S先生、昨日は「そんなこと言ってる場合ですか」なんて失礼なことを、<日本における産業組織の現状と課題>なんて本まで出している大学教授に対して口走ってしまいました。
ここに深くお詫び申し上げます。
それほど先生は屈託なく明るく、大学教授の肩書きなんかその辺に放り投げて我々と接してくれるいいやつなんです。(またまた失礼こいたか)
マスターの話によればこんな紳士もいた。
IJPC(イラン・ジャパン石油化学合弁会社)の仕事で責任者として派遣されたNは、イラン・イラク戦争に巻き込まれ、頭上を砲弾が、銃弾が飛び交う中を必死に脱出した。(これはぼくもNから直接聞いたことがある)
また、同じ商社の別なNは、やはり中東でスパイ容疑で地下牢に入っていたとか。
飯は臭くて食えない。ネズミが食いに来る。そのネズミを狙って蛇がうようよ。寝ているとのどの上を通り過ぎていくのだと言う。
そんな連中が、サロン<かなざわ>に、うまい食事を提供し、辛口のコメントを連発する気風のいいマスターの人柄(請求書に載ってない郷土の珍味をどれだけ振舞われたことか・・・)に惚れて集まってくる。
そして忘れてならないのは美人の奥様の優しい心遣いである。
マスターの書いた<ふるさと>の記から彼の人柄を探ってみよう。
わたし 自転車で三脚乗りができたのが小3年生の一学期 とにかく乗りはじめだから、いたるところに冒険旅行をしたかった 見知らぬ土地の悪餓鬼の恐怖「いじめ」もなんのそのであった 蛮勇をふるって実行したのです しかし恐かった でも夢は無難にかなったのです 敵対するを通る時は、樫の棒と丸い石をポケットにいっぱい詰め込んで走った 黒氏はずっと昔から曰く因縁の土地だ さすがに怖かった 死に物狂いで駆け抜けた 黒氏を一気に抜けて、一青、末坂、そして羽板につく 羽板は坪川と同じぐらい安全だ ほっとする 安堵する 羽板に着いた途端、安堵でどっと小便が漏れそうになる 緊張がほぐれて大量の小便が無限に、しかも遠くまで飛んだ 長い、長い間、おちんちんが75°に起っていた 目が虚ろになるなるくらい気持ちがよかった いわゆる、少年期の陶酔と言おうか「早すぎるか?」 恐怖の冷汗がスイスイと塩が引くように引いてゆく 引くにつれて、つくしんぼもだんだん萎縮してゆく ・・・
そして最後の文章。
田舎をたべに行きたい
野道をゆく
必ずと言ってよいくらいに野道に沿って雪解けの小川がある<
旬の旬がたむろしている
:ゆきやなぎ 水しぶきを浴びてぶらぶら
:川せり 流れの勢いに負けまいと踏ん張っている
:ふきのとう おまえはずっと雪の下にいてほしい
:つくしんぼ 土中から首を出してうろちょろと春を窺っている
「つくしんぼ あたりを窺い また床に」
:ゆきやなぎ 食卓の真ん中に一枝を活ける
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そして彼のお得意の料理で締めている。
川せり 五株 熱湯に茎から先に入れて、サーッとあげ
冷水に泳がす
フライパンにサラダオイル 小さじ一杯
味噌 大匙一杯入れて軽い焼き味噌を・・・
唐辛子 ひと振り「隠し味」
ごま 大匙 一杯 からいり
上記をすり鉢に移す
酒を少々加えて擦りこむ
3cm短冊のセリを入れ、混ぜ合わす
盛り合わせる
ふきのとう 五株 十字に切り込みを入れて高温の油に・・・
芯まで通らないうちに笊で掬う
油をきったら、すぐに軽く薄塩を振る
そのまんま食べる
つくしんぼ 五本 熱湯にいれた瞬間、笊で掬い上げる
冷水に泳がす
マヨネーズで食べる「アスパラと同じ食べ方」
「しこしこ茹での時間はアスパラの半分」
茶碗酒 「一盃 一盃 復 一盃」 李白
来週の土曜日は村の小・中学校の東京同窓会がございます 8人もきます
