昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

三鷹通信(30)ミニミニ講座(今年の目標)

2011-01-10 07:21:31 | 三鷹通信
 タテさんの<コーチング・ミニミニ講座>に参加した。

 2006年に第1回目を始めてから毎月1回、1人でも参加される人がいる限り続けようと思いながらも、今年で足掛け5年目53回目を迎えたそうだ。
 人の生き方を指南する講座だが、<ミニミニ>なんて名づけて、自然体でいかにもタテさんらしい。

 最初から参加されているTさんは、「最優先でこの会に参加することにしています」と言う。今年も地元で<初笑い落語の会>を開催して60名も集めたり、地元の活性化に大忙しの活動家の女性だ。この会でリフレッシュできるのだそうだ。
 ぼくは3回目の新参者だが今日の参加者は10名。
 奥さまが<ヨガ>を指導されているSご夫妻はインドのヨガの聖地<リシュケシュ>を訪問され、その空気、水の清らかさに感銘、世界各地からヨガの行者が訪れる。

 コーチ・タテさんから与えられた今日のテーマは<今年の目標>、それぞれが紙に書いてみる。そして二人一組で夫々の目標を聞きコーチ役を務める。そして目標が実現したイメージを書いてみる。
 例えば童話作家のHさんは「アメリカで童話を出版し、ニューヨークのウオール街を美人をかたわらにベンツに乗って颯爽と走っている」という具合だ。
 孫たちに負けないように勉強し、バイオリンも弾く多趣味のFさんは「ハワイで馬に乗り、頬に風を受けて走り回っている」

 

 建築会社で空間デザインの仕事をされているGさんは40代の現役だ。「自転車の走行を鎌倉や湘南海岸まで伸ばし、途中で仕事に関係する施設なども訪問、いずれはハワイを自転車で・・・」
 ヨガのご主人はすでに本を一作出版されているが、二作目をやはり、これもハワイでのんびりと読んでいる。
 コーチのタテさんは登山が趣味で、すでに百名山踏破されているが、今年は乗鞍岳?の縦走にチャレンジしている自分をイメージしていると言う。

 ぼくは今年の目標を<歌詞を書く>とした。
 ぼくの書くものは評価しようとしない妻に<あら、いいじゃない>と言わせるというささやかなイメージ。
 「汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしている・・・という伊勢正三作詞の<なごり雪>に触発されたのだ。
 コーチ役のGさんから投稿したらとアドバイスされる。たしかに、世に認められなければ妻が評価するわけがない。
 機会があれば投稿して、ブログにも書いてみて、だれか関心を持ってくれないかな。
 
 Gさんが、歌詞手帳を作ったらと言う。だな、気がついたら片っ端から書き留めていく。
 みんなにぼくの目標を発表したら、「レコード大賞期待しているよ」だって。
 こっぱずかしい。

 タテコーチは言う。
 目標が実現したイメージを経験済みの言葉を使って書いてみる。
 そして壁にでも貼って繰り返し読み、イメージし、想像体験することで脳への刺激となり、効果が期待できるようになる。


エール大学の卒業生に調査したそうです。
 「あなたは目標を設定していますか?」
 「その目標は書きとめてありますか?」
 「目標達成のための計画はありますか?」
 すべてイエスと答えた人は全体の3%だったそうです。
 そして20年後追跡調査しました。イエスと答えた3%の学生は幸せな結婚をし、仕事で成功し、家庭生活に満足し、健康状態も良好で、調査した人たち全員の総資産のなんと97%がその3%の人たちに集中していたそうです。
 

 <思ったことは実現する>
 この手法はアファーメーション(自己実現)と呼ばれる。

 たまたまその日の夕方、NHKの<夢を形にする言葉>というテレビを見た。

 5人組ロックバンドUVERworld(ウーバーワールド)が10年前結成した頃、観客は2人しかいないこともあったのに、昨年11月東京ドームを満杯にする大観衆を集めるまでに成長した軌跡を追ったものだった。
 バンド名は<自分たちの世界をも超える>という意味だそうだ。
 彼らが言う<革命を起こす>というのは、「自分たちの音楽を聴いた人たちの一人ひとりに何か変化を起こすこと」を意味している。

 まさに彼らは<夢を形にする言葉>でみんなに訴えかけているんだ。