片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

理学療法「歩行訓練」、職員用階段2~5階迄、普通昇降完遂!

2011-09-24 10:55:32 | 「リハビリ」

 早朝5:30起床、東の空は白い雲に覆われ、朝日は雲の合間から病室に注ぎ込む。
 同室の方は未だ深い眠りの中、静かに洗面を済ませ、朝の散歩に1階へ降りる。
 

    

正面自動ドアーを一歩出ると「ブルット」震える寒さを感じる
 季節が変わり、半袖Tシャツでは寒い、今朝は手摺が完備されたスロープを下り中央環状線へ至るコースを選択する。
 1折れ~3折れするスロープは利用する人が少ないのか樹木の枝葉が道へおい重なっている。
 毛虫に刺されないように注意しながら降る、厨房関係の女性職員さんが元気よく自転車で急坂を登っていかれるのが見られる。
 
              

左(東側)へ折れて歩くと50㍍先にお二人椅子が座られたバス停が目に付く、近づくと立たれた様子から散歩途中の休憩に見受けられた。
 阪急バス停留所名は「中央環状柴原」、腰を下ろして暫時休憩、眼前の国道走行車は土曜日のせいか東行きは少なく感じる。
 暖かい館内に戻ると「ホット」する、自動販売機からホットコーヒーを購入、椅子に座って暑いコーヒーを掌に感じながら美味しく頂き、小さな幸せをしみじみ悟る。
 *9:00 OT作業療法 T先生、施療も本日入れて残すところ2日間、先生のご指導で「親指」・「人指し指」の感覚は戻りつつある。
 問題は帰宅後の自主リハビリ、つい歩くことを優先して外出ばかりに専念してきたが生活パターンを変える必要性を今回の再入院で痛感する。
 本日は5階病室にて施療、ベッドに仰臥してストレッチ、T先生も帰宅後のストレッチ受診又は自己ストレッチ継続性の必要を強調される。
 ベッドへ横に座って自己ストレッチの要領を介助しながらコーチしていただく、麻痺手を上げるには肩甲骨が滑らかになる事が条件、左肩を前・後へ各10回づつ動かす。次に両肩を肩甲骨を挟むように後・前に各10回、最後は上に持ち上げて降ろす動作運動を各10回、この三パターンは帰宅後少なくとも1日一回は継続していきたい。
 ストレッチ後は五階食堂で丸棒を握り机上に立てて、30秒維持の動作訓練、肘のイメージを回復する作業療法、当初は10秒も保持出来なかったが肩に力が入ることなくイメージが出来た。
 *10:00 PT理学療法 Y先生、2階トレーニング室へ降りて、ベッドに仰臥姿勢でストレッチ後、PTY先生も自宅で出来る自己ストレッチ方法を教わる。
 ベッドへ片方の足を残して膝裏を伸ばす、右足を乗せての動作は可能なれど麻痺足を乗せる動作は非常に難しい。
 Y先生も両足のストレッチは必要不可欠を言われ、他動・自動でもいいから退院後の継続を奨められる。
 5階への帰路は職員用の階段を「普通昇降」で登って病室へ帰りましょうと言われ、2階階段入口まで案内され、杖を預け手摺を握って2階~5階まで一気に登る。
 麻痺左足を上に上げるのには大きな抵抗はないが、右足を上に上げて後、麻痺左足を引き上げるのには随分神経と力を要する。
 *13:00 OT作業療法 T先生5階病室にて施療、ベッドに仰臥してストレッチ、話題は退院後の自主リハビリ、不可能でも麻痺左手を使用する事を強調される、①ペットボトルを握る②タオルをたたむ③左手に杖を握る③食事中は手を机上に④アメの袋を捩る⑤湯飲み茶わんを握る⑤エレベーター表示ボタンを押す等を具体的にアドバイスを戴く。
 2年前の「CI療法」2週間入院中ペットボトルに挑戦続けながら帰宅後はスッカリ忘れ、自主リハビリテーションを全くサボッテいたことが猛省される。
                    
ストレッチ後は杖を左手に持つ練習、親指が押えに効いて下へ落とすことなしに腰に構えることが出来た。
 5階病棟廊下にて左手に杖を持ち歩行訓練、バランスもとれて「ゆっくり」歩ける自信がついた。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