ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

インフル大流行の確認

2015-01-08 22:01:53 | Weblog
 新年になって、初めての新患外来、やや早めに行くと、もう、5人以上が待っている。
 今日は研修医も来るからダッシュと、最初から飛ばそうとするも初めの数人はなんやかやと愁訴が多く、結局検査をして、その結果で考えるようになり、進まない。
 その後は、インフルらしいのや、かもの方がきて、迅速検査は全員A型陽性で、インフルエンザAが確定した。
 そして、その全員に初日吸入だけの薬を処方した。某内服の5日飲むより、初日だけの方が楽に決まっている。
 いつもよりも早めに研修医が来て、まだ、ダッシュ効果はでていない。
 多めなので、交替で診察をする。
 「インフル怪しい方、全員検査してもいい。」と許可して、検査やりまくると、一人を除いて全員A型陽性で、流行っているのを実感し、研修医は実技効果を体得したはず。
 除いた一人も状況証拠はインフルなので、インフル薬を処方する。
 迅速検査陰性は、検査は陰性だった事だけで、インフルではないという証明ではない。
 この辺りの認識が不十分で、昨夜の急患で来た患者さんがまた来た。
 「昨夜は、検査陰性だったので、明日、もう一回来るようにと言われた。」と来た。
 昨夜は適当な風邪薬を貰っており、今日の検査はもちろんA型陽性でインフル確定になった。
 昨夜の担当医は、迅速検査結果にとらわれず、それなりの診断をすべきで、検査にとらわれすぎの結果でもある。
 インフル以外の方々も混じっており、これらの為に遅れまくって、結局、新患外来を終えたのは15時30分になってしまった。

※ 除雪には、“ホワイトインパルス”ってのがあった。
コメント
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