![](http://shop.kodansha.jp/bc/gif/74/352174-2.gif)
この「極悪がんぼ」は「カバチタレ!」と同じ作者による漫画だが、こちらの方がはるかにエグい内容だ。漫画として面白いだけでなく、日本の裏社会についての情報がよく分かるようになっている。私が通常の警察と公安との違いを知るようになったのも、この漫画による。しかし作者はどうしてこんな裏社会のことまで知っているのか、ちょっと不思議である。日本でこれほどの無法状態が本当に存在するのか、私は実際に見たことがないので何とも分からない。実際に見る羽目にもなりたくないが。
この漫画のキャラクターで私が最も気になるのが、ハタ事務所の所長である秦光浩だ。所長はこの漫画の中で最も不気味なキャラであり、プロフィールも「1940年朝鮮済州道生まれ」とのことだ。光浩(クァンホ)というのは韓国でよくありがちな名前で、明らかに在日朝鮮人である。日本の公安にもマークされている人物だ。これから所長の過去や、この漫画の隠れたテーマがどのように明かされていくのか、非常に興味がある。