早くも私の中で神曲決定のFTBだが、如何にも光らしい音に満ちている。曲の軸を担うパーカッシブなリズムパターンとストリングス系シンセによるスケール感溢れるコードの響きはWorkout的、左奥で超然と神秘的な音色を奏でるキーボードやAメロ部分のペダル風シンセベースはPassionの主旋律やafterthebattleの後半を思わせる。サビ後のファンファーレ系シンセは蹴っ飛ばせ!と同じ音の運びである。といっても今回もまたSGと同じく"既出フレーズの寄せ集め的安易さ"など全く感じさせない。そして今迄と違うのは音が練られていない点だ。出てきたソノママの音。この新鮮な軽快さは作者の心情の素直な反映である。
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