万城目学「偉大なる、しゅららぼん」読了
自分が読む、ほとんど唯一のエンタメ作家、万城目学であります。京都(鴨川ホルモー)、奈良(鹿男あをによし)、大阪(プリンセス・トヨトミ)ときて、今度は滋賀であります。琵琶湖の汀の町に繰り広げられる日出(ひので)家と棗(なつめ)家との千年にわたる骨肉の争い。そこへ校長の速瀬が加わって…。という、手に汗握る展開になっております。
まぁいつもそうなんですが、今回は特に登場人物が入り乱れて、時々、「ん?」とわからなくなり、行きつ戻りつしながらの読書となりました。例によってつじつまの合わないところもあったり、ここ、かなり強引じゃん、と思うところもあったりだったんですが、充分楽しめました。ただ、登場人物の大半が超能力を使えるってのは、ちょっと反則じゃないかなと。小説に超能力を持ち込むと、なんでもOKになってしまうんですよね。
万城目さん、次回作は正々堂々と真っ向勝負をしてほしいもんです。
自分が読む、ほとんど唯一のエンタメ作家、万城目学であります。京都(鴨川ホルモー)、奈良(鹿男あをによし)、大阪(プリンセス・トヨトミ)ときて、今度は滋賀であります。琵琶湖の汀の町に繰り広げられる日出(ひので)家と棗(なつめ)家との千年にわたる骨肉の争い。そこへ校長の速瀬が加わって…。という、手に汗握る展開になっております。
まぁいつもそうなんですが、今回は特に登場人物が入り乱れて、時々、「ん?」とわからなくなり、行きつ戻りつしながらの読書となりました。例によってつじつまの合わないところもあったり、ここ、かなり強引じゃん、と思うところもあったりだったんですが、充分楽しめました。ただ、登場人物の大半が超能力を使えるってのは、ちょっと反則じゃないかなと。小説に超能力を持ち込むと、なんでもOKになってしまうんですよね。
万城目さん、次回作は正々堂々と真っ向勝負をしてほしいもんです。