長嶋有「いろんな気持ちがほんとうの気持ち「読了
これもエッセイです。エッセイというのは、おしなべて「なんだかなぁ」というものが多いのだが、これはよかった。この作家の持ってる感覚、好きです。ちょっと皮肉っぽいんだけど、あったかい。でもそんなあったかさをおくびにも出さないような、そんな感じ。
しょーもない、瑣末な話が最初続いてて、それはそれで面白いんだけど、ずっとこんなんかよって思ってたら、違ってたのでほっとしました(笑)
「好きな作家はたくさんいる」の章でのサリンジャー論が出色でした。小説ってこうやって読むと面白いんだなぁと教えられました。ていうか、僕は長嶋さんのように賢くないんでこんなふうに読めないんですがねぇ(とため息をつく)
これもエッセイです。エッセイというのは、おしなべて「なんだかなぁ」というものが多いのだが、これはよかった。この作家の持ってる感覚、好きです。ちょっと皮肉っぽいんだけど、あったかい。でもそんなあったかさをおくびにも出さないような、そんな感じ。
しょーもない、瑣末な話が最初続いてて、それはそれで面白いんだけど、ずっとこんなんかよって思ってたら、違ってたのでほっとしました(笑)
「好きな作家はたくさんいる」の章でのサリンジャー論が出色でした。小説ってこうやって読むと面白いんだなぁと教えられました。ていうか、僕は長嶋さんのように賢くないんでこんなふうに読めないんですがねぇ(とため息をつく)