無意識日記
宇多田光 word:i_
 



嵐の女神を歌わなかったのは余りに感情移入が激し過ぎる故ナマで唄うのはリスキーと判断したからか或いは明日の一発勝負に賭ける為か。ラス前にオープニングにと新曲が要所を占める/締めるセットリストは、然し、極めて強く光の"今"を伝えるだけにこの後アー活休止に入る事が益々信じられず、もし私が光の立場の作曲家であったならココぞとばかりに一気呵成に創作活動に拍車を掛ける所なのだが慣性の法則というべきかここがある視座については頂点であってまずはこの山は一旦降りてもっと高みに登れる山を探す旅に出るのだとすればやはり勇気ある英断だなぁと思うよ。

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大きな夜空の下臨む夜の演奏会、インターネットはデビュー直後から僕らとヒカルを結び付け続けてきたが、約8年前光の20歳の誕生日を祝った"20代はイケイケ!"を大幅に上回るスケールで、もしかしたら僕らにとって"20代最後の宇多田光"となるかもしれないその勇姿を、世界中に又届けてくれる訳だ。大き過ぎるこのスケール感をもってしても、然し、光はこの星を"小さな地球が"と歌い切る。ゾクゾクするような期待感と、いつもと何も変わらず朝昇り夜沈んでいった太陽。ライブの醍醐味とはその日常と非日常の縁(フチ)にあり、僕らは今その境界線をこの星の至る所で跨ごうとしているのだ。

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テクニカルな発想がこの期に及んでアタマをよぎるというのはリラックスしているからか緊張しているからか。類似の事はもう誰かがやっているだろうが、今日この後のコンサートを映画館で鑑賞する場合衛星生中継な訳でそうすると仮に横アリに居る人が映画館に居る人に通常の携帯電話で会場内の様子を聴かせたとすると銀幕より未来の音が聞こえてくるのだろうか。夜空の何処かに瞬いている光のうちの1ッはもしかしたら通信/放送衛星かもしれず、シンコレ2のアートワークのテーマである"星空・宇宙"をも巻き込んで今日明日のWildLifeは開催されるのだ―夢があって(も)イイじゃないか光?

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天気は晴れ、寒過ぎる事もなく乾燥し過ぎる訳でもなく光の喉には良好な状態ではなかろうか。夕方以降はわかんないけど。名実共に一旦集大成なLIVEとなりそうだが、その時点でのベストを尽くせば集大成的になるのは必然であって光監督の選曲に迷いはないだろう(不安はあるだろうが)。皆の高揚感からの疎外感に今迄は静かに溜息を吐いてきた向きも、USTとなればかなり参加出来るだろうし後日(シンコレ2購入者には)オンデマンド配信も予定されているという事で今回のカバー率は半端ではないが、ソレでもまだ届かない人々の為にも両夜が発展途上である事を願いたい。

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