ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

ぶれる?

2010-11-20 23:36:27 | Weblog
 朝のうちに出勤、食欲低下患者さんの様子見。少しは水分が取れるようになり、昨日、高カリウム血症だったが、特に変わりなく、今日は昨日研修医が指示をしてくれた点滴対処で大丈夫見込み。 
 来週にはもっと回復が期待できそう。

 “Y”法相は止める止めないの両方のニュースが出て、“K”首相、昨夜は「頑張ってもらいたい」と言っており、今度反対側にぶれたら格好悪い。
 この辺り、尖閣列島漁船事件以来波浪警報持続といった感じで、腰がすわって無く、軸も揺れたまま。
 “薬害エイズ”の栄光で、折角期待されているのに本気度らしきものは伝わってこない。

 11月3日の“咳エチケット”ポスター、急げと言われて作ったら突然没(ボツ)。
 今夕から宵にかけて会合が二つ。初めのを軽めにすましたつもりだったけど、連続は結構後からこたえてきた。

※ 広州アジア大会の水泳結果、中国の層の厚さ鮮明。
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高カリウム血症

2010-11-19 22:45:14 | Weblog
 少し前から化学療法を始めた方、やや食欲低下以外はまずまずで、今日血液検査。
 血清カリウムがやや高くなっている。薬とこのところやってる点滴のせいと考えられる。
 研修医に連絡すると、「その結果は知ってるから、午後にもう一度検査しようかと思います。」
 朝検査して、その後何もしてないまま午後にやっても無駄。
 「やらなくていいよ。明日からの点滴、カリウムをなくしたら数日で戻るはず。」・・・と高カリウム血症状態を知りながら、明日からもカリウムの入った点滴を続けようとしており、気配り不十分は経験不足の為で、ここは、点滴の修正アドバイスでみていこう。
 こんな一点だけでなく、その周囲・背景をもみやって治療計画を立てていく。
 少々のずれは患者さんの身体が自己調節してくれるし、自己調節し易いように誘導するのが医療。これでちょっとだけ学習。

 今宵、近隣で学習講演会。話し終わって、座長が会場に質問を求めるが、シ~ン。
 仕方ないので、自ら挙手。中身はやや演者に迎合してしまったが、それでも、少しは役に立ったはず。

※ ノーベル平和賞授賞式へ6ヶ国辞退、16ヶ国保留と『コワッ!』 
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インフル1号

2010-11-18 22:58:40 | Weblog
 とうとう当院にもインフルエンザ患者1号が来た。
 昨日、お子さんが発熱、その夜に親御さん発熱し、今日来院。
 「インフルエンザが心配」と言われたが、その“感”正解。
 丁度、研修医も居てインフル迅速診断対象に最適。事前に何処から粘液を採るかを教えてから診察開始。
 聞くと今までに数回やったけど、インフルは“ゼロ”。
 咽頭は見にくくて、鼻腔から採取hし、結果は患者さんにとっては病気確定、研修医にとっては実習効果確認。
 今回の手技結果が得られたことは、自分の手技・手加減がOKだったことを体感、自信できたはず
 病棟で研修医に薬を一分間で注射するようにやらせると緊張が肌に感じられた。
 一分間と時間制限されると力が入ってしまが、これもゆっくりと注射する体験を積んで感じて貰う。

 広州アジア大会、水泳のメドレーリレー。最後のコンマ以下で抜かれ悔しく残念と思ったら、VTR判定で一位の中国は第一泳者と第二泳者の間が空いて、第二泳者が早く飛び込みすぎて失格、日本に“金”。
 安堵とともに、尖閣諸島VTRの捏造(ねつぞう)と言った国は何処だったかを思い出した。
 今回は逆捏造の時間もなく、怪しい審判団も出てこなかった。

 ハイチのコレラ、遠いところだけれど、ちょっとしたことで起こりうることを学習しておく注意。

※ “S”官房長官、「自衛隊は暴力装置」と余りにも正直で○○。
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労働環境

