町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

中学生議会開催

2009年11月01日 | 活動日誌
今日は、町田市議会の主催で、「まちだ中学生議会」が開催されました。
町田市議会が主催して、昨年に続いて二回目の開催となります。
中学生議員の質問内容やその答弁も、通常の議会本番さながらというところです。
未来思考の若い視点は、市政にとっても大変、大きな示唆を与えるものでした。環境問題についての質問では、未来を展望するような問い掛けが多く、大人より、この問題を敏感に感じているようです。
例えば、宅地開発などにより、町田の緑がどんどん失われていくことに、大変な危機を感じており、これを食い止める具体策なども提案しています。
また、農地が失われていくことや担い手不足など農業の衰退を、大きな課題として捉えており、授業で取り入れてほしいという提案もありました。
福祉や学校生活における課題については、理屈を抜きにして充実をしてほしいという切実な思いも伝わりました。
中でも、肢体不自由学級のある学校で、その学級に通う生徒(本人は仲間と呼んでいました)が移動に時間がかかり、学校生活に多くの支障をきたしていることから、エレベーターを設置してほしいという質問には、友を大切にしたいという思いが伝わり、とても、印象に残りました。政治には、不条理を解決しなければならないとのとの使命が求められていることをあらためて認識しました。

また、自転車に纏わる質問が多かったように思います。中でも、コミュニティサイクルシステムの導入については、大変、興味を持っているようです。
こうした新しい取り組みについては、若い世代のほうが、柔軟に受け入れ、使いこなしていくのかもしれません。

これからの若い世代に、町田という財産、人や生活文化、すばらしい緑を残すのは、私たち市政に携わる者の大きな使命であることを強く感じさせる一日となりました。

写真は、先日、かつての職場仲間数人で会った際に遭遇した丸の内でのコミュニティサイクルの自転車置き場です。たまたま、写したものが、携帯に残っていました。