Wilhelm-Wilhelm Mk2

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3文字で表現しろ!

2004-11-11 | Weblog
またプロレスの話を。
アメリカのプロレスを観てよく感じたことはですね、
「選手も技も3文字表記」
ということです。

例えば、写真の選手。最近は一線から引きつつありますが、
ショーストッパーとまでいわれた、天才プロレスラー
「ショーン?マイケルズ」です。
小兵なのに、その大胆な飛び技とナルシストなポーズ炸裂で
一時代を作った偉大な方です。
さて、このマイケルズ。だれも彼のことをマイケルズなんて呼びません。
どう呼ぶか?
『HBK!」と呼びます
初心者だった頃は全く意味不明でしたが、
これは、 『Heart Break Kid』 の略らしいです。
レスラーは、リングネーム以外に「称号」みたいなものを持っているのですが
(猪木なら「燃える闘魂」とかみたいに)
それを短縮して、3文字で言う所に英語のリズムを感じますね。
団体名もWWEだし、アメリカの多くの機関は3文字ですよね。CIAとかFBIとか。
また、西洋人にはミドルネームがあるので、
ファースト、ミドル、ラストネームの頭文字を夫々とって3文字表記にしがちです。
アメリカのプロレスを楽しむ為にはこの3文字表記に慣れる必要があります。
RVD, RKO, JBL, HHH, SCO etc

しかし、日本のプロレスにも世界に誇る3文字があります。
それは 「S T O』!!!!
これは柔道王、小川直也選手の必殺技(大外掛け)の名前なのですが、
命名したのはあのアントニオ猪木です。どういう意味か???
「宇宙に轟くほどの」スペース
「竜巻落とし(大外刈り)」トルネード
「小川」オガワ
そう スペース トルネード オガワ なんですよ!なんだよそれ!
でも、もう定着しちゃって、STOで違和感ないんだよなあ。
昔はかっこいい名前の技が多かったですが、最近は奇抜なものが増えてきましたね。
近いうちにそれらについても書いてみたいと思います。