2010-11-17 21:53:45 | Weblog
 今週に入って、朝の空気は冷たく、冬は隣。
 予約外来、外来に行くと診療場所が狭くされており、こうしてくれとお達しがあったという。
 元々狭めで、圧迫感があるのに、さらに押し込められるのは『息苦しさを感じるからやめてよ』とお断り。うるさいオヤジと思われただろうけど、一瞬ではなく数時間坐して働くには苦しくなる。
 自分の労働環境の悪化には、当事者が反論するしかない。
 言うなら、自ら体感検証してから直接に言うべき。
 こんな事にかかわっていたら、遅れるので『もう知らん』とドンドン飛ばす。
 夕方、一人入院で終了も遅れた。
 この方、始め「入院したらどうですか?」と聞くと「帰る」と言う。 
 その後、やや自信をなくして「入院します」と二度手間だが、それだけ迷った。
 昨日の化学療法の方、副作用の出方は軽めで、こんなものならいけそう。

 広州アジア大会体操を見ると、特に女子選手の体型、書くと悪いけど、“子供”みたいで、今の体操競技は成長障害をもたらしているとしか考えられない。 
 いびつな練習やり過ぎ禁止か、これが出来ないなら体操競技そのものを止めるか見直さないとマズイんじゃないのって感じ。
 水泳は明日のメドレーリレーに期待するしかない。

※ “カン(菅)フルブログ”開設、カンフルはもう古い。“菅古(フル)ブログ”、ブレーンは誰? 
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化学療法

2010-11-16 22:33:17 | Weblog
 今日は一人の方に長い点滴。終わりが少しでも早くなるように開始を通常10時の所を9時開始。それでも、薬剤の終了は18時を過ぎ、その後は尿量確保目的の水分点滴が延々、ついでに明日まで続ける。
 昔は吐き気で辛かったが、良く効く吐き気止めが出てからかなり楽になった。
 それでも、きっと明日になると食欲は落ちる。
 これに耐え忍んで、はい上がってきて頂かないと、薬剤治療は続かない。
 明日は休憩し、明後日、明明後日と続けて終了。
 食欲が戻ってくるのは、その2~3日後位かな。
 この辺りは、個人差微妙に出る。
 患者さんには「うんざりして、いやになってもゴロゴロして、待っていて下さい、やがて食欲がもどってくるまで。」と気負わないように言うが、どうも気負いが感じられる。
 気負って身構えると、落ち込んだときは深みにはまる可能性。
 でも、効果判定は抗生剤ほど、きれいに見えてこない。

 白鵬は勝ってはい上がりかけ、稀勢の里も勝って波に乗れる?
 アジア大会水泳、今日も中国の層の厚さを見せつけられた。

※ “Y”法相「法と証拠に基づいて適切にやっている」、便利な言葉だ。
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白鵬 vs稀勢の里

2010-11-15 23:25:19 | Weblog
 早々に帰宅すると、結びの一番に間に合った。
 白鵬 vs稀勢の里、立ち会いは五分、稀勢に押し込まれ、その後白鵬に焦りと気負いが見られ、稀勢にはまだ焦りは見られず、稀勢の外掛けで双葉山が外掛けを掛けられた場面を思いだしたが、掛け方は甘く決まらず。四つからもみ合って、やばそうと思ったら、白鵬は腰が伸び、押されて土俵を割った。
 急な変化に焦りと気負い、白鵬の言葉で『勝ちに行ってしまった』姿勢がスキを見せてしまったようだ。
 伝説、双葉山の69連勝に届くか否か、抜いて欲しくもあり、欲しくもないと感じた人が多かろう。
 ともに力の入ったいい相撲だった。
 負ける日は、いつかは来るが予想よりも早かった。
 稀勢の里も今日の気合いを持続できれば、もっと上がれる。

 アジア大会水泳800mリレー、“昇龍”中国は層の厚さを見せつけての勝ち。
 さすがに10億の国、単純比例で日本に一人のエースがいたら、彼の国にはその10倍、10人のエースがいてもおかしくはない。

 週明けも仕事、何とか滑り出すが、気温も下がり気味で例年の如く空床が無くなってきた。


※ 白鵬63連勝でストップは谷風と同等だけど、気落ちが心配。
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猛虎昇龍