その他の日は天井の木目を数えています
マスターメールしてきました。
ここに深くお詫び申し上げます。
それほど先生は屈託なく明るく、大学教授の肩書きなんかその辺に放り投げて我々と接してくれるいいやつなんです。(またまた失礼こいたか)
マスターの話によればこんな紳士もいた。
IJPC(イラン・ジャパン石油化学合弁会社)の仕事で責任者として派遣されたNは、イラン・イラク戦争に巻き込まれ、頭上を砲弾が、銃弾が飛び交う中を必死に脱出した。(これはぼくもNから直接聞いたことがある)
また、同じ商社の別なNは、やはり中東でスパイ容疑で地下牢に入っていたとか。
飯は臭くて食えない。ネズミが食いに来る。そのネズミを狙って蛇がうようよ。寝ているとのどの上を通り過ぎていくのだと言う。
そんな連中が、サロン<かなざわ>に、うまい食事を提供し、辛口のコメントを連発する気風のいいマスターの人柄(請求書に載ってない郷土の珍味をどれだけ振舞われたことか・・・)に惚れて集まってくる。
そして忘れてならないのは美人の奥様の優しい心遣いである。
マスターの書いた<ふるさと>の記から彼の人柄を探ってみよう。
わたし 自転車で三脚乗りができたのが小3年生の一学期 とにかく乗りはじめだから、いたるところに冒険旅行をしたかった 見知らぬ土地の悪餓鬼の恐怖「いじめ」もなんのそのであった 蛮勇をふるって実行したのです しかし恐かった でも夢は無難にかなったのです 敵対するを通る時は、樫の棒と丸い石をポケットにいっぱい詰め込んで走った 黒氏はずっと昔から曰く因縁の土地だ さすがに怖かった 死に物狂いで駆け抜けた 黒氏を一気に抜けて、一青、末坂、そして羽板につく 羽板は坪川と同じぐらい安全だ ほっとする 安堵する 羽板に着いた途端、安堵でどっと小便が漏れそうになる 緊張がほぐれて大量の小便が無限に、しかも遠くまで飛んだ 長い、長い間、おちんちんが75°に起っていた 目が虚ろになるなるくらい気持ちがよかった いわゆる、少年期の陶酔と言おうか「早すぎるか?」 恐怖の冷汗がスイスイと塩が引くように引いてゆく 引くにつれて、つくしんぼもだんだん萎縮してゆく ・・・
そして最後の文章。
田舎をたべに行きたい
野道をゆく
必ずと言ってよいくらいに野道に沿って雪解けの小川がある<
旬の旬がたむろしている
:ゆきやなぎ 水しぶきを浴びてぶらぶら
:川せり 流れの勢いに負けまいと踏ん張っている
:ふきのとう おまえはずっと雪の下にいてほしい
:つくしんぼ 土中から首を出してうろちょろと春を窺っている
「つくしんぼ あたりを窺い また床に」
:ゆきやなぎ 食卓の真ん中に一枝を活ける
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そして彼のお得意の料理で締めている。
川せり 五株 熱湯に茎から先に入れて、サーッとあげ
冷水に泳がす
フライパンにサラダオイル 小さじ一杯
味噌 大匙一杯入れて軽い焼き味噌を・・・
唐辛子 ひと振り「隠し味」
ごま 大匙 一杯 からいり
上記をすり鉢に移す
酒を少々加えて擦りこむ
3cm短冊のセリを入れ、混ぜ合わす
盛り合わせる
ふきのとう 五株 十字に切り込みを入れて高温の油に・・・
芯まで通らないうちに笊で掬う
油をきったら、すぐに軽く薄塩を振る
そのまんま食べる
つくしんぼ 五本 熱湯にいれた瞬間、笊で掬い上げる
冷水に泳がす
マヨネーズで食べる「アスパラと同じ食べ方」
「しこしこ茹での時間はアスパラの半分」
茶碗酒 「一盃 一盃 復 一盃」 李白
来週の土曜日は村の小・中学校の東京同窓会がございます 8人もきます
その他の日は天井の木目を数えています
マスターメールしてきました。