#01 8,008,211 回 Goodbye Happiness
#02 3,299,551 回 Prisoner Of Love
#03 2,556,009 回 First Love
#04 2,336,159 回 Flavor Of Life
#05 2,187,555 回 traveling
#06 1,754,321 回 COLORS
#07 1,715,670 回 Sakuraドロップス
#08 1,679,168 回 Automatic
#09 1,493,875 回 Can You Keep A Secret?
#10 1,356,239 回 光
#11 1,341,757 回 Heart Station
#12 1,284,972 回 Wait & See ~リスク~
#13 1,187,599 回 FINAL DISTANCE
#14 1,121,195 回 Passion
#15 1,087,918 回 誰かの願いが叶うころ
#16 1,060,242 回 This Is Love (live)
#17 1,030,208 回 Addicted To You
#18 1,028,658 回 Kiss & Cry
#19 947,279 回 Keep Trying
#20 795,346 回 Be My Last
#21 743,795 回 Movin'On Without You
#22 722,330 回 For You
#23 713,864 回 Goodbye Happiness (live)
#24 620,203 回 Deep River
#25 492,453 回 Movin'On Without You (live)
#26 467,326 回 光 (live)
#27 396,934 回 タイム・リミット
私が個人的に吃驚したのは、なんといっても2位のPrisoner Of Loveである。この順位を確認するまでは、GBHPVが1位なのはいいとして、てっきり2位3位をFirst LoveとFlavor Of Lifeが争っているとばかり思っていたのだ。それが蓋を開けてみるとPoLがその宇多田2大名曲を差し置いて現時点で唯一の300万回を超える再生回数を叩き出していた。確かに、PoLPVはUHシリーズに収録されていないしPVを観る機会も少なかったろう、何より、2008年春とまだ3年半前の作品であることから新鮮味も多少は大きいだろう。しかし、それでもFLとFoLという「国民的名バラード」2つを大きく引き離すとは全くの予想外だった。自分の認識の誤りを大きく反省した次第だ。ブログで「PoLEPは宇多田ヒカルの最高傑作のひとつだ」と毎度絶賛してる私ですら「ありゃまぁ」と思ったのだから、似たような感想を持つ人は多いのではないだろうか。
そう考えると、5位のtravelingの妥当さには安心をする。特に映像美の看板曲としての知名度は抜群だったのだから。発売当時はDVDシングルが驚異的な売上だった事も話題にもなった。それに続くCOLORSはオリコン年間3位、Can You Keep A Secret?は年間1位の曲なので、TOP10に入ってくるのは自然。寧ろ、アルバム先行シングルだったお陰でシングルの売上枚数があまり参考にならなかった名曲SAKURAドロップスの人気が高い事がわかった点が収穫なのではないか。
そして驚いたのがHeart Stationだ。今夜の集計では11位と惜しくもTOP10を逃してしまったが、見て分かる通り第10位の光とはほんのわずかの再生回数の差しかない。見るたびにココの順位は入れ替わっている。それにしても、これはPoLにも言えることだが、あのCDシングルの売上枚数からは想像もつかないこのHステの人気の高さにはやはり驚きを隠せない。何しろ、166万枚を売り上げたあのWait & See ~リスク~よりも再生回数が上なのだから。愛されてるんだなぁ。しみじみ嬉しい。
ということは、実はそれ以前の、CDシングルを買う習慣がまだみんなにあった時代のCDの売上枚数もどれくらいアテになるか明らかになってしまうのである。例えばこの間まで歴代初動ランキングの頂点に居たAddicted To Youなんかはこのランキングでは17位とそんなに大幅な人気を獲得しているわけではない。あの、鮮烈な初登場1位を飾りこれまた100万枚を売り上げたMovin' On Without Youも(とんでもなく素晴らしい曲なのに)21位である。まぁこれは、ボヘサマのライヴ・ヴァージョンと票を分けあっている可能性も高いのだが、それでも両者をあわせてもHeart Stationに敵わない。CDシングル売り上げだけ比較すれば10倍以上の差があるのに、だ。わからないもんである。
一方、CDシングルをリリースした当時はその(それぞれの局面においての)売上の落ち込みが指摘された名曲たち、FINAL DISTANCEや誰かの願いが叶うころやPassionといった楽曲が安定した評価を得ている所もまた嬉しい話である。特にPassionは3部作の中でもBe My LastやKeep Tryin'にCD売上では劣っていたのだから大したものだ。タイム・リミットは、当時For Youとの両A面シングル曲として発売されたが、どうにもカップリング曲だと思われている節は否めない。再生回数が少ないのはそういった事情、先入観も大きいものだと思われる。CDシングルリリース自体がなかったThis Is Loveに関してはUU2006ヴァージョンがなかなかいい数字を叩き出していて、やはりこの曲も人気は高いようだ。光のライヴもそうだが、ライヴの冒頭(付近)でプレイされる曲というのは愛着もまた一入である。
そう、UtaDAのCome Back To Meだ。これはUTUBE内の動画ではなく、同じオフィシャルでもUniversal傘下のVEVO内の動画である(他には、Easy BreezyとYou Make Me Want To Be A ManのPVがある)。アップされた日付がUTUBEの楽曲に比べてずっと早いという事情はあるが、それにしてもこの再生回数は凄い。今のところ全世界レベルでみればやはりこの曲が宇多田光にとってはいちばんの有名曲なのかもしれない。もしかしたらブロードバンドが普及していない地域もあわせるとやはりFirst Loveの方が有名かもしれないけれども。今後、アップロード日の差の効果が薄れていけば、或いはUTUBEの楽曲たちがやがてCBtMの再生回数を超えていくだろうが、暫くはこの楽曲が実質1位だと思っておいた方がいい。なんだかんだで、UtaDAはアメリカを始めとした各国で、それなりのヒットを飛ばしたんだと思っておいたほうがいいだろう。次の日本以外での国の活動は、恐らくもっと大規模になるのだと思われる。