片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

「理学・作業療法」本日限り、麻痺左手ペット飲み願望は帰宅後“自己リハ”継続に懸かる!

2011-09-25 10:00:01 | 「リハビリ」

 爽やかな日差しに目覚め、起床する25日の日曜日6時、寝具の掛け布団端を麻痺左手で摘まんで、半分に折ってベッド足元に揃え、枕をその上に整理整頓。
 昨日シーツ・布団・枕カバーの取り換えがあったので清潔な寝具で熟睡、起き抜けはスッキリする。
 トイレは部屋を出た前に設置されているので非常に便利、9/12以来、深夜1回のみ排尿に起き出すも、目の前にあったのでで大いに助かった。
 歯磨き・髭剃り洗面後散歩に降り立った1階ロビー、警備員さんと朝の挨拶を交わして、館外一周コースを目指す。
 

            

今朝は右回りの北コースから始める、ヒンヤリした外気はすっかり秋の雰囲気、角の民家庭園には真っ黄色な「橙」がたわわに実り、風情を醸し出している。
 駐車場へ至る緩やかな坂道に沿って植木が植えられ、中に可愛い実をつけている樹木を見つけるとミニリンゴ風の赤く色づいた果実。
 
散歩コースの途中で、童謡「小ささい秋見つけた」ではないが収穫の秋を想わす、小さい発見に穏やかな気分に浸る。

              

 右折する東コースには「モミジ」が植えられ、深まった秋には紅葉が楽しみ、随分入院患者さんを癒してくれると推察する。
 樹木に沿って杖歩行を進め、右折すると桜の老樹と樹木が生い茂り、隣接地域との境界線を鮮やかに演出、明春の桜観は見事だろうと心中に想像しながら歩く。
 西コースへ入ると直ぐに職員さん用の駐輪場にて散歩コースは終了する。
 1階受付前の自動販売機にて熱いココアを買って、ソフアーに座り、退院後の自主リハビリを考えながら今後の予定を思索する。
 9:00 OT作業療法 T先生、2階トレーニング室ベッドに仰臥してストレッチ、話題は退院後の自主リハと明日から二日間の「ボトックス治療」受診後の事後テスト(ビデオ・採点)。
 個人的にはお世話になった医師・PT・OT先生、看護師、介護士さんの献身的なご努力に報いる好結果を数値的に出したい意欲に燃えるが、かえって力が入ると動作作業にマイナスとなるので虚心坦懐に取り組みたい。
 後半20分はテーブルに戻ってピンを摘まんで籠へ戻す作業療法、先生のご指示は1、膝から肘を持ち上げ、2、机上へ肘を伸ばす、3、肘を曲げてピンを摘まみ、4、肘を広げて移動、5、肘を曲げてから移動、6、肘を伸ばしてピンを手放す。
 一つヒトツイメージを脳波に託し「ゆっくり」一本づつ処理していく。
 T先生は強制でなく患者さんが「ヤル気」を発揮するように笑顔を絶やさず、辛抱強く、繰り返しご指導いただき、お蔭でイメージが少し湧いてくる。
 13:20分 PT理学療法Y先生、本日は5階病棟訓練、病室での施療は3~5階の患者さんが2階トレーニングルームに集中して、ベッド・トレーニング器具が使えない状態を防ぐ為、週に数回各階で調整していると伺い、効率的な交代方法に納得する。
 2階へ降り、階段を使い、左手に杖を握って昇降の訓練を始める。
 「普通昇降」では脇構え左手の杖が、中段辺りで体の前に来て邪魔されるがY先生の介助支援で成功、ただ数回爪先が階段先端に引っ掛かる。
 Y先生のアドバイスで、1人での「普通昇降」は危険につき、左手に杖を持った場合は一足毎の昇降を奨められ、再度一歩づつの下りを訓練する。
 5階へ戻って、病棟廊下を左手に杖を持っての歩行練習に汗を流す。

                  

 15:20分 OT作業療法 T先生、2階トレーニングルームのテーブルにて最終の作業療法、お世話になった器具を写真に撮らせて貰い、帰宅後棟梁に頼んで作成を依頼したい、ピンと呼んでいた「ペグ」の直径は1.5㌢と3㌢。
 最後の木片サイコロの積み上げは8個成功!、「摘まむ」・「離す」・「持ち上げる」・「伸ばす」・「引く」のイメージを忘れないようにするには日常で麻痺左手を頻繁に使用するようT先生からアドバイス頂戴する。



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