マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

京成電鉄:赤電3300形 今昔

2013-01-23 00:30:00 | 私鉄(大手)
京成電鉄:赤電3300形 今昔


京成3300形は、昭和43年に登場した通勤型電車で、先にご紹介いたしました3200形と同様に2扉両開きとなっており外観上は殆ど変わりませんが、台車が空気バネとなった点が大きく異なります。
しかし、2次車以降はコイルバネとなり、標準化されています。

誕生時はもちろん非冷房であり、ヘッドライトが上部2灯となっていましたが、昭和59~61年頃にかけて冷房化、さらにヘッドライトを下部に移設するなどの更新工事が実施され、登場当初とはかなり印象が異なっています。



昭和55年5月 京成幕張駅にて 3333

非冷房時代のオリジナル3300形。
3333が急に目に入ったので、付けていた300mmレンズで強引に撮りました。ちょっとブレちゃってんですが・・・。
なかなか「3」が4つも並ぶ車号って無いですよね。忘れられない車両です。



昭和55年5月 京成幕張駅にて 3344

こちらは反対向きの3344。



平成21年10月11日 京成高砂駅にて

平成21年、京成100周年事業として塗装変更が実施されました。
変更は3種類、このオリジナル塗装も復活しています。







平成21年10月11日  柴又~京成高砂間にて

現在は4両固定のため、本線上にも顔を見せる運用がありますが、殆どは金町線や千葉線の運用となっているようです。
前面の改造により大きく印象が違ってしまうのは残念なところです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ
にほんブログ村