し「本意とは異なり、ベトナムの国民に苦痛を与えた点について申し訳なく思っている」と初めて公式に謝罪した。共産党を創設したホー・チミン元主席の墓地も初めて訪れた。
 当時ハンナラ党の副総裁だった朴槿恵(パク・クンヘ)元代表はホームページを通じ「韓国戦争(1950~53)に参戦し、自由民主主義のため戦った16カ国の首脳らが金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長に謝罪したのも同然なこと」と非難した。同氏は当時「(DJの謝罪が)が参戦した勇士らの心と大韓民国の名誉を大きく傷付けた」とまで書いた

<以下略>
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 この問題について金大中元大統領が曖昧な形ではあるが、一応は謝罪の言葉を述べている。しかし何と、あろうことか、現在の大統領であるパク・クネが明確にこの謝罪を非難し、否定しているのである。本当はクネにとって「普遍的な女性の人権」など全く興味が無い、ということがよく分かる。単にそうした方が欧米の支持を得られるから、そう言っているだけのことなのだ。「普遍的な女性の人権」などが念頭にないというのであれば、やはり慰安婦問題というのは日本と韓国の間の問題であるに過ぎない、ということになる。
 クネは逃げ回るのをやめて、安倍総理とサシで堂々と話をしてみろ。

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