無意識日記
宇多田光 word:i_
 



http://www.u3music.com/message/index.php?m=1&d=2008091218455j.xml

高校生のとき書いたと思しき“黒猫”の絵。
確かに、かわいい。が、先週ポーの“大鴉”を翻訳したi_が
真っ先に思い出したのは、ニューアルバム「魑魅魍魎」が
10日に発売になったばかりの陰陽座の女性歌手“黒猫”であった…

…いや、まぁそれはおいといて(笑)。2番目に思い出したのが、
そう、そのエドガー・アラン・ポーの短編小説“黒猫”であった。

青空文庫にしっかりあったので、
http://www.aozora.gr.jp/cards/000094/files/530_20932.html
早速読了。以下感想。

今まで彼の短編は、「モルグ街の殺人」や「手紙」、「黄金虫」といった短編を
読んできたが、それらと比較しても最も“ホラー”な一編であった、そして、
ムードは、“大鴉”に非常に近いものを感じさせた。
個人的には、プロの邦訳をこうやって読んで、
やっぱりこういう方向性で翻訳するのが
ポーの怪奇譚には合っているのだな、と再確認できたのが収穫。
(勿論ここまで巧みには訳せないんだけど。あクマで方向性は、ね。)
まぁ、古典なので筋に新鮮味があるとかではないが、
主人公の狂気を孕んでいく様子の描写は流石と思わせた。

一万字程度の短編なので、十数分で読めるのではないだろうか。
大体“大鴉”の4倍程度の長さ、か。朗読しても9分30秒だった訳だから
その程度だろうな。

4年前のUtaDA1stアルバム「EXODUS」でポーの“大鴉”を取り上げ
“KremlinDusk”を完成させた。もしかしたら、今度のUtaDAの2ndアルバムで
この“黒猫”を題材にした歌詞の曲にお目にかかれるかもしれない。

、、、流石にそこまであからさまなことは、しないか。(笑)


しかし、、、これを読むと「お酒の飲み過ぎはよくないなぁ」と
思わずにはいられない。(フィクションにそんな感想を持つのもどうかと思うが)
光のストレスは僕ら凡人には想像すら及ばないだろうが
できれば他のストレス解消方法もどこかで見つけてほしいものだわぃ。




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