そうこなくっちゃ!
@hikki_staff : 「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」映像作品の発売を記念したイベントを全国のソニーストアで7/4〜巡回開催! ステージ衣装展示の他、最新の音響技術を用いた新体感”360 Reality Audio”デモンストレーションも公開!
だそうな。いやはや、それですよそれ。
生配信からプレステから3DVR押しに違和感を訴え続けてきた無意識日記さんもこれには掌を返して称賛を送らねばならぬ。“360 Reality Audio"。このシステムの是非や成否は気にならない。「宇多田ヒカルはやっぱり歌でしょ? 音楽でしょ?」というところに立ち戻ってくれたのが何より嬉しい。この技術が一般公開されたのが今年の1月ということらしいので、ここに到るのを見越して3DVRを前フリとして煽っていたとなれば凄まじい深慮遠謀。平伏せざるを得ないなやね。本当にすみませんでしたm(_ _)m
ヒカルのヴィジュアルは素晴らしい。それを推しまくってくれて全然構わない。しかし、一番の価値ではないのだ。皆ほんとはそこはわかりすぎるほどにわかっている。「宇多田ヒカルを性的な目で見ないでください」というクレームを聞いたことはあっても「宇多田ヒカルを歌手・音楽家として見ないでください」というクレームは冗談ですら見たことがない。わかりきったことなのだ。
わかりきったことだからこそ確かめるのを忘れる。没落はそこから始まる。初心とは心臓なのだ。一拍たりとも疎かにしてはならない。
小森くん(と昔からの癖で親しみを込めて呼ばせて貰ってるけれと
ホントは“師匠”とか呼ばれるべきポジションだよね)による13.1チャンネルミックス。これは是非聞いてみたい。説明文では「ライブ映像とともに体験できます」という書き方をされているから、ライブ音源を活かしていることはあってもそれそのものではないのかもしれない。これも望むところだ。出来れば48トラックとも言われる宇多田ヒカルのバックコーラスを全天球方向からシャワーのように浴びれるミックスであったらな、と思う。『初恋』の『I need you ...』の美しく分厚いコーラスが四方八方から全身を包み込む…とか想像しただけでしょんべんちびりそう(失礼)。今回の選曲は『あなた』と『Play A Love Song』だそうだが、『Play A Love Song』はサビでボーカルが左右に分かれるのが特徴だからここに新しいミックスを与えてくるとか…うわぁ、興奮するなぁ。予約まだしてないんだけど(笑)、どこかのSONYストアで是非体験してみたい。
そんな遠方はなぁ、と「自分には関係ない話」と思っている方も"360 Reality Audio"という名前の方は覚えておいた方がいい。このシステムのコンセプトは「モバイルで立体音響を」ということのようだから。スマートフォンを持っている人なら将来体験するチャンスが出てくる筈。曰く、「SONYのヘッドフォンとスマートフォンを持ってるならテメーの耳の写真を寄越せ。お前の耳に合わせて音響アプリをカスタマイズしてやる」ということらしい。凄いことするわ。
仮にこのシステムにヒカルの歌声が採用されて発売され始めたらと思うと俄にテンションが上がるぜ。あ~お楽しみがまた増えました。
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