週末に『Mine or Yours』MVのYouTube再生回数が100万回を突破して嬉しい限り。これで格好がつくよね。
一方「THE F1RST TAKE」の2曲はというと、『Mine or Yours』が430万回、『First Love』が985万回と、それぞれ500万回と1000万回を窺う勢い。あれだけ頻繁に更新してるチャンネルでもこれだけ後追いで再生されるもんなんだな。
あと、もしかしたら今YouTubeで「宇多田ヒカル Mine or Yours」で検索したら綾鷹ムービーよりMVより先に「THE F1RST TAKE」バージョンが表示されてるのかも? こういう正のフィードバックが効き始めるとそりゃ伸び率も怯まないか。仮にそうだとしたらMVが不憫といえば不憫ね。
そもそもその綾鷹ムービーがMVに先立って沢山観られてたわけで。普段から追ってるファンでもその余りの映像のクォリティに『traveling (Re-Recording)』に引き続いて感覚的についついこれをミュージック・ビデオだと捉えちゃってるとこもあるくらいだったのだから、遠くから「宇多田が新曲出したのかぁ」とか思ってる人たちが区別ついてないのは当然といえば当然で。MVの存在自体気がついてないのかもしれない。
『traveling (Re-Recording)』の時は綾鷹ムービーだけだったからよかったものの、今後このパターン、つまりスペシャル・ムービーとミュージック・ビデオが併在する場合のプロモーション・アプローチはある程度整理した方がいいかもわかんないね。出来れば、2種類映像があることを強みに転化したい。
とはいえ、あクマで商品のプロモーションである綾鷹ムービーと、音楽家の思惑と映像作家の創造性が絡み合うMVとをどう連携させたものかというのは、事前に想定できる性質のものではなくって。その都度楽曲毎に判断・発想するしかなさそうやね。
今回はそれにスタジオ・ライブ・テイクである「THE F1RST TAKE」が絡んできたのだからそりゃややこしいわ。引くて数多ならではの贅沢な悩みですわね。
ミュージック・ビデオをピックアップして語り合う地上波テレビ番組でもあればいいんだけど、昔からMV流すのはテレビ撮影スタジオ代の節約の為だったりするもんだから相性がよろしくない。ふむ。
まぁもう『Electricity Remixes』のリリースまで2週間とちょっとだし、『Mine or Yours』の公式プロモーションも一段落なのかな。もう少し様子を見てみましょうか。MVのフルアニメバージョンとか、AI駆使したら可能な気がするんだけどどこかやる気のあるとこないかな?(往生際悪く食い下がりたい人なのでした)