大きな夜空の下臨む夜の演奏会、インターネットはデビュー直後から僕らとヒカルを結び付け続けてきたが、約8年前光の20歳の誕生日を祝った"20代はイケイケ!"を大幅に上回るスケールで、もしかしたら僕らにとって"20代最後の宇多田光"となるかもしれないその勇姿を、世界中に又届けてくれる訳だ。大き過ぎるこのスケール感をもってしても、然し、光はこの星を"小さな地球が"と歌い切る。ゾクゾクするような期待感と、いつもと何も変わらず朝昇り夜沈んでいった太陽。ライブの醍醐味とはその日常と非日常の縁(フチ)にあり、僕らは今その境界線をこの星の至る所で跨ごうとしているのだ。
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