2010-11-14 22:23:15 | Weblog
 広州アジア大会、今夜の水泳を見ると、中国選手一杯活躍は、チャイナ→ドラゴン→“昇龍”の勢い、韓国選手フリースタイルの金メダルは、コリア→タイガー→“猛虎”が当てはまるイメージ。
 これに対して、日本選手の活躍は、“日の出”の勢いでもいいけど、龍虎に対する動物は何があるのか。
 龍虎ときたら、残りは朱雀と玄武だけど、中央の麒麟(キリン)もいた。
 玄武の亀はちょっとさえないし、中央の麒麟は偉そうにし過ぎだから、朱雀(=鳳凰)として、その羽を広げて懐の深さを示し、周囲を見渡して、その上を飛んでいく。
 現実は龍に巻き付かれ、虎に噛まれて飛び立てない。
 東京で女子バレーボール世界大会が行われているのに、アジア大会にもバレーボール種目があって、この重なりはよく分からん。
 昨日の日本 VS ブラジル戦、ブラジル選手が足を出してボールを拾い返しビックリ。
 アジア大会種目、有名になったカバディ、セパタクロー以外にも、囲碁・将棋・中国将棋なんかがあって、かなりローカルなのもアジアらしい。

 突然電話があって、患者さんの“行動制限”記入がなされていないという内容。
 こんな緊急性のない電話はヤメテクレと言いたいが事務処理にまじめ忠実な結果と考えて「ハイ、どうも・・・」
 数年前から、患者さんに危険防止目的で抑制帯やベッド柵を増やしたりするときに家族の同意を文書で得ることになっている。その前は、適宜口頭で話してOKだったが、この面倒は時代の流れかもだけど、書類確認仕事が増える一方。

※ サッカー日中戦、負けの中国チーム「釣魚島(尖閣諸島の中国語名)へ島流しだ」と言われる位なら平和。
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広州アジア大会

2010-11-13 22:27:53 | Weblog
 昨夜にオンコール電話で一人入院。
 この方の診療目的で、午前中出勤。超高齢者さんだったが、予想以上に元気で良かった。超高齢になると、ほんのふとしたことで予期しない急性増悪。
 最も多い一つが、食事をしていないのに誤嚥性肺炎を起こす。食べ物でなくても唾液が流れ込んでしまったりは避けられない。
 患者さんを診て、指示を修正して終了だが、最後はその方の体力による。

 気がつくと、中国広州アジア大会。
 夜、TVで水泳競技をみると、予選なしですぐ決勝なんてのもあり、オリンピックのキリキリ感はなく、アジアの素朴なニオイも残っていると思ったら、開会式の点火に演出家の娘が出てたりと、北京五輪に続いて未だ怪しい事をやってる。
 野球日韓クラブチャンピオンシップはロッテの完勝。韓国チームはアジア大会に選手を送っており、試合の時期はずらせば良かった。

※ インフルワクチン自己注射、折角だから腹に打つ、これでもいいハズ。
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秋の黄砂

2010-11-12 22:42:53 | Weblog
 何で今頃黄砂が来るのかと思ったら、中国主席の来日手みやげと思えば妥当。
 日本は中国方向から吹く風に惑わされているそのまんまでピッタリ。 

 今日はドック健診担当だったが、結構多めで質問も多々、昼食以外に休みは取れず、途中の電話も適当応対。
 オンコール当番医になってたのも、すっかり忘れていて電話が来ても全く動けず丸投げしかできない。
 後で見に行くと、若いのが診てくれていて感謝。
 来週入院予定患者、研修医と診る事になっていて、研修医に予定点滴を書いていて貰い、見て修正。
 まだまだ慣れて無いため、細かいことは足りないけども繰り返せば分かっていく。

※ 見られて困るVTRでもないのに、いい加減に“仙獄”。 
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カゼの中の肺炎

2010-11-11 22:58:09 | Weblog
 今日は新患外来。やや寒くなってカゼの方は増え気味。
 カゼの患者さんをドンドン飛ばして時間を稼いでいくが、紛れてそれ以上の患者さん。経過を聞いていくと、どうも良くなっていない。
 カゼを引いたまま仕事を続けて悪化してると推定。
 胸部レントゲン写真を撮ると肺炎の影、カゼを引いたままの少しの無理が肺炎を導いてしまった結果で想定正解。
 「これまでの生活で悪くなっていますから、これからは節制をしないともっと悪くなる可能性があります。もう今週は休んで下さい。でないともっと悪くなります。」
 自分の生活で悪化した事実を理解してくれたようで、点滴をして、抗生剤を倍量飲むように話して診療は終わり。
 研修医は、他の急患対応で来られなかったが、このようにカゼ患者の中に混じった肺炎を抜き出す診療を経験させられなかったのは残念。

 家に帰るとニューストップは今日も“海上保安官”関連ばかり。
 大岡裁きに期待するしかないが、現政権&検察は出来るかな?

※ “流出騒動中、海上保安官は中国人救助。”これも流したら。
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