Twitterでこんなリプライを頂いた。ありがとうです。
「ウクライナ国民だけでなく世界多くの人たちが反対しているのに、ロシアの国民の多くが望んでない戦争を何で止められないんでしようね。」
どちらかというと質問というより詠嘆だと思うが、ここは敢えてマジレスしてみるか。
戦争が起こるのは、軍の指揮権を持つ人が暴走するからだ。故にその人(大抵はその国の実務のトップ)をどう選ぶかのプロセスが大事なのだが、非民主国家であれば国民からの支持が多少少なくても軍を握っているのだから武力で威圧すればいいだけの話なのである。他の理由で一旦トップに立ってしまえば後は恐怖で威圧するだけ。独裁者というのはそうやって出来上がる。極論すれば非民主国家がどうなるかは運でしかなく、こういう事態はロシアに限らず起こり得る。
民主国家でも少し前のアメリカのように危なっかしい事態に陥る事もあるしな。まぁあそこはそもそも好戦的な国家なのでトップがどうのというのもあんまり関係なかったりするんだが。
ん?こんな話はつまらないか。そうね。ここでついつい考えてしまうのは、ヒカルさんが英国に住んでいること。
英国は日本に近く(というか日本の手本の1つか)、王を戴きながら民主制を敷いている国だが、世界史の教科書によるとその二枚舌で世界の歴史を混乱させまくってきた悪逆非道な国家のひとつでもある。南欧諸国も大概だけど、19世紀20世紀までの大国って大なり小なりそんなもんなんだが、産業革命の根本なだけあってそれはもう以下略。
ヒカルさん、この国のあり方について思うところはないのかな?というのが気に掛かる。欧州とはいえ島国でBrexitなので今回の戦争については報道が少ないが、NATOのメインの国の1つなので主導的な役割の一端を担っているはず。ヒカルさんの場合、生まれた土地だからそこに住んでいるというのとは違い、自ら住む国を選んでそこに居る訳だから、そうね、その国の気に入っている所とそうでないことって、どこかで発言しておいた方がいいのかもしれないな、とちょっと思ったのでした。でないと変な言い掛かりをつけられるかもしれない。藪蛇にならぬよう、タイミングを見計らってこっそり主張しておくくらいがいいのかもしれません。
